ビニール袋でドリンクを飲む国・カンボジア
カンボジアは熱帯に属しているので一年を通してだいだいは暑いです。厳密には3〜5月くらいが最強に暑い時期、11月〜1月が寒い時期(寒いと言っても20℃くらいだけど)に分かれています。
こんな暑い国なので、外を歩いているとすぐに冷たい飲み物が飲みたくなるんですよね。
そこで道ばたの個人商店のようなお店に寄って、コーヒーでもテイクアウトしようと思うわけ。
そして渡されたのがこちら。
まさかのビニール袋!
カンボジアでは結構こういうスタイルで飲み物を入れる店って多いんですよ。
アイスコーヒー、コーラなんかは、袋に思い切り氷を入れてジュースをたっぷりと注いでくれます。そしてストローを差して口を輪ゴムで止める。
このビニール袋を小さなプラスチックバックに入れて手に引っかけながら飲むんです。最初は衝撃を受けましたが、慣れれば全然平気ですね。
さらにすごいのは熱々のホットコーヒーだってビニール袋で飲む人がいるってこと。なんかビニール袋が熱で溶けて体に悪い物が溶け出してきそうな気もするんですがね。大丈夫なのかな?
ごはん、おかず、スープにいたるまでビニール袋に入れる
お昼ごはんの時に道ばたを歩いていると、小さな店が道ばたで料理を作っているのをよく見かけます。
こういう店でのテイクアウトにもビニール袋は大活躍なんです。
なんと白米を持ち帰ろうとすると、ビニール袋に詰めて渡してくれます。
さらに驚くのは炒め物などのおかずだってビニール袋。きわめつけは熱々のスープまでビニール袋なんです。
カンボジアは本当にビニール袋が大活躍の国ですね。そしてそのビニール袋が街中いたるところに捨てられてゴミだらけに。これはまことに残念!
もっとお洒落な容器を使いたい!最近ではビニール袋の利用は減っている
ここ数年は大活躍していたビニール袋ですが、利用は減ってきていると感じますね。
これまでビニール袋に入れていたコーヒーはプラスチックのカップに。おかずも白いトレー(屋台なんかで焼きそばとかを入れる白いやつ)になってます。
まだ小さな個人商店や地方に行くとビニール袋は多い気がしますが、プノンペンではビニール袋はもうあまり見かけなくなってきましたね。
ドリンクを飲むのに限ってはかなり便利だったのでちょっと残念。