ほとんど失ったけどなんだか嬉しいんだ
今このブログを韓国の仁川空港の片隅で書いてます。辛い辛い思いをしたカンボジアから離れて日本へ帰る飛行機を待っているこの時間にいろいろと考えてみたんです。
ぼくは今回カンボジアでいろんなものを失いました。お金、友人、信頼…数えたらきりがありません。本当に悲しくて辛い思いをしました。でも心の奥底にある感情が芽生え始めたのを感じるんですよ。
それはほんの僅かな嬉しさっていう感情。なんでこんなことになったのに嬉しいのだろうって考えてみたんですよ。それでぼくの導き出した答えっていうのが友人だったわけ。
こんなぼくでも気遣ってくれる友人がいる
はっきり言ってぼくなんて迷惑な存在以外の何者でもないって思ってます。人に迷惑をかけまくって何をやってんだかってね。でもこんなぼくのことを心配してくれる友人がいるっていうのがとても嬉しいなって感じるんです。こんなぼくのことを気にかけてくれる。本当に嬉しいんです。
お金も地位も大事かもしれない。でもね、本当に大切にしなければいけないものって友人なんです。ぼくを救おうとしてくれた友人たち本当にありがとう。
あなたから受けた恩はぼくが強くなった時、今のぼくが陥っているような人に優しくすることで世の中に返したいと思います。苦しくて自分では逃げられない時にそっと手を差し伸べられる人間になりたいな。
友人の存在があるからこれから生きて行ける気がします。勇気をありがとう。