先日業務スーパーで国産レモンがめちゃくちゃ安かったので買いすぎてしまいました。
レモンを見つけた時はあまりの安さ興奮して買ってしまったのですが、よく考えると使い切れない気が。
とりあえず唐揚げとジントニックに使ったのですが、まだまだ余っているのでパスタを作ることにしました。
シンプルなレモンパスタを考える
レモンパスタを作るということは決まりましたが、具体的にどんなパスタにするかはまだ全然決めていませんでした。
頭に浮かんだのはまずこの2ジャンル
- 洋風
- 和風
洋風だったらシンプルにオリーブオイルだけ使うか、クリームっぽくするか。
和風だったらレモン醤油かな。
なんて思考を巡らせます。
とりあえず手っ取り早く作りたかったので一番シンプルなオリーブオイルを使ったものを作らことにしました。
ペペロンチーノを作るような感じでやればOKですね。
レモンパスタの作り方
それではレモンパスタを作りましょう!
最初に大まかな流れかをざっくりと紹介しましょう。
ちょっとマルチタスクのような感じになりますけど、具材とパスタの準備を時間の流れで書いてみますね。
- 鍋に水を入れて火にかける
- ニンニクを火にかける
- 具材を切りながらフライパンに放り込んでいく
- 具材を切ってる時に湯が沸くのでパスタを投入
- 残りの具材を切ってフライパンへ
- 具材に火が通る
- パスタの茹で汁を具材に混ぜる
- パスタを具材に混ぜる
- 仕上げ
こんな感じになるはずです。
材料は冷蔵庫の中にある適当な野菜なんかを使いますよ。
1.ニンニクをじっくり炒める
まずは絶対に必要なものはニンニクです。これがなきゃ始まりません。
皮を剥いてみじん切りに。
フライパンにニンニクとオリーブオイルを入れて弱火でじっくり炒めます。
絶対弱火で炒めろ!
みじん切りにしたニンニクはめちゃくちゃ繊細。すぐに焦げちゃうので絶対ごくごく弱火でじっくり炒めてくださいね。
焦げたニンニクは苦くて食べられません!
ちょっと辛みを足した方がおいしいので唐辛子の輪切りをひとつまみ足しときました。
ニンニクから小さな泡が出てきて香りがたってきたらOKです。
2.具材を炒める
今回は冷蔵庫の中にあったもので使えそうなものを適当に選んでみましたよ。
具材を炒める時に気をつけることは炒める順番。
火の通りにくいものから先に炒めていきます。
まずはにんじん。固いので薄く切ると火の通りが早くなりますよ。
次はベーコン。これを入れるとパスタはぐっと美味しくなるので必須!
スライスベーコンじゃなくてブロックベーコンを厚めにスライスすると食感がよくなっておいしいですよ!
お次はたまねぎ。これも必須ですね!炒めるとうまみが溢れ出すたまねぎはぼくが一番好きな野菜です。
少し厚めにスライスして食感を楽しもう!
じっくり弱火で炒めますよ~
焦って強火にしないように!すぐに焦げちゃうから。
3.パスタを茹でる(1.2と同時並行でやる)
具材を炒めるのも大事だけど、パスタを茹でるのも忘れないで!
具材の準備をする前に鍋に水を入れて火にかけます。
大きめの鍋にたっぷり水を入れて塩を多めに入れます。
溶かした水をなめてみて、ちょっと塩辛いなと思うくらいでちょうどいいです。
逆に塩が少ないとパスタに味がつかなくて全然おいしくありません。オイル系のパスタは塩加減が極めて重要!
パスタは茹で上がった後、少し炒めるのでパッケージに書かれているゆで時間より短めに。
今回は表示より1分短く茹でました。
4.パスタの茹で汁で乳化させる
パスタをおいしく食べるなら乳化は欠かせません。
パスタをそのまま具材に混ぜてしまうと、油が浮いた状態になって油っぽくておいしくないパスタになってしまうんです。
ここで乳化をすると、油と水が良い感じで混ざり合っておいしいパスタになります。
ある程度具材が炒まったところで、パスタのゆで汁をフライパンの中に入れます。
おたまで1〜2杯くらいですかね。
こんな感じでフライパンと鍋を横に並べて作ると作業が楽です。
ゆで汁は少しくらい多く入れても気にしない気にしない。
火にかけていたら勝手に蒸発するのでOK。
少し多いかなと思うくらいでちょうどいいですよ。
ゆで汁が少ないとパサパサになって逆においしくないので、気持ち多い目がおすすめ。
ゆで汁を入れたら具材をよく混ぜて油っぽさをなくしていきます。よくかき混ぜるんです!
5.パスタと具材を合わせて完成
さて、クライマックスが近づいてまいりました。
いよいよ具材とパスタが出会う時。
パスタが茹で上がったら(表示時間より1分短めにしています)、鍋から直接パスタをフライパンへ。
さっきフライパンと鍋を並べて調理すると楽と言いましたが、このパスタを具に混ぜる時が横に並べて調理の最大のメリットなんです。
鍋をフライパンに横付けしてそのまま箸などでフライパンに移しかえます。
こうすると楽だし、パスタも冷めないので一石二鳥!
パスタを加えたら時間との勝負です。素早くかき混ぜる!
火が強いとせっかくの水分が蒸発してパサパサになっちゃうので、弱火のままでOK。
そして塩と胡椒を投入してさらにかき混ぜますよ。
今回はレモンを搾るので塩は控えめ。
レモンを使うと減塩にもなるのでいいですね〜
レモンを絞る時には茶こしを使うのがオススメ。これで種が入るのを防げます。
完成!
お腹が空いていたので適当に盛りつけちゃいましたが、スライスしたレモンを飾ったらおいしそうに見えますね。
レモンパスタの材料(1人前)
- パスタ:1人前 ※1
- ニンニク:2片
- たまねぎ:45g
- にんじん:30g
- ベーコン:30g
- レモン:1/4個
- オリーブオイル:大さじ1
- 唐辛子の輪切り(乾燥):ひとつまみ
- 塩:1g ※2
- ブラックペッパー:適量
※1 パスタの量
パスタはパッケージの表示通りでOKです。
※2 レモンを使うので塩は控えめに
いつもは塩を0.8%の濃さになるように使っているのですが、今回はレモンを入れるので塩分は控えめにしました。
ちょっと塩分は少ないですが、レモンの酸味でうまくカバーしてくれるのでおいしいですよ。
レモンパスタはさっぱりしてうまい!
レモンパスタは出来たてをすぐに食べます。
時間が経つと冷めてしまってまずくなっちゃいますからね。
一口食べるとレモンの爽やかな酸味と香りがふわ〜っと広がります。
これはなかないけますね!
唐辛子のピリッとした辛さもアクセントになっておいしい。
心配していた塩気のなさもまったく感じませんよ。
唐辛子は少し入れるだけでかなり辛くなるので、使う時には控えめに使うのがオススメです。
レモンパスタ作りに役立つグッズ
レモンパスタを作る時に役に立つものを集めてみました。
レモン
フレッシュなレモンは爽やかでおいしい!
国産レモンは安心でおいしいですね。
にんにく
パスタにはかかせないにんにく!
パスタ以外の料理にも大活躍なので、ぼくは常に冷蔵庫にいれてます。
にんにくが少なくなると不安になってしまうほど。
胡椒
カンボジアの完熟胡椒がお気に入り。
1房から1、2粒しかとれない貴重な胡椒なんですよ。
火を使わないので安心!火力調整も楽に出来るIHクッキングヒーター
家ではIHクッキングヒーターを使っています。
これは本当に便利ですよ。
火を使わないので安心なのはもちろん、火力調整も楽。
鍋をふきこぼしても拭くだけできれいになります。
もうガスコンロには戻れません。