ノスタルジックな沖島の光景にめちゃくちゃ癒やされた
こんなところが滋賀県にあったんですね。
いつの時代ですか?
って思わず聞きたくなってしまうほど、郷愁にかられる景色が目の前に現れたんです。
感激したその場所は、滋賀県近江八幡・琵琶湖の沖合1.5kmに浮かぶ島、沖島です。
日本では唯一淡水湖に浮かぶ有人島でなんと離島地域にも指定されているんですよ。
沖島の様子はこんな感じです。大部分は森なんですが湖岸に沿って集落があります。
沖島の何がすごいかっていうとですね、昔にタイムトリップしたような感覚になるんです。
今ではなかなか見ることのできなくなった昔の風景がこの沖島には残っているっていうんですかね。
なんか自分の子ども時代を思い出しましたよ。
沖島にある小さな公園。とてものどかです。
湖岸にへばりつくように集落が形成されていて、趣のある古い家屋が建ち並びます。道はとっても細い道ばかり。
路地の奥には何があるのかな?
なんて思いながら歩いて行くのって本当に楽しいんです。散歩好きにはたまらん場所!
細い路地と古い民家がなんとも言えない趣を醸し出してます。いいなぁ〜
島には小さな神社もあります。
神社の中はこんな感じです。とても小さいですが、それも良い感じ。
神社は少し高い場所になるので、見晴らしも最高!
町に戻って散策してみます。
こんな光景、今はなかなか見られませんよね。”塩”と書かれた看板がいいなぁ〜
郵便局もありました。
湖岸を道を歩いてみます。気持ち良い!
大量の貝殻を発見!
これは飲み終わった酒のビンかな。生活感を感じますね。
ぼくは快晴の日に行ったので太陽がさんさんと照りつけて、琵琶湖を吹き抜ける風が気持ち良かったなぁ。
湖面に目をやるとたくさんの魚が泳いでいて、水面には水鳥が気持ちよさそうにしてました。
2時間ほどの滞在でしたが、昔の日本がここにあるようで本当に懐かしいけど新鮮な気持ちになれました。
沖島は本当に良い場所です。まさに滋賀の穴場ですね。
日帰り観光なら2時間あれば十分楽しめる
沖島はほんとうに小さな島なので、2時間あればとりあえずは回れたって感じかな。
ちょうど堀切港(本土側)から昼間は2時間おきに連絡船「おきしま通船」が出ているので、この船の時間に合わせて観光するように回れば良いと思います。
乗り遅れると2時間待たないといけないくなるので、しっかりと時刻表を確認して計画的な行動を!
時刻表は後の方に載せています。
本土と沖島とを結ぶ連絡船。10分ほどで沖島と堀切港を結んでいます。料金は片道500円です。
沖島で食事ができる場所
事前に調べたところ、沖島には食事ができる場所はあるとのこと。
でも、実際に沖島へ行って色々と歩き回ったのですが、店が開いているのかよく分からないような状態。
沖島町離島振興推進協議会のウェブサイトには沖島で食事ができる場所がいくつか紹介されていました。
もうちょっと頑張って探せば良かったのかな。
この中からランチが食べられそうなお店をピックアップ。
- いっぷくどう(ランチ・お菓子)
- 湖島婦貴の会(ことぶきのかい)(お弁当・丼・うどんなど)
- 湖上荘(食事、宿泊は4名から)
- 港屋(食事、予約)
琵琶湖で捕れた魚や、島の畑の野菜を使った「沖島めし」というのもあるそうです。
これは完全予約制で5個から(予約は3日前までに)。
最低人数が決まっている店や予約が必要な店があるので、ふらっといってその時の気分で食事をするとなると選択肢は少なくなりますね。
連絡船が着く沖島漁港の目の前にある「湖島婦貴の会」が一番気軽に入れそうです。
リーズナブルにいくならうどんやコロッケ。
思い切り贅沢するなら「沖島産天然うなぎのうな丼(3,500円)」もいいですね。
食事には全然興味ないなら、沖島に行く前にコンビニで適当な物を買っていけばOKです。
ぼくは堀切港の近所になるコンビニでパンを買って行き、沖島の公園で食べました。
とても小さな公園なんですが島の雰囲気を十分に満喫できます。
パンを買った堀切港の近くにあるファミリーマート。
ここでは滋賀名物の鮒ずしキャラメルが購入できるので挑戦したい人はぜひ。
ファミリーマートはこちら
ちなみに飲み物の心配はいりません。
自動販売機が港周辺に3つくらいありますよ。
なにかに没頭したい人は宿泊もアリです
小さい島なんで観光したいっていう人には2時間で十分。
でもなにかに没頭したいって言う人や、心からリラックスしたいって言う人には宿泊するのもアリなんじゃないかな。
この島の空気はとても素敵で非日常。
心も癒やされるはず。
早朝の湖岸を散歩したり、夕陽を眺めたりするのも楽しそうじゃないですか?
ゆったりと流れる時間の中に身を置いたら今までできなかった色んなことができるんじゃないかな。今度は是非泊まってみたいですね。
沖島は猫で有名!でもほとんど遇えなかったよ…
沖島って猫で有名なんですか?
そもそもぼくが沖島に行こうと思ったのは猫の島というのを聞いたからなんです。
でも実際に島を2時間近く歩いて見かけた猫の数はたったの2匹。
普通の街中の方とそんなに変わらないんですけど…
結構がっかりして帰ってきたんですが、実はぼくの歩いた場所が問題だったみたい。
ぼくが歩いたのは島の南側。猫が多いのは島の北側らしいんです。
大失敗!
島で出会った猫たち
沖島で出会った猫たち(と言ってもたったの2匹だけど)を紹介!
1匹目
2匹目
沖島への行き方
琵琶湖に浮かぶ沖島へ行くには堀切港から出ている「おきしま通船」に乗る必要があります。
まずは堀切港への行き方から紹介しますね。
堀切港への行き方
電車を使う場合と車の場合、それぞれ紹介します。
電車で堀切港へ行く方法
最寄り駅はJR琵琶湖線(東海道線)の近江八幡駅です。
新快速が停まる駅なので便利!
大阪駅からは新快速で1時間10分ほど。京都駅からも約35分です。
JRの電車代を節約する方法も紹介しているので、電車を使うときには参考にしてみてください。
近江八幡駅に到着したら、バスに乗り換えて堀切港まで移動します。
利用できるバスは2種類。
あかこんバスは1番の「島・沖島町コース」に乗車して「堀切」で下車(51分・200円)。
近江鉄道バスは「長命寺線(休暇村行き)」に乗車して「堀切港」で下車(32分・710円)。
バスの時刻などは経路検索トップ | 近江鉄道バス・湖国バスから簡単に検索できます。
車で堀切港へ行く方法
おきしま通船の乗車場所「堀切港」の近くに来島者用専用駐車場があります。
- 駐車台数:20台
- 駐車料金:無料
連絡船「おきしま通船」で沖島へ渡る
ここが堀切港。ここから舟に乗って沖島へ渡ります。
おきしま通船。乗船料は片道500円。
おきしま通船の時刻表はこちらです。
「堀切港」発 | 「沖島漁港」発 | 備考 |
---|---|---|
7:15 | 7:05 | 日曜運休 |
7:45 | 7:30 | 日曜運休 |
8:15 | 8:00 | |
9:15 | 9:00 | |
10:15 | 10:00 | |
12:15 | 12:00 | |
14:15 | 14:00 | |
16:15 | 16:00 | |
17:15 | 17:00 | |
18:30 | 18:10 | |
19:45 | 19:30 | |
21:00 | 20:45 |
まとめ
滋賀県が誇る日本で唯一の淡水湖に浮かぶ有人島・沖島。
昔ながらの景色が残るノスタルジックな雰囲気の島は日常を忘れさせてくれるはず。
猫好きにも有名らしく、猫目当てで訪れる人もいるんだそうです。
もちろんその他にもいろいろと見所はあるようなので、じっくり時間をかけて散策するのも良いですね。
ただし、この島は住んで居るかたもいらっしゃる有人島。
日常生活を観光客が壊すことのないように、観光客もしっかりとマナーを守りましょう。
来島者の皆様へのお願い 沖島八か条をしっかりと確認しておいてくださいね。
沖島の近くにはあの超有名なクラブハリエの本社があります。
ラ コリーナ近江八幡というんですが、こちらもめちゃくちゃおすすめです。
日本で3箇所(滋賀2箇所、東京1箇所)でしか食べられない焼きたてバームクーヘンをぜひ!
いやぁ、滋賀はいいところです。
[template id=”12669″]