こんにちは、時々どうしようもなく落ちて死にたくなるレイです。
この記事を書いてる前日、ぼくの気持ちは奈落の底へ落ちるようでした。
友人からは訳のわからないことで怒られ、なんとも煮え切らない状態で飛行機を待っていたら、搭乗案内を聞き逃して空港スタッフに空港内を走り回らせてしまいました。
必死こいて搭乗口にダッシュして飛行機に飛び乗るものの、なんというかすごく申し訳ない気持ちでいっぱいに。
まったく何て災難が重なるんだ。
もう死にたい。
コミュニケーションがとれないストレスが死にたいと思う原因だった
飛行機が飛び立ち、窓から外を見ている時にもずっと考えていました。
そんな死にたいと思う気持ちを文章にしたためようかなと思ったものの、ぼくの座った席は非常口のある席でした。
普通の席は離着陸の時、荷物は足下に置いておくことができます。でも非常口のある席はそれができないんです。荷物は全部座席上の収納スペースに入れる決まり。
荷物入れからカバンを取りだそうと思っても、ぼくの席は窓側。通路側には人がすでに座っています。とても取り出せるような雰囲気でもありません。
それにぼくは大遅刻してきた人間。もしかしたら飛行機を遅延させてしまったかもしれない。こんな人間がでしゃばった真似なんですべきでないよな。おとなしくしておこう。
ネガティブに満ちた思いがぼくの頭の中を駆け巡ります。
これは価値観の問題なのでどっちが悪いとかではないんでしょうが、お互いに言いたいことがちゃんと伝わっているのか疑問。
ぼくも言いたいことを思い切り言ってやったけど、ぼくの下手な英語じゃなかなか伝わらない。伝えられないっていうイライラもあったのかな。
すごく怒られたけど、こっちも言いたいことを思い切り言ったらすっきりした。これが生きるってことなのか。
— もりれい@たまねぎ好きの自炊愛好家 (@mori_rei) 2017年2月23日
そんな状況での搭乗案内の聞き逃し。マニラの空港だったので案内は英語のみ。ただでさえ英語が苦手で聞き取れないのに、そんな精神状態だからなおのこと聞き取れるはずもなく。
すばらくしてこれはなんかおかしいなと感じはじめて、その辺にいる警備の人に声をかけたら目の色を変えて言うじゃありませんか。
マジかよ。ダッシュするも方向は全然違う方向へ。途中で空港のスタッフもなにか叫びながら空港の中を歩き回ってる。まさかその時にぼくの名前を呼んでいたなんて気づきもしませんでしたがね。
後ろから心配になったのがさっきの警備もやって来ます。
めっちゃ指さします。
はぁ〜、こんなとこにゲートがあるの?
と思ってたら地味にゲートが1つだけ。16番ゲートでした。
さっきのスタッフもやってきてぼくの名前を尋ねます。1回目には何を言ってんの?って感じでした。発音が予想しないものだったからぼくの名前を呼んでいたなんて予想だにしなかったんです。
でも、結果として何とか飛行機に飛び乗ることができたんですが、本当に恥ずかしいというか情けないっていうか。気持ちが完全に折れてしまったな。
ちょっと長くなってしまいましたが、ぼくが最終的に死にたいって思うようになった原因はコミュニケーションができないことが原因だったんです。
- 友人と言葉でコミュニケーションが十分にとれなかった
- 空港のアナウンスが聞き取れなかった
- もっと早くに搭乗について確認すべきだった
死にたいという思いはどんどん膨らむばかり。ぼくは世の中に何の価値も提供できてないじゃないか、存在価値なんてない。死のうって。
「なぜ」死にたいのかがわかると「どうしたら」いいのかがわかる。そして生き続けられるんだ
死にたい死にたいと思っていたんですが、飛行機の中でそこから抜け出したいとも必死で考えました。なんで死にたいって思っちゃうんだろう?
コミュニケーションが取れないから?
本当にそうなのか?
すこし冷静に自分のことを考えてみました。そうしたら1つの大事な事実に気づいてしまったんですよ。
それは、自分がコミュニケーションを取ろうとしなかったってこと。
友人との言い争いだって、ぼくの英語が下手だから通じないっていうのはぼくの言い訳だったって気づいたんです。ぼくは自分の思いを相手に伝えようと努力するのを怠っただけなんです。
空港のアナウンスのアナウンスだって、変だなと最初に感じた時に誰かに聞けば良かったんじゃないですか?でもそれをしなかった。
相手とコミュニケーションが取れないという「不満」を持っているにも関わらず、自分では何もしてなかったんじゃないか?
結局は、自分が見下され炊くないっていうくだらない理由でコミュニケーションを自分から放棄していたんだ。
全部自分が悪いんだよ。
「死にたい」原因は、コミュニケーションを自分から積極的にとらないことだったんです。
これがわかっただけでもすごく大きな成果でした。納得できるまでコミュニケーションを取るようにすれば良いんだからね。これで死ななくてすむ。生きられる。
もうだめだ。死にたいと思ったときに少しだけでいいから「なんで死にたいのか」を考えてほしい。漠然と死にたいと思って死んでしまうのは悲しすぎる。
「なぜ」がわかると「こうすればいいんじゃない?」が頭に浮かんでくる。そうなれば生き続けられるんだ。
— もりれい@たまねぎ好きの自炊愛好家 (@mori_rei) 2017年2月23日
なんか嬉しかったな。
コミュニケーションがとれないからこそ実践しようと思った3つのこと
ここからは前向きになれそうな気がするね。
だってこれからどんなことをしていったらいいのかなんとなくイメージできてきたから。
確固たる自分をもって積極的に言いたいことを主張する。これが本当のコミュニケーションってやつじゃないか!
そこに相手へのへんな遠慮なんてものはいらない。お互いに裸になって言いたいことを言い合う。清々しいに決まってる。
そんな人間になるために少しずつ変わっていきたいな。まずは3つの実践を提案しますね。
- 言ってることが理解できないなら理解できるまで突っかかる
- プライドなんてクソくらい。自分は無能なんだと晒せだして生きる
- ちょっと面倒だなと思うことに積極的に首を突っ込む(1日1回)
それぞれについて簡単に説明していくね。
実践1.言ってることが理解できないなら理解できるまで食らいつく
これはこれまでのぼくが全くできていなかったこと。
相手の言ってることがわからない、納得できないときには徹底的に食らいつく。
適当に相手に合わせると自分自身が不完全燃焼になって、最後には自己嫌悪からまた「死にたい」になってしまう。
相手にどう思われたっていいじゃないか。
特に相手の方がデキる場合、こっちが控えめにするのが良いってのが日本人的謙虚さ。そんなのはクソですね。
お互い対等なんだ
これを肝に銘じて、自分には知る権利も発言する権利もあるんだってことを絶対に忘れてはいけない。
実践2.プライドなんてクソくらい。自分は無能なんだと晒せだして生きる
人間はプライドなんてくだらない物をもっているからいけない。
プライドは、人間が人から学ぶことを妨げる元凶のようなものなんです。
ちょっと周りを見渡してみて。
多くのおとなたちは年齢や職歴なんかを振りかざしてふんぞり返っているばっかりじゃないか。
ちいさな子どもがすごいことを達成したとしよう。プライドをもった大人はきっとこういうだろうね。
自分がいかにしょぼい存在かっていうを棚に上げて、めちゃくちゃ上から目線でこどもを見る。
こんなことばっかりしていたら何もこの先得られないって。
常にこう思っていたらいい。
自分は何にもできない役立たずだけど、全力でやるぞ!
人がひた隠しする自分の無能さをさらけ出すことから人間は成長するんです。
ふっきれた人間の方が、行動的でポジティブ。プライドにふんぞり返っている人間なんかよりももっともっと人間らしいよね。
実践3.ちょっと面倒だなと思うことに積極的に首を突っ込む(1日1回)
面倒くさいなって思うことをやるかやらないか。それだけで人生が大きく変わってくる。ぼくはそう信じてます。
でも全部の面倒くさそうなことに首を突っ込んでいくわけにもいかないですよね。
だからぼくが実践しようと思ったことは1日1回、面倒くさそうなことに首を突っ込んでみるってこと。
ぼくの場合は、初対面の人と会話するのがめちゃくちゃ苦手。超面倒くさい!
本当なら一切関わり合わずにその場を乗り切りたいです。でも1日1回はそういう人に自分から声をかけてみることにします。
たとえばこんなシチュエーションが考えられますかね。
- 飲み屋で隣に座った知らない人にあいさつだけでもする
- ゲストハウスに泊まるときには個室じゃなくてドミトリーに泊まる
- 駅できっぷの買い方がわからなくて困ってる人に声をかける
- カメラの撮影をお手伝いする
これもすべて自分からコミュニケーションをとる訓練なんですね。いつまでも受け身じゃいけない。
【まとめ】生きるのは思ったより簡単なのかも知れない
死にたいとどん底の気分から、「なぜ」死にたいと思うのかということを自分自身に問いかける。そして「どうしたら」いいのかが見えてくる。
「死にたい」っていうネガティブなことにフォーカスしている時ってものすごく生きるのが辛いなって感じるんですよね。まさに飛行機の中でぼくがずっと死にたいと思っていた状態。
でも「どうしたら」いいのかっていうことにフォーカスすると、死にたいなんて考えてる場合じゃなくなるんです。
自分の目をどこに向けるか、それだけでも180°生き方は変わってくる。死にたいって思っているなら、少し立ち止まって自分ともう一度向き合ってみて。
きっとネガティブな泥沼から抜け出す方法が見つかるからさ。
岡本太郎のこの本もオススメ。死にたくなってる場合じゃないだろ!ってケツを叩いてくれますよ。