優雅な生八ツ橋「小町花伝」はニッキと抹茶がしっかり主張しておいしいよ

スポンサーリンク
京栄堂「小町花伝」八ツ橋
スポンサーリンク

こんにちは、これまで100種類以上の生八ツ橋を食べてきたマニアのレイです。

京都の山科に本店のある八ツ橋屋さん・京栄堂の生八ツ橋を紹介します。

京栄堂の生八ツ橋は名前が美しいんですよね。

源氏物語を生んだ京の雅の文化と伝統を大切に作られているとあって、ほんとうに美しい名前の生八ツ橋なんですよ。

八ツ橋にはこんな名前がつけられているんです。

  • 八ツ橋:天津姫
  • 生八ツ橋:春吹雪
  • つぶあん入り生八ツ橋:小町花伝
  • つつみ生八ツ橋:去来花

このページでは生八ツ橋の定番中の定番・あんの入った生八ツ橋(ニッキと抹茶)を紹介します。

小町花伝(ニッキ)

スポンサーリンク

小野小町にちなんだ生八つ橋「小町花伝」

京栄堂のあん入り生八ツ橋は「小町花伝」という名前です。

「小町」とは古今和歌集で美女と絶賛された「小野小町」のこと。

有名な歌がありますよね

花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに

小野小町 – Wikiquoteより

この歌は百人一首にも収められているので聞いたことがありませんか?

小学生の時に百人一首を覚えることにハマった時期があるんですが、その時に覚えた記憶がありますよ。

「小町花伝」はこの歌にちなんで作られた生八ツ橋です。

生八ツ橋といえばこれ、という定番中の定番の生八ツ橋。

ニッキをたっぷり使った生八ツ橋の皮で、たっぷりの粒あんを包んでいます。

小町花伝(ニッキ)

もう一つは抹茶。

鮮やかな緑色が美しいですね。

小町花伝(抹茶)

1個から60個入りまで豊富なラインナップ

「小町花伝」は豊富なラインナップが特徴です。

一人でおやつがわりに食べる1個入りから60個も入った箱入りまで揃っています。

特におおっ!って思ったのは1個だけ入った袋入りの生八ツ橋を見つけた時ですね。

これまで生八ツ橋のばら売りは見たことなかったんでちょっと感動しちゃいましたよ。

たくさん食べられないから1個だけっていうニーズにぴったりですよね。

値段ははっきりと覚えてないんですが、1個70円ちょっとだった気がします。

ちょっと小腹が空いたときにピッタリ!

ちなみにぼくが買ったのは7個入り。

簡単なパック詰めなので家庭用の生八ツ橋だと思います。

柔らかい生八ツ橋が潰れないように、ちゃんとフタがかぶせてあるが良いなって感じました。

贈り物にふさわしい箱入りもあります。

60個はさすがに多すぎだと思いますが、たっぷり食べられていいかも。

「小町花伝(ニッキ)」はさわやかなニッキの香りとさっぱりとしたつぶあんがおいしい

パックを空けた瞬間ニッキのいい香りが部屋中に広がりました。

小町花伝(ニッキ)

さわやかで心地いいニッキはなんでこんなにも幸せな気持ちにさせてくれるのでしょう。

もう食べる前から気持ちは高なる一方。

柔らかな生八ツ橋は少し大きめの食べ応えのありそうです。

生八ツ橋を手に取り香りを楽しみますよ。

ニッキのさわやかな香りを思い切り吸い込むと心が癒されます。

生八ツ橋の皮はもっちり、そして少し弾力のある噛みごたえがあります。

口の中でじっくりと噛みしめるとニッキの清々しい香りが口の中に広がり、ちょうどいい甘さ。

中にはたっぷりの粒あんが。

粒あんがたっぷり入った小町花伝(ニッキ)

小豆の粒がたくさん入った粒あんで、小豆のおいしさが存分に味わえますよ。

小豆好きにはたまりません!

粒あんの量も言うことなし。たっぷり入ってます。

この粒あんは甘さ控えめなので、たくさん入っていてもペロッと食べられるんです。

これはいくつでも食べられますね。

「小町花伝(抹茶)」舌を突き刺すような苦味がおいしい

鮮やかな緑色の生八ツ橋は抹茶味。

小町花伝(抹茶)

少し大きめの生八ツ橋は柔らかくておいしそうですね。

生八ツ橋にはうっすらときな粉が振りかけられていて、鮮やかな緑ときな粉の黄色がなんとも美しいです。

まずは香りのチェックから。

鮮やかな色からは濃厚な抹茶の香りを想像してたんですけど、意外と香りは少なくてあまり抹茶の香りはしませんでした。

ところが実際に食べてみると、舌を突き刺すような鋭い苦味を感じたんですよ。

ズドンという濃厚な苦味が一口目にやってきます。

食べた後、口の中に抹茶の香りが広がるんですが広がり方が独特。

ふわっと広がるんじゃなくて、狭い範囲に深く広がる感じです。

皮だけ食べるとかなり抹茶の刺激が強い生八ツ橋ですね。

でも、中に入ってる粒あんと一緒に食べるとまた違った一面を見せてくれました。

粒あんはたっぷり入ってるので、あんと一緒に食べると粒あんの甘さが勝ってしまうんです。

粒あんがたっぷり入った小町花伝(抹茶)

抹茶の鋭い苦味も粒あんの中に消えてしまいました。

食べる時にはちょっと工夫するとおいしくいただけそう。

  1. 皮だけ食べて抹茶の苦味を楽しむ
  2. 餡と一緒に食べて小豆の甘さと風味を楽しむ

小町花伝の詳細情報

「小町花伝」は京栄堂のお店の他、インターネットでも購入できます。

ぼくは椥辻(なぎつじ)にある本店で買いましたよ。

京榮堂 椥辻本店

八ツ橋製造所と書かれた倉みたいなところもあっておおっ!ってなりました。

京榮堂の八ッ橋製造所

椥辻本店は地下鉄東西線「椥辻」駅から歩いて5分ほど。

駐車場もあるので車で来てもOK。

ただし前の道がめっちゃ狭いので車の運転はちょっと怖かったです。

価格1個入り:70円くらい
7個入り:324円
14個入り:756円
20個入り:1,080円
30個入り:1,620円
40個入り:2,160円
60個入り(30個×2段):3,240円
原材料【ニッキ】小豆餡、米粉、砂糖、きな粉(国産大豆使用)、桂皮末、酵素、香料
【抹茶】小豆餡、米粉、砂糖、きな粉(国産大豆使用)、抹茶、酵素、クチナシ色素、紅花色素
賞味期限6月〜9月:5日間
10月〜5月:7日間
購入できる場所京榮堂のお店
購入できる時期通年

※2019年3月26日現在

小町花伝(ニッキ)の表示

小町花伝(ニッキ)の食品表示

小町花伝(抹茶)の表示

小町花伝(抹茶)の食品表示

いろいろな生八ツ橋

これまで食べてきた生八ツ橋は「【京都土産】生八ツ橋の種類を徹底紹介!マニアが定番から珍しい味まで100種類以上まとめたよ」で紹介しています。

八ツ橋専門サイトを作ったよ!

八ツ橋だけを集めたサイト「やつはしの森」を新しく作りました。

生八ツ橋だけじゃなくて、焼菓子の八ツ橋や八ツ橋の仲間のお菓子なども一緒に紹介しています。

八ッ橋の森やつはしの森
タイトルとURLをコピーしました