もくじ
TinyMCE テンプレートを使えば定型文に関わるストレスが激減する理由
ブログをずっと書いていると同じ表現を使いたい時ってありますよね。
ぼくの場合だったら、たとえばこんな場面です
。
このピンクで囲んだ部分はセキュリティソフトを使うことの重要性について書いているんですが、同じことをインターネットセキュリティに関係する他のページでも書いています。
以前はすべてのページにこの部分だけをコピーしていたんですが、さすがに面倒くさい!
そして変更があった場合には全部のページに修正をかけないといけない。これもまた超面倒くさい!
そんな時に導入したのが、テンプレートを簡単に扱えるプラグイン「TinyMCE テンプレート」というやつです。
このプラグインの何が素晴らしいかっていうとずばりこの2点です。
- 定型文を1箇所で管理できるので変更があっても楽!
- 定型文の編集が簡単!
このプラグインを使い始めてから定型文の入力が楽になりすぎて感動しまくってます。それではこのテンプレートの素晴らしさをご紹介していきますね。
定型文はショートコードで挿入すべし。定型文の変更が一瞬で終わるよ
まずこのテンプレートを使う最大のメリットは定型文(テンプレート)の管理が1箇所で行えるということ。
このプラグインを使わないと、定型文を変更したいという場合には、定型文を使っているすべてのページを変更する必要があるんです。
100箇所に同じ定型文を使っていたとしたら100箇所も修正しないといけないんですよ!
その点、TinyMCE テンプレートならたった1つのテンプレートページを変更するだけで100箇所すべてに変更が反映されるんです。めっちゃ便利でしょ!
テンプレートはショートコードを使うこと!
ここで非常に大事なポイントがあります。それは定型文をテンプレートとして登録する時に「ショートコードとして挿入」を「はい」にしておくことです。
これをすることによって、テンプレートの変更を1箇所で管理できるようになるのです。これを「いいえ」にしてしまうと、テンプレートを修正した時に手動で他のページを直さないといけなくなってしまいます。これじゃあこのプラグインを使ってる意味がないですよね。
TinyMCE テンプレートのインストール
それでは実際にTinyMCE テンプレートのインストールをやってみましょう。
まずTinyMCE テンプレートなどのプラグインをインストールする前にやっておいた方がいい作業があります。それはデータベースのバックアップです。
たまにプラグインのインストールで不具合が発生してデータベースが壊れてしまうことがあるんです。データベースが壊れるとどうなるか?
最悪の場合、ブログにアクセスできなくなってしまいます。
実際にぼくはこういう経験があるので、新しいプラグインをインストールする前には必ずデータベースのバックアップ取るようにしています。詳しくはこちらの記事に書いてます。
データベースのバックアップが完了したら、プラグインをインストールしていきましょう。
まずWordpressの管理画面の左にメニューが並んでいるのが見えると思います。このメニューから「プラグイン」→「新規追加」を選びます。
プラグインの検索画面が表示されるので、画面右上にある場所に「TinyMCE Templates」と入力します。そうすると自動的に検索されて結果が下の部分に表示されます。
インストールが完了すると「有効化する」というボタンが表示されるので、有効化ボタンをクリックします。無事に有効化が完了すると管理画面の左のメニューに「テンプレート」が表示されるはず。これが表示されたら成功です。
定型文を新規登録する方法
無事にTinyMCE テンプレートのインストールが完了したら、さっそく定型文のテンプレートを登録していきましょう。
管理画面の右メニュー「テンプレート」→「新規追加」をクリックします。そうするとテンプレートの新規登録画面が開くので、普段記事を書くのと同じように定型文として登録する内容を書いていきます。
具体的に入力する内容を簡単に説明しますね。
項目 | 入力/設定内容 |
---|---|
タイトル | テンプレートを識別するタイトルです。ブログを見に来る人には関係のないもので、テンプレートを挿入する時にどのテンプレートを挿入するか自分が分かるためにつけます。 |
内容 | 定型文として登録する内容です。普段、記事を書くのと同じように入力します。 |
ショートコードとして挿入 | 「はい」を選択します。「いいえ」を選択するとテンプレートを1箇所で管理できなくなるので泣きます。 |
全部入力できたら、「公開」ボタンをクリックするとテンプレートの登録が完了です。編集時にはこのボタンは「更新」と表示されます。
記事に定型文を挿入する方法
定型文をテンプレートとして登録できたら、実際に記事に定型文を挿入していきましょう。
定型文を挿入したい記事を開いて、定型文を入れたい場所までカーソルを移動します。
そして「テンプレートを挿入」ボタンをクリックしてください。
テンプレートの選択画面が表示されるので、挿入したいテンプレートを一覧から選んでください。
「テンプレートを挿入」ボタンをクリックすると、さきほどカーソルを合わせた場所にショートコードが表示されます。
今はこんな表示ですが、実際にこの記事をブログで見るとテンプレートで設定した内容がしっかりと表示されるのでご安心を!
まとめ
定型文は1箇所で管理すると本当にメンテナンスが楽になります。最初はテンプレートを登録したりと面倒だなと思うかも知れません。
でも同じ内容をいくつもの記事で使用するようになると、このテンプレートの威力を痛感することになります。
楽できるところは楽をして、その時間をもっと良い内容の記事を書けるように使っていく方が断然良いので、ぜひとも効率化に挑戦してみてください。
ぼくはこの快感を知ってから、このプラグインは手放せないですね。便利すぎる!