カンボジアの主流バイクは125ccクラス
この前は、カンボジアで免許証を取得する記事を書きましたが、今回はバイクを買った時の話を書こうと思います。
まず最初にカンボジアで多くの人が乗っているバイクってどんなやつなの?っていう話を少しだけしますね。
カンボジアで多くの人が乗っているバイクは125ccクラスのバイクです。日本で言うところの原付二種(小型自動二輪)。
ちなみにカンボジアではこのクラスのバイクまでは無免許で乗ることができるんです!驚きですね。
なんでこのサイズのバイクが主流かって言うとですね、2人乗りすることが日常的だからなんです。
カンボジアではバイクは生活の足で2人乗りで乗ることが多いんです。法律ではダメなはずですが、3人、4人とかで乗っているのもよく見かけます。
家族(父母子供2人)くらいが1台のバイクでお出かけするのですから、これくらいの馬力のバイクでないとダメなんでしょうね。
ぼくは基本的に一人で乗ることを想定していたので、値段が安い50ccのバイクで良いかなと思っていました。
最近はプノンペンでも50ccのバイクが増えてきてHONDAのTodayをよく見かけます。実際に店に行って中古のTodayを見たんですがそれでも550ドルとかするんですね。まあ友達が乗っている125ccのバイクが1,000ドル以上するって話を聞いていたので、こんなものなのかなと思っていました。
そして友人が言うには125ccのバイクの方が良いよって言うんですよ。絶対に2人乗りするようになるからってね。
そんなわけで結局125ccクラスのバイクを買うことにしました。
オルセーマーケット近くのバイク屋でバイクを購入する手順
友人に連れて行ってもらったのはカンボジアの庶民の市場・オルセーマーケットの近く。ぼくがiPhoneを盗られた嫌な思い出のある市場です。
バイク屋は、そのオルセーマーケットの近所、オリンピックシティーと言う大規模開発を行っている付近にあります。
店員さんが指さしたバイクがこちら。
店員さんが指さしたバイクは125ccのバイク。普通に買ったら中古でも1,000ドルはくだらないようなやつです。
やっぱりバイクを安く買うのって難しいんだって思って値段を聞くとなんと350ドル。
350ドルですよ!ビックリしました。店のおばちゃんも「良いよ良いよ」と言ってくるし、安くて1年くらいで壊れるかも知れないけど、しばらく乗れたらラッキーかなと思い購入することに。
購入手続き自体もとても簡単でした。
まず用意するものはこれです。
- バイク代
- 免許証(仮の免許証でも大丈夫でした。ちなみに2017年1月時点では免許証がなくても運転できるので免許証は不要かもしれません)
- 電話番号
- パスポート(たしか必要だった気がします)
これらのものを用意するとバイク購入のための書類を記入します。記入が終われば書類に拇印を押して完了。
最後にこんなバイクの登録証をもらいます。
ちなみに中古で買うと、新車を購入した人の登録証を渡されます。どうやら新車を購入した時に登録証を作り、その登録証をずっと使い回すようですね。
いろいろと個人情報が丸わかりになっていたので新車を買う人はご注意を!
登録証は絶対になくさないで!
この登録証っていうのはめちゃくちゃ大事なものらしくて、紛失すると色々と面倒なことになるんだそうです。そして常に携帯が義務づけられています。車の車検証のような感じなんでしょうね。
カンボジア人の友人が言うには、原本は家に保管しておいてコピーを携帯するといいそうです。
これですべての手続きはおしまい。時間にして30分ほどでした。