「氷室」は遥か昔の宮中にちなんだ特別なお菓子

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氷室の中身和菓子
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こんにちは、お菓子が大好きなレイです。

6月になるとかなり暑くなってきますよね。かき氷がおいしい季節です!

今回紹介するお菓子は氷をイメージした和菓子「氷室」。たねやげ5月31日と6月1日の2日間だけ販売しているお菓子なんです。

氷室の中身
たねや「氷室」
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夏の貴重な氷を貯めていた「氷室」

氷室は昔、氷を貯蔵するのに使われていた場所のこと。

昔は冷凍庫なんてなかったので、夏の氷はめちゃくちゃ貴重だったんです。

冬にできた氷は氷室の中で貯蔵され、夏になると宮中行事で使われました。

当時、宮中では旧暦の6月1日に氷室から氷を運んで食べる風習があったんですが、まさに身分が高いからこそ貴重な氷が使えたんですね。

たねやの氷室は、その習わしをお菓子にしたもの。

氷室の紹介

ちなみに京都では6月30日に行われる夏越の祓に水無月を食べる風習があるんですが、それもこの宮中行事が元となっています。

当時、一般庶民は夏に氷を口にできなかったので代わりに白い外郎ういろうを氷に見立てたんです。

たねやでも夏越の祓に水無月が販売されますよ。ボリュームがあっておいしいのでおすすめ。

道明寺と外郎の涼しげなお菓子「氷室」

氷室のパッケージは氷の冷たさをイメージした銀色。見るからに涼しげですね。

氷室のパッケージ

お店でパッケージを手に取ったらひんやりとしていたので、お店の人に聞いてみました。

レイ

冷やして食べるんですか?


店員さん

冷やしすぎると固くなるので、食べる前に少しだけ冷やしてください

冷やしすぎると味が落ちるみたいですね。今回は30分ほど冷やしてから食べましたよ。

箱の中には小さくて丸いお菓子が6個。直径はだいたい4.5cm。

白いお餅のようなものに鮮やかな赤色の三角のあんがのってました。

すごく鮮やかで美しいです!

氷室の開封写真

氷室の表面は外郎の生地で覆われていて、ものすごくぷるんぷるん。

すごく涼しげな外観で、本当に氷をイメージしたお菓子なんだなと思いました。

三角の赤いあんは鮮やかでいいアクセントになってますね。

氷室の中身

中にはたっぷりの道明寺が入ってます。

道明寺の一粒一粒がすごく細くて、キラキラと光ってる感じはまるで氷のような美しさ。

ほんのりと白味噌の香ばしい香りが漂って食欲をそそります。

氷室の断面

味は外郎と桜餅を同時に食べたような感じです。

ういろうのつるんとした舌触りと、道明寺のもっちり感が同時に味わえるなんて贅沢!

ほんの微かに感じる白味噌の風味もまたすごく上品で美味しいです。

レイ

道明寺が大好きなんでこれは本当にたまらない!

桜餅のまわりの部分だけを思いっきり食べる夢が叶ったようです。

上にのってる赤い餡はまた違った食感でちょっと固め。

見た目だけじゃなくて、食感としても良いアクセントになってますね。固めだけど味はあんこ。

一個食べても、またすぐに食べたくなる美味しさです。

それはハマってしまいました。

「氷室」は2日間限定の特別なお菓子

氷室は1年でたった2日間しか販売しない貴重なお菓子です。

購入できるのは5月31日と6月1日だけですよ。

幸い販売しているお店は多くて、たねやのお店で購入できるので足を運んでみてください。

絶対に買いたいなら前もってお店に予約を入れておくといいと思います。

日持ちは1日なので、買ったらすぐに食べてくださいね。

食品表示と栄養成分表示はこちら

氷室の食品表示と栄養成分表示

お会計をしている時に店員さんから次のおすすめを紹介されました。6月は限定のお菓子が多いみたいですね。

次は6月15日に2日間限定のお菓子が発売になるそうです。

写真を見せてもらったんですが、これもめちゃくちゃ食べたいと思わせる外観。

きっと買いに行くと思います。

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