こんにちは、タバコが全然ダメなmoriです。
ぼくはタバコがめっちゃ嫌いです。
どれほどダメかって言うと、煙を吸うだけで呼吸困難になります。そしてめまいがしてぶっ倒れそうになるんですよ。
だから、タバコを吸う人が近くにいると速攻で逃げます。
- その人の煙が届かないような場所へダッシュ
- 煙が流れてこないように風上に行く
これがぼくがタバコから逃れるためにやってることです。
なかなか大変ですよ〜
タバコを吸わない人間でも煙が気にならない「電子タバコ」がすごい
ぼくはかなりタバコの煙には敏感だと自分では思ってます。
ちょっとでもタバコを吸われると、匂いでめまいがするからすぐに分かるんですよ。
そんなタバコが嫌いなぼくなんですけれども、最近ちょっと状況が変わってきたように感じます。
タバコを吸ってる人の中でも、電子タバコを吸う人が増えてきたんですよ。
電子タバコにおける成分分析の手法の開発に関する研究によれば、電子タバコの使用状況はこのようになっているそうです。
- 現喫煙者では直近30日間に男性3.2%、女性4.4%の使用経験
- 非喫煙者においても、男性3.5%、女性1.3%の使用経験あり。
喫煙者のうち3〜4%の人が電子タバコを吸っているということ。
さらにタバコを吸わない人でも電子タバコの経験があるんだそうです。電子タバコは安全というイメージがあるのかな?
ぼくのまわりではiQOS(アイコス)っていうやつを使ってる人が多いです。
最初は懐疑的でしたよ。
こんな風に思ってたんですけど全然違ったんですよ。
実際に電子タバコを吸ってる人の近くに行ったんですけど、全然煙たくありません。
ただ、普通のタバコと違った独特の匂いはあります。
この匂いはまだ苦手ですが、煙たさがなくなっただけでも大違いです。
電子タバコって、これまで自分が思っていたより全然良いんじゃないの?
これならタバコ大嫌いな非喫煙者のぼくでも許容できます。
電子タバコを選ぶ人は周囲の人に配慮できるできた人間というイメージ
非喫煙者のぼくが、いろんな喫煙者の人と会ってきて思うようになったことがあります。
電子タバコを吸う人の方がぼくのことを大事に思ってくれている
相手がどんな考えで電子タバコを吸っているのかは知りませんよ。あくまでもぼくの主観です。
でも、少なくともぼくにはこんな風に映るんですよね。
電子タバコを吸う人 | まわりの人に煙をまき散らさないように配慮のできるしっかりとした人間 |
普通のタバコを吸う人 | まわりに煙をまき散らしても平気な人間 |
ぼくの中では電子タバコを吸う人の方が好感度が高いです。
ご自身のイメージダウンにならないためにも、是非とも人前では電子タバコをオススメします。
喫煙者はまわりの人間の健康を害する権利はない。だからせめて電子タバコを吸って!
ぼくのタバコに対する考え方はこうです。
別にタバコを吸いたければ吸えばいい
でも、これには自分のまわりに誰もいない場所でという前提条件付きの話。
たくさんの人がいる前では、タバコを吸いまくって有害な煙を吐き出さないで欲しいんですよ。
よく喫煙者の人が言う言葉にこんなのがあります。
ぼくね、その言葉めっちゃ嫌いなんですよ。
タバコを吸った人が体調が悪くなって病気になる。それはその人の自由だし別に構わない。
でも、不特定多数の人がいる所でタバコを吸うっていうのはあなただけの問題じゃないでしょ?
ぼくみたいなタバコを吸わない人のところにも煙がやってきる。そして体調が悪くなっちゃう。
あなたの健康はともかく、あなたが他の人の健康を害する権利はないんです。
まさにタバコテロ。
もう一回言います。
一人の時はどうぞ好きなだけタバコを吸ってください。でも誰かがいるときにはせめて電子タバコにして!
日本で買える電子タバコ
これまでタバコに全く興味もなかったんですが、電子タバコについて少し調べてみました。
日本で販売されている電子タバコには大きく分けて2つの種類があるようですね。
- 液体を加熱して吸うタイプ
- タバコの葉を加熱して吸うタイプ
液体加熱タイプはニコチンを含まない
日本では薬事法のためニコチンの入った液体は販売できないので、このタイプの電子タバコはニコチンが含まれていません。
色んな風味の液体を使ってタバコを吸っているような感覚にさせてくれるみたいですね。
実際に、吸っている人の近くに行きましたが不快な匂いはまったくなかったです。
でも少し注意すべき点もあります。
2010年と少し前のことです。製品にはニコチンが入ってないと記載されていたにも関わらず、製品からニコチンが検出されたという事例もあったようです。
カートリッジの液体を調べたところ、全ての銘柄でジエチレングリコールは検出されなかったが、国内で販売されている25銘柄45味中、11銘柄15味でニコチンが検出された。
電子タバコの安全性を考える(発表情報)_国民生活センターより
でも、随分前の話ですけどね。
もうひとつのタイプはタバコの葉を加熱するタイプの電子タバコです。
これは冒頭にも書いたiQOS(アイコス)などが該当します。
iQOSの場合には、専用のヒートスティック(タバコの葉をペースト状に加工したもの)を加熱して吸います。
これの特徴は煙が出ないってこと(出てるのかもしれないけど気づかない)。タバコ特有の死にそうになるような煙がないのでまわりの人にもやさしいですね。
ぼくはiQOSを吸っている人に近づいても大丈夫でしたよ。
でも吸っている人はニコチンを吸っていることになるので健康には悪いでしょうけど…
iQOSなら吸っても良いってホテルもあるくらいなので、普通のタバコとは全然違うんでしょうね。
ホテル ザ・グランコート津西では
新たな試みとして『IQOS(アイコス)』が
吸える禁煙ルームを1室設定致しました。
火を使わず、灰も煙も出ないIQOSをお持ちのお客様はぜひこのお部屋をご利用くださいませ☆ご利用お待ちしています! pic.twitter.com/u16OhUvWHm— ホテル ザ・グランコート津西支配人 (@gcourt2) 2016年5月23日
電子タバコだから安全?いやいや禁煙が一番ですから
ここまで人前でタバコを吸うなら電子タバコを吸ってほしいと書いてきました。
でもやっぱり禁煙が一番ですよ。
電子タバコでも危険という理由をいくつか紹介しましょう。
- 食品に使われている成分でも加熱するから危険
- 電子タバコから紙巻きタバコに進むこともある
食品に使われている成分でも加熱するから危険
液体を加熱するタイプの電子タバコによく説明されていることに、こういう文言があります。
食品に使われている成分なので安全
でも、ここに大きな落とし穴があるんです。
厚生労働省に資料にこのような記載がありました。
プロピレングリコール、グリセロールは食品添加物としても幅広く使用されているものであるが、加熱して霧化する過程で、プロピレングリコールからメチルグリオキサール、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドが、グリセロールからアクロレイン、ホルムアルデヒドなどのカルボニル化合物が生成される。
簡単にいうとこういうことです。
食品に使われている成分だけど加熱すると変化して毒になるよってこと
電子タバコから紙巻きタバコに進むこともある
たしかに電子タバコと紙巻きのタバコを比較すると、電子タバコの方が健康に悪影響を与えにくいらしいです。
詳しくは「電子たばこから生成するアルデヒド類のリスク評価」を見てほしいのですが、電子タバコと紙巻きタバコのリスクを評価した結果がこちら。
電子たばこ(高発生銘柄) | 電子たばこ(低発生銘柄) | 標準たばこ(3R4F) | |
---|---|---|---|
ホルムアルデヒド | 懸念あり | 懸念あり | 懸念あり |
アセトアルデヒド | 懸念なしとは言えないが、より適切な有害性情報が必要 | 懸念なし | 懸念あり |
アセトン | 懸念なし | 懸念なし | 懸念あり |
アクロレイン | 懸念あり | 懸念なし | 懸念あり |
プロパナール | 懸念なしとは言えないが、より適切な有害性情報が必要 | 懸念なし | 懸念あり |
グリオキサール | 懸念あり | 懸念あり | 懸念なし |
メチルグリオキサール | 有害性情報が必要 | 有害性情報が必要 | 懸念なし |
電子たばこから生成するアルデヒド類のリスク評価より引用。一部編集
こういうことから、電子タバコだったら体に悪くないじゃないの?って思って電子タバコを始める人がいるんですね。
でも、電子タバコがきっかけとなって普通のタバコを吸うようになってしまう。これをゲートウェイ効果っていいます。
これは良くないですよね…
まとめ
喫煙者の方には、ぜひともタバコを吸うっていうことについてもう一度考えてみてほしいです。
特にまわりに人がいる場合、タバコの煙によって多くの人が苦しい思いをしているってことを。
タバコをやめろとは言いません。それは個人の自由だから。
でも、人がいる時にはできるだけ有害な煙を吸わさないように考えてほしいんです。
電子タバコもそういう時の選択肢として考えてほしい。
これは喫煙者としてのマナーです。
世の中に賢い喫煙者が増えますように。
そして禁煙に成功する人が増えますように…