こんにちは、毎年カンボジアに行くレイです。
カンボジア旅行で欠かせないのはインターネット。
あんまり知らない国で一番頼れるのはインターネットなのは間違いなしです。
カンボジアに旅行で行った時、インターネットを使う方法は大きくこの2つに分けられます。
- 日本で海外Wi-Fiルーターをレンタルする
- 現地でSIMカードを購入する
一番便利なのは日本でレンタルする海外Wi-Fiルーター。
現地で何も手続きする必要がなくて、現地についたら電源入れるだけでネットに繋がりますからね。
そのやり方は「【海外Wi-Fi】グローバルWi-Fiの申込から返却までの手順と使い心地まで詳しく紹介するよ」に詳しく書いてます。
現地SIMカードのメリットは?
現地でSIMカードを購入するメリットは何なの?
最大のメリットは値段です。
すごく大雑把に言いますが海外Wi-Fiルーターの1日の利用料金は、海外SIMの1週間分の料金より高いです。
ぼくが利用した時、グローバルWi-Fiの1日あたりの料金は970円でした。
一方、カンボジアで有名な通信会社Cellcard(セルカード)は1週間ネットを使ってもたったの6ドル(916円)。
通信費を節約したいなら断然現地でSIMカードを購入する方が安上がりです。
SIMカードの買い方
ここでは旅行に便利なツーリストSIMの買い方を紹介します。
ツーリストSIMは空港で買えるので、カンボジアについたらすぐにネットが使えますよ。
ただし、夜遅くなると店が閉まってしまうので到着便には気をつけましょう。
プノンペンの空港では税関を通って建物から出ると目の前に携帯電話のお店があります。
プノンペン空港の携帯電話ショップ
好きな電話会社のブースに行ってください。
各電話会社のSIMカードについてはこのあとで紹介します。
お店に行く前にやっておいた方がいいことを書いておきますね。
- 日本で使っていたSIMカードをスマホから抜いておく
- スマホの言語設定を英語に変更しておく
これをやっておくとお店の人が設定しやすくなります。
お店では滞在する日数を伝えてください。
料金を提示してくれるので、問題なければスマホをお店の人に渡します。
あとはお店の人が設定までやってくれます。時間は数分で終わるのでそのまま待ちます。
設定が終わったらスマホを返してくれるので、その場でネットに繋がるかどうか確認しておくと安心です。
問題なければお金を払って終了です。
通信会社ごとの料金
カンボジアには通信会社が数社あって、空港でSIMを販売しています。
それぞれの特徴と料金を紹介しますね。
Cellcard
Cellcard(セルカード)はカンボジアで結構信頼のある会社で、ボランティアで初めてカンボジアに来た時にも支給されたのはこの会社のSIMでした。
ただ、個人的にはこの会社は地域によって使えなくなることがあるのが気になりますね。
プノンペンなどの都市部ではまったく問題なく使えますが、すごい田舎にいくと圏外になってしまうことも。
辺鄙な場所に行く予定があるなら、次に紹介するMetfoneがいいです。
利用料金は以下の通り。
基本は7日間で、それ以上滞在する場合には追加できるようです。
ちなみに空港のショップでは滞在日数を伝えたら、最適なプランで設定までやってくれました。
プラン | 料金 | 有効期間 | データ通信量 |
---|---|---|---|
Tourist SIM Pack | 6ドル(916円) | 7日間 | 5GB/日 |
【延長】$2 | 2ドル(305円) | 7日間 | 4GB |
【延長】$5 | 5ドル(763円) | 30日間 | 8GB |
【延長】$10 | 10ドル(1,526円) | 30日間 | 18GB |
参考:Tourist SIM Pack | Cellcard
Metfone
カンボジアの田舎でも結構繋がるのがMetfone(メットフォン)です。
タイとの国境にある天空の遺跡・プレアヴィヒアやベトナムとの国境にあるスヴァイリエンに行く時にはMetfoneのSIMを購入しておくと安心です。
Cellcardより値段も安くて、データ通信量も無制限(Unlimited)なのでおすすめですよ。
もちろんプノンペンなどの街中でも問題なく使えます。
- 5ドル(763円)で7日間利用可能
- 1日あたりデータ通信量は無制限※
※データ通信量が無制限となってますが、実際には容量に制限があるような気がします。
あまりにも無茶苦茶な使い方をしなければ大丈夫でしょうが、一応気にしておいた方がいいと思いますよ。
Smart
個人的には若い人がよく使っている印象があるのがSmart(スマート)です。
圧倒的に値段が安くて、SNSが無制限に使えるプランが用意されていたりとネットをよく使う人にはピッタリなSIM。
ぼくも使ったことがありますが、Cellcardなどと比べて少し通信は不安定に感じることがありました。
でも、7日で3ドル(458円)という安さはずば抜けています。
よく利用するであろうプランを3つ挙げておきますね。
プラン | 料金 | 有効期間 | データ通信量 |
---|---|---|---|
3 USD SIM | 3ドル(458円) | 7日間 | 25GB |
5 USD SIM | 5ドル(763円) | 15日間 | 35GB |
10 USD SIM | 10ドル(1,526円) | 30日間 | 60GB |
このうち「5 USD SIM」と「10 USD SIM」プランはSNSは無制限で利用できます。
対象のSNSは次の5つです。
- LINE
- Viber
- WhatApp
参考:Smart Traveller SIM – Plans – Get Smart – Smart Axiata
Seatel
Seatel(シーテル)はこれまでに紹介した3つの会社と比べると少しマイナーな会社です。
料金体系も少し変わっていて、料金は少し割高。
ただ通信はとても安定していて快適に使えましたよ。
プラン | 料金 | 有効期間 | データ通信量 |
---|---|---|---|
3 Days Pass | 3ドル(458円) | 3日間 | 無制限 |
5 Days Pass | 5ドル(763円) | 5日間 | 無制限 |
10 USD SIM | 10ドル(1,526円) | 10日間 | 無制限 |
参考:yes 018 – Faster 4G xperience
さいごに
カンボジアのインターネットは日本と比べると信じられないほどの安さです。
最後に海外Wi-Fiルーターのレンタルと現地でSIMカードを購入するメリット・デメリットをまとめておきます。
海外Wi-Fiルーターメリットとデメリットはこちら。
海外Wi-Fiルーターのメリット
カンボジアに着いたらルーターの電源を入れるだけでネットが使えます。
複数の人でネットを使ったり、パソコンやタブレットなどスマホ以外でもネットに接続する場合もルーター一台で共有できるのんで便利ですね。
海外Wi-Fiルーターのデメリット
現地でSIMカードを買うのに比べて費用がかかります。
たくさんデータ通信をする場合は結構な金額が必要。
また、ルーターのバッテリー切れに注意しないといけません。
次に現地でSIMカードを購入するメリットとデメリットです。
現地SIMカードのメリット
圧倒的に安いです。
カンボジアの電話番号もついているので、現地で電話をかける必要があるときにも利用できます。
現地SIMカードのデメリット
カンボジアに到着してからショップで契約する手間がかかるのがちょっと面倒。
深夜便などで到着した場合、ショップが閉まっていてすぐにネットが使えるようになりません。
それぞれのメリットとデメリットを考えて、旅行に便利なネット環境を見つけてください。
おすすめの海外Wi-Fiルーターはこちら。