お客は100%カンボジア人。そしてカンボジア語しか通じません
今回紹介する店は、よくお昼ご飯に行く地元の食堂です。ガイドブックに載るようなこともない完全なローカル食堂はぼくのお気に入りのお店のひとつ。
お客さんは完全にカンボジア人ばかり。完全にアウェーですよ。外国人が来たところを見たのは、これまでたった1回だけというようなローカルっぷりなんです。
そしてその唯一見たお客さんもなにも食べずに帰ってしまいました。おそらく言葉が通じなかったんでしょうね。
ぼくは外国に行くと必ずローカルな店に行くことにしています。その土地の人の生活を肌で感じたいって思うから。観光客を相手にするオシャレなレストランも良いですけど、それじゃあ現地を知ることはできないんですよね。
でも、今回のお店のようにめちゃくちゃローカルな店だと言葉の問題って重要です。まだ英語圏の国だとなんとかなりますが、カンボジアのようなマイナーな言葉(クメール語)を話す国ともなると大変。
メニューに書かれた文字はクメール語。ぼくは少し勉強したので簡単な文字なら読めますが、ちょっと難しい文字になるとちんぷんかんぷん。お手上げです。
現地のことを知ろうとすれば現地語は不可欠です。
こんな時にめちゃくちゃ役に立つ本があります。それが指さし会話帳。現地の文字も書いてあるので間違いなく通じますよ。
注文してから作ってくれるから熱々が食べられる
ところでぼくはなぜこの店に通いまくっているのかというと、料理が美味しいからです。一番のポイントは何と言っても出来たて熱々を出してくれること。
カンボジアの一般的なランチのスタイルっていうのがあります。それはおかずの入った鍋が店先に並んでいて、好きな物をその中から選んで食べるというもの。ほとんどが作り置きなので冷めてしまっているわけです。
これに比べてこの店は、注文を受けてから作ってくれるんです。だからいつでも熱々の料理が食べられます。
さらに嬉しいことに、値段も他の店とそんなに変わらないとあれば行くしかないでしょう。ここは一品料理とご飯食べ放題で5000リエル(120円くらい)ととてもお手頃です。
興味を持たれたらこんな地元食堂で昼食を食べてみてはいかがでしょうか?意外に気に入るかも知れませんよ。
ぼくのおすすめは豚の生姜炒め(チャークニャイ・サイチュルー)ですね。
イメージはこんな感じです。生姜好きにはたまらん一品なんですよ♪
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