カンボジアで運転免許証を取得する方法まとめ

スポンサーリンク
カンボジア
カンボジアの免許証への書き換えはドライビングスクールでできます
スポンサーリンク
スポンサーリンク

カンボジアに住むなら交通費節約のためにも免許をとろう

カンボジアに住むならとても重要な問題として移動手段があります。

最近はプノンペンには市バスが走るようになって、ずいぶん便利にはなってきたんですが、まだまだ交通網は未発達なのでバイクの重要性はまだまだ高いのが事実。

トゥクトゥク(バイクの後ろに客車をつけた乗り物)やモトドップ(バイクタクシー)を使ったらいいじゃない?

こう思う人も多いでしょう。でも長くカンボジアに住むとなるとバイクを自分で持つ方が色々と便利なんですよね。

実際にトゥクトゥクやモトドップを使っていた時にはいろんな不満がありました。いくつか実際に感じた不満を挙げてみます。

  • 乗りたい時に限ってトゥクトゥクやモトドップが見つからない
  • 電話して呼んでも全然来ない(1時間くらい待たされることも)
  • 利用するたびに値段交渉をするのが疲れる
  • どんどん値段が上がっていく

ず〜っとこんなことが続いて心が消耗してしまったんです。もうやだ!

ということで自分のバイクを持つことにしたんです。

カンボジアでは125cc以下のバイクを運転する時には免許が不要

2016年衝撃的な宣言がフンセン首相より発表されました。

その衝撃的な内容とは、

125cc以下のバイクを運転する時には免許は不要

マジかよ!はじめは耳を疑いましたがマジです。

これについては政府と専門家の間でいろいろと議論があるそうですが、2017年1月の時点では125cc以下のバイクの運転には免許が不要ということです。

万歳!!

と言いたいところですが、日本大使館はこのような文章を公開して注意を促しています。

カンボジア政府は、首相府のホームページにおいて、1月6日付首相決定書として125cc以下のオートバイを運転する際は、運転免許の取得は必要ない(但し、カンボジア人はID 等身分証明書、外国人は必ず旅券等の身分証明書を携帯すること)とする発表を行っております。

カンボジア政府においては予告及び発表がない状態での変更が行われる可能性があるため、在留邦人の皆様におかれましても、カンボジア政府の発表等適宜確認するようにお願いいたします。

一方、現時点においては125cc以下のオートバイ運転時に免許が不要との発表になっておりますが、路上等における警察官との無用なトラブルを避けるため、可能な限り運転免許証を取得することをお勧めいたします。

カンボジアの運転免許(オートバイの運転)に関するお知らせについてより

実際に路上の警官とはいろいろともめ事になることも少なくはありません。ルールについて知らない警官もいるんです。そんな面倒なトラブルに巻き込まれないためにも運転免許証はしっかりと取得しておいた方が良いですね。

カンボジアで運転免許証を取得する方法

まず最初にお断りから。ここでいう運転免許証の取得というのは、日本の免許証を持った上でカンボジアの免許に書き換えることを言います。免許を持っていない場合の新規取得ではないのでご了承ください。

免許証の取得には、以下のような手順を踏んでだいたい1ヶ月ほどの時間がかかります。

  1. 大使館で日本の運転免許証の翻訳証明をもらう
  2. カンボジアの運転免許証申請
  3. カンボジアの運転免許証受取

1.大使館へ行って日本の運転免許証の翻訳証明をもらう。

まず最初に行うことは、日本の運転免許証の翻訳証明を日本大使館でもらうことです。

必要なものはこれ。

  • 運転免許抜粋証明申請書
  • パスポート
  • 有効な日本の運転免許証(原本)
  • 70,000リエル

運転免許抜粋証明申請書は大使館の窓口でもらう事ができ、その場で記入して申請することができます。名前、住所、電話番号などを記入したような気がします。

あと手数料の70,000リエルですが、必ずリエルでないと受け付けてくれません。ドルを持って行ってもダメなので事前に両替しておきましょう。

ぼくの場合は申請の翌日に書類を受け取る事ができました。

日本大使館への行き方についてはこちらの記事をどうぞ。

2.カンボジアの運転免許証申請

次に行うことはカンボジアの運転免許証申請です。申請方法には2通りあります。

  1. カンボジアの役所(GENERAL DEPARTMENT OF TRANSPORT)に行って申請する
  2. ドライビングスクールで申請する

役所(GENERAL DEPARTMENT OF TRANSPORT)での申請は費用が安いのですが、場所が恐ろしく街中から遠いので大変。

こんな場所にあるんですよ。めっちゃ遠いし…

逆にドライビングスクールでの申請は手数料がかかってしまうので割高になりますが、書類の作成などを全部やってくれ、恐ろしく遠い役所に行く必要がありません。

ぼくはプノンペンの街中にあるドライビングスクールでの申請を行いました。

ちなみに場所はこのあたりです。

ドライビングスクールに必要書類などを持っていきます。

  • 写真4枚(4cm×6cm)
  • パスポート(ビザが貼り付けてあるもの)
  • 日本の運転免許証の翻訳証明(大使館でもらったやつ)
  • 日本の運転免許証
  • 申請費用60ドル(40ドルだと書類は自分で作らないといけない)

ドライビングスクールで申請を行うと、一旦ドライビングスクールに日本の運転免許証を預けます。スタッフの人が言うには、役所に持って行って手続きをするためだそう。2、3日後には返却されるのでご安心を。

申請時にはすぐに仮の免許証を発行してもらえます。ペラペラの紙ですが、これで運転が可能になるんだそうです。

3.カンボジアの運転免許証受取

本当の免許証はいつもらえるのかというと、約1ヶ月後です。申請時に伝えておいた電話番号に電話がかかってくるので、ドライビングスクールに行って受け取ります。

なお外国人の運転免許証の有効期限は1年間。ちょっと短いなぁ。

これが実際にもらったカンボジアの運転免許証です。

カンボジアの運転免許証

タイトルとURLをコピーしました