こんにちは、4年近くカウンセリングに通ってるレイです。
ぼくは過去の色々なできごとで精神が崩壊し、カンボジアから帰国しました。
それからずっとカウンセリングを受け続けていて、精神の安定を取り戻すように毎日を過ごしています。
これまでカウンセリングを受けてきて、自分のメンタル面や生活の改善に役立つアドバイスをたくさん受けてきました。
その中から今でも自分で実行していることを自分へのメモの意味も兼ねて紹介しますね。
今回は何をやっていいのかさっぱり分からなくなった時にもらったアドバイスです。
やることが山積みで手がつけられない現実
ぼくは結構気持ちの起伏が激しくて、鬱っぱい時には一日中寝込んでいます。
一方、元気な時は自分でも疲れるほど活動的になるんです。
そんな活動的な時には、やりたいことが頭の中に次々と浮かんで来てやる気がみなぎります。
やる気があるのはいいことですが、やりたいことがあるのに多すぎてどれも中途半端。そんな自分に対して自己嫌悪に陥るんですよ。
そうするうちに鬱状態に落ちていくっていう悪循環。
こんな時にどうしたらいいのか?
カウンセラーの方に相談してみたんです。
やるべきを実行する手順
カウンセラーの方はこんなアドバイスをくれました。
頭の中でいろんなことが浮かんでしまって混乱する。そんな時には一旦紙に書き出すのがおすすめ。
頭の中にあるものを全部目に見える形にしてしまうのが第一歩です。
【1】頭に思い浮かんだことを付箋に書き出す
まずは付箋とペンを用意します。
やりたいことをあとで分類するので、いろんな色の付箋を用意するのがおすすめです。
まずは分類など考えずに、同じ色の付箋に今やりたいことを書きだしていきましょう。
こんなことを書いてもいいか?
と思うことでも気にせずどんどん書いていくんです。こんなにやりたいことがあるんだって自分でも驚くかも。
もしかしたら、思ったよりやりたいことが少ないと思うかも知れませんね。
ぼくの場合は100個くらいやりたいことがあると思ってたんですが、実際に書き出してみると20個ほどしか出てきませんでした。
あんまりたくさんの事を望んでいないのに、頭の中では途方もない数の望みがあるんだと勘違いしていたみたいですね。
【2】書き出した内容を分類する
思いついたまま書き出した「やりたいこと」のリスト。
そのままではぐちゃぐちゃで何が何だか分かりません。
そこで次の作業では、書き出した内容を分類していきます。たとえばこんな感じです。
- 毎日の生活でやりたいこと
- 時間があればやりたいこと
- 体を動かすこと
- 長期的な目標や夢
書き出した内容には、毎日の生活でやりたいと思ってること(英語の勉強、ブログを書く、料理を作る)や遥か遠くの夢(ニューヨークに行く)などが混ざりあっています。
これを整理していくんです。
- ブログを書く
- 英語の勉強
- ピアノ
- 料理
- 不要品を売る
- 部屋の掃除
- カンボジア語の勉強
- 調理科学の本を読む
- プログラミング
- 柔道
- アイスホッケー
- 筋トレ
- 水泳
- ストレッチ
- 和菓子食べ歩き
- 海外旅行
- 国内旅行
こんな感じで分類してみました。
この分類の時に、付箋の色を変えると一目でどんな種類のやりたいことなのかが分かるので便利ですよ。
これで自分がどんなことを望んでいて、それぞれの望みがどんな性格のものかがずいぶんよく分かるようになりましたね。
次のステップでは、それらをさらに詳しく分類していきますよ。
【3】それぞれ「やりたいこと」「やらないといけないこと」に分ける
このステップでは毎日の生活で何をやって何をやらないかを決めていきます。
だから「長期的な目標や夢」についてはここでは触れないことにしますね。
あくまで毎日の生活の中で、あれもこれも中途半端に手を着けることのないようにするための作業です。
分類したそれぞれのリストの中身を「やらないといけないこと」と「やりたいこと」に分けます。
「やらないといけないこと」はその文字の通り、やらないと生活ができなくなったり、望む人生が送れなくなってしまうものです。
さっきのリスト「毎日の生活でやりたいこと」を2つに分けてみました。
- ブログを書く
- 英語の勉強
- ピアノ
- 料理
- 不要品を売る
- 部屋の掃除
- カンボジア語の勉強
今のぼくはとにかくブログを書くのが楽しくて、これからももっといろんな事を発信していきたいと思ってます。
だからとにかく毎日何かしらの文章をアウトプットしないといけません。
実際にブログの公開までいかなくても、ブログの構成を考えたり下書きをする、調べ物をするのも「ブログを書く」としています。
なんらかのアウトプットに関することを毎日実行するのが、ぼくの「やらないこと」です。
英語の勉強も、カンボジアをはじめとして色んな国の色んな人や物に出会いたいので「やらないといけないこと」です。
逆に「ピアノ」や「料理」は趣味なので、毎日絶対やらないといけないとは限りません。
こんな感じで「やらないといけないこと」と「やりたいこと」に分けると、必然的に優先順位がつきますよね。
優先順位がつくと、何からやったらいいのかがすぐに分かるようになります。
【4】それぞれ順番をつける
やりたいことリストの整理も大詰めです。
「やらないといけないこと」と「やりたいこと」それぞれにさらに優先順位をつけていきますよ。
今、考えている最優先の「やらないといけないこと」から順番をつけていきます。
クリアファイルにこんな感じで書き出したリストを貼りつけていきましょう。
「やらないといけないこと」の方が「やりたいこと」より優先順位が高いので、リストの上になるのはわかりますよね。
- ブログを書く
- 英語の勉強
- ピアノ
- 料理
- 不要品を売る
- 部屋の掃除
- カンボジア語の勉強
こんな感じで、それぞれの項目で優先順位をつけてクリアファイルに貼りつけます。
やりたいことは全部付箋に書いてるので並べ替えも簡単。
【5】クリアファイルに張り付けて毎日確認して行動する
さあ、これで頭の中にあったぐちゃぐちゃと漠然とした「やりたいこと」が可視化されました。
それもしっかりと優先順位順で並んでいるので、何からやっていいのか迷うこともありませんね。
あとはこれを実行するだけです。
毎日朝起きたら、このクリアファイルを見てください。
毎日やることを上から順番にやっていきましょう。
最優先は「毎日の生活でやりたいこと」です。このリストの一番上から順番に実行していくと、本当に自分のやりたいことで優先順位も高いものをしっかりとやっていけますよ。
同じように「体を動かす」も大事なので、最優先のものを片づけたらこっちにも取りかかります。
これも順序づけしてあるので上から順にやっていきます。
ぼくはこんな感じで優先順位をつけました。
- アイスホッケー
- 柔道
- 筋トレ
- 水泳
- ストレッチ
これは上から順番に見ていってやれるものを一つやるというルールにしました。
例えばアイスホッケーの練習がある日はアイスホッケーに行く。
アイスホッケーがなくて柔道がある日は柔道に行く。
それもないなら筋トレ。といった感じで何か一つ必ずやるようにします。
とにかく面倒くさいという感情な抜きにして機械的に実行するのがコツです。
同時にやらない。ひとつずつ確実に片づける
何かをやってる時には他のことはやらない。
これはとても大事。
ぼくはいくつも色んなことを同時並行で進められないので、これをやると決めたら一区切りつくまでは一つの事に集中します。
これは人によりますけど、なにかやることをしっかりと見定めて行動するほうが結果としてちゃんと前に進めるような気がしますね。
まとめ
最後にもう一度簡単にまとめておきます。
やりたいことを洗い出して目に見える形にすることが大切です。
- やりたいことを全部書き出す
- 毎日やること、運動、目標などに分類する
- それぞれに順番をつけて一つずつ実行する
これをやるだけで、闇雲に色々手を出して中途半端になるのは避けられます。
一歩ずつ確実に前に進みましょう!