Wi-Fiが切れてしまう原因は電子レンジだった
自宅で利用しているWi-Fiが時々全く繋がらなくなってしまう。こんな経験したことありませんか?
無線ルーターを別の階に置いているので電波が時々届かなくなるのかな?
と思っていたんですけどどうやら違ったみたい。
原因は電子レンジでした。
よく状況を考えてみたら、Wi-Fiが繋がらなくなる時にはいつも電子レンジを使っていたんです。
Wi-Fiを繋がらなくしてしまう原因は、その電子レンジから発生する電磁波だったんですね。
電子レンジの発する電磁波が干渉していた
電子レンジは物を温めるために電磁波を利用しています。
この電子レンジから発生する電磁波は2.4GHz帯の周波数を持っているんです。
ちょうど、この2.4GHz帯周波数の電磁波っていうのは、一般的なルーターで利用する電波の周波数2.4GHz帯と一緒。
その結果、電子レンジの電波が干渉してWi-Fiの電波を弱めてしまっていたんです。
ちなみにこの2.4GHzの電波って電子レンジ以外にも多くの家電にも広く使われています。
- 電子レンジ
- コードレス電話
- Bluetooth
多くの機器で使われているっていうことは、それだけ混雑しているってこと。だから通信が遅くなったりするんです。
2.4GHzっていうのは車に例えると、渋滞した道路を走るようなもの。
5GHz対応ルーターを使えば電子レンジに干渉されない
電子レンジを使う度にWi-Fiが切れてばっかりだったらイライラしますよね。
そんな時はどうしたらいいんでしょうか?
電子レンジから出る電磁波と無線ルーターで使う電波の周波数が同じだから干渉してしまう。
それだったら周波数を変えてしまえば良いんです。
ルーターの中には2.4GHz以外に、5GHzの電波も使えるタイプがあります。
5GHzの電波は電子レンジなどの家電には使われていない周波数の電波。だから干渉を起こしにくくて快適にWi-Fiが使えるんです。
さっきは2.4GHzの電波を渋滞した道路に例えましたが、5GHzの電波は空いている道路を走るようなイメージですね。
たとえばこの製品は2.4GHzと5GHz両方に対応した製品なので、電子レンジなどの干渉を避けることができます。
5GHzに対応したスマホなどの機器には5GHzを使って接続、これまでの2.4GHzを使う機器とは2.4GHzで繋がるでたくさんの機器を繋げても快適に利用できるのが嬉しいですね。
5GHzでは11acという無線規格が使えるので、めちゃくちゃ速い通信が可能!
過去の無線規格と比べてみましょう。その圧倒的なスピードに唖然とします。
スピードの単位に書かれているMbpsは数値が大きくなればなるほど速いってことです。
無線LAN規格 | スピード |
---|---|
11 | 2Mbps |
11b | 11Mbps |
11g/a | 54Mbps |
11n | 600Mbps |
11ac | 6,900Mbps(6.9Gbps) |
快適に使用できる無線ルーターをライフスタイル毎に紹介
さっき紹介した無線ルーターは高機能ですが、値段もそれなりにします。
もし一人暮らしをしているのだったら、正直そんなに高機能な無線ルーターは必要ないかも知れません。
最後にライフスタイルに合わせた無線ルーターを紹介しておきますね。
全員がスマホを使いこなす大人数ファミリー向け無線ルーター
家族全員がガッツリとスマホなどのインターネットを使うなら、とにかく高速インターネットが絶対に必要ですね。
広い家をくまなくカバーできるメッシュ機能が搭載されているWi-Fiルーターがあれば、3階建ての家でも快適にネットが楽しめます。
トライバンド(3本の電波)を使うので快適にネットに繋がりますよ。
2車線の道路より3車線の道路の方がスムーズに走れますよね!
少人数ファミリー向け無線ルーター
3人ほどの少人数ファミリーならそこまで大容量の通信はいらないですよね。
高速通信ができる11acに対応していて、かつ2.4GHz、5GHzと2本の電波が使えるので快適にネットが使えますよ。
1人暮らしの狭い部屋でも場所をとらない無線ルーター
1人暮らしの部屋ではできるだけ小さなルーターがいいですよね。
そんな人には、手のひらサイズのルーターがおすすめ。
高速に通信できる11ac対応はもちろん、スマホなどの位置を見分けて電波を届けるビームフォーミングがついています。