こんにちは、カンボジアに毎年行くレイです。
このページではカンボジアの首都・プノンペンにある観光名所「王宮」を紹介しますね。
カンボジア国王の住む場所
王宮があるのはたくさんの人たちが行き交うリバーサイド。
ちょうどトンレサップ、メコン、バサックの3つの河が交わるあたりです。
カンボジア国王の住まいとして、また外国の来賓をもてなす場所として使われています。
王宮の一部は一般公開されているので、実際に中に入って素晴らしい内側を見学できるんですよ。
王宮へ入れる時間帯は午前と午後で分かれてます。
- 午前:7:30〜11:00
- 午後:14:00〜17:00
王宮への入口
王宮の目の前にあるのがこの大きな建物「Chan Chaya Pavilion」。
いつも大きな写真が掲げられていてとてもよく目立ちます。
ちなみにこの画像に写っている女性は、カンボジア前王妃・モニニアット妃です。
王宮の前は広い広場になっていて、たくさんの人たちが集まっていつも賑やか。
特に夕方になると人でごった返します。
王宮前にはとにかくたくさん鳩。
鳩の餌やりもできますよ。
トウモロコシを撒くとめちゃくちゃ鳩が集まってきて楽しいです。
王宮はとても大きくて、まわりはこんな感じで壁に囲まれています。
王宮の入口は正面になくて、ずっと端の方。
正面に見えた大きな建物「Chan Chaya Pavilion」に向かって左の方へずっと歩いていきます。
これは入口のように見えて入口じゃありません。結構紛らわしい!
入口はまだまだ先。
入口の前には王宮での注意書きがあります。よく読んで中に入ってください。
王宮は神聖な場所なので、カジュアル過ぎる服装では入場できません。
特に肩が丸見えになっているタンクトップなどはNG。
肩が見える服装を着て行ってしまった時には、入場口で肩を隠す布のようなものを購入しないといけなくなるんです。
王宮で控えた方がいい服装や、持ち物を挙げますね。
- 肩の見える服装はNG
- 短すぎる短パンはNG
- 帽子はとる
- 大きなバックパックなどはNG
- 危険物(ハサミや銃、ライターなど)の持ち込みは禁止
ぼくは短パンとサンダルで行ったんですが問題ありませんでした。
短パンに関してはそれほど厳しい感じではありませんでしたね。
他の人たちを見ても短パン、サンダルは結構多かったです。
さっきの注意書きの看板を過ぎるとすぐにチケットカウンターがあります。
ここでチケットを購入。
カンボジア人と外国人では値段が違います。
- カンボジア人:0.25ドル
- 外国人:10ドル
これは外国人の入場券です。
入場ゲートを通るとずっと長い通路をまっすぐ進みます。
この先にあるのは王宮の庭。
Royal Palace(ロイヤルパレス)
長い通路の先にあるのはお庭です。
きれいに手いれされているお庭は静かで本当に落ち着きます。
壁の向こう側は車やバイクがひっきりなしに通る場所にもかかわらず、王宮の中は別世界のようです。
まずは王宮の一番のみどころ「Throne Hall」に行きましょう!
Throne Hall
「Throne Hall」は訳すと「玉座のある広間」。
堂々とした立派な建物ですよ。
定番の写真撮影スポットのようで、たくさんの人がこの建物の前で記念撮影を楽しんでました。
この建物はとても大事な場所なので内部の写真撮影は禁止。
建物の中を見ると本当に豪華絢爛。
キラキラと光り輝く装飾が内側を覆い尽くしています。
中央に置かれた王座も威厳に満ちていて、ため息が出るばかりです。
これはぜひ間近で見て、その空気に触れてほしいですよ。
これは建物の側面。美しい装飾が施されていますね。
Chan Chaya Pavilion
王宮の外からもみえるこの目立つ建物は「Chan Chaya Pavilion」です。
別名「Dancing Pavilion」といい、昔は伝統的なカンボジアの踊りに使われていました。
今は特別なできごとがあれば、この場所に写真が飾られたりします。
誕生日に掲げられたモニニアット妃の写真。
2012年にシハヌーク前国王が亡くなった時には、ここには大きな写真が掲げられるのと同時に献花台も設けられました。
この建物は夕方になるとライトアップされてとてもきれいです。
Royal Palaceの他の見どころ
Royal Palaceには他にもいろんな建物があります。
これは「Preah Reach Damnak Chan」。オフィスがある建物みたいですね。中には入れません。
広いお庭にはこんな感じで建物が建ってます。この建物は「Hor Samrith Vimean」かな?
Hor Samrith Vimeanには王室の宝物などが保管されています。
左の奥の方に見えるのが「Phochani Pavillion」。右が「Hor Samrith Vimean」
Phochani Pavillionはもともとは伝統的なカンボジアダンスの劇場として作られましたが、今ではレセプションなどに使われています。
お庭の木々もなかなかおもしろい形に剪定されていますね。
もともとこんな形なんでしょうね。一度見たら忘れられない形です。
Throne Hallを正面に見て、左の方へ進むと王宮からシルバーパゴダへの通路になります。
王宮とシルバーパゴダの地図です。
Siliver Pagoda(シルバーパゴダ)
「Siliver Pagoda(シルバーパゴダ)」は王宮の隣にあって、中でもエメラルドの仏像が有名。
Wat Preah Keo
Siliver Pagodaの一番の見どころは「Wat Preah Keo」。
この建物は別名「Temple of the Emerald Buddha(エメラルドブッダの寺)」といい、エメラルドのブッダと無数の銀製品が展示されています。
建物に入る時には靴を脱いで入りましょう。
残念ながら建物の中は撮影禁止です。
Monday of Star & Tripitaka
Wat Preah Keoの右隣にある小さな建物。
中には牛の像が置いてありました。
カンボジア人の友人は像をよく撫でてましたが、なにか御利益があるのかな?
中には1人のおじさんがいて、お清めの水みたいなものを頭からかけてもらったりしました。
あとは占いみたいなものもやってもらえるみたい。
何十枚もの紙の札を重ねたものに、1本のピンを好きなところに差しこんで、そこに書かれたもので占うようなものでした。
完全にカンボジア語なので、カンボジア語が理解できないとまったく楽しくないと思います。
レイ
何言ってんのかさっぱりわからん…
いろいろやってもらったのでお布施は5,000リエルほど。
舎利塔と銅像
Wat Preah Keoの手前には2つの白い舎利塔。
白さがとにかく目をひく建物です。
ノロドム王の銅像もありました。
裏側にも舎利塔が。
写真を撮るの忘れちゃったんですが、アンコールワットのミニチュアのようなものもあります。
Phnom Monody
シルバーパゴダの中には小さな丘もありますよ。
丘といっても人口の丘で、ちょっと小高くなっているだけ。
これがPhnom Monodyの入口です。
木々が茂って、ちょっとした山のような雰囲気を醸し出しています。
階段を上ると現れたのは小さな建物です。
この建物の中にはスリランカから贈られたブッダの足跡があります。
ぼくは足跡のことは全然知らずに入ったので、残念ながら見れず。
中には仏像があって、お線香をあげてお祈りしました。
お布施は1,000リエル渡しましたよ。
壁画
シルバーパゴダのまわりにはずらっと壁画が描かれています。
これはカンボジアの歴史なんだそう。
ちょっと何が描いてあるのかよく分からないけど、一通り見てまわるとカンボジアのことが少しは分かるのかも。
ギャラリーから出口へ
シルバーパゴダを出ると、外周道路に面した少し細長いスペースがあります。
ここにはギャラリーなどがあって、カンボジアの伝統的な衣装などが鑑賞できますよ。
これはカンボジアの伝統舞踊で着用する衣装かな。キラキラと輝いてきれいですね。
ギャラリーエリアを抜けると出口です。
出口ではお水をいただけました。王宮のオリジナルパッケージ。
まとめ
王宮はプノンペンのリバーサイドにあるプノンペンを代表する観光名所です。
王様のお住まいなので、見学する時には服装などには気をつけてくださいね。
特に肩を出すような服装はNGです。
さくっと見るだけなら1時間もかからずに見てまわれますが、じっくりと見るなら1時間半〜2時間くらい時間を取ると良いと思います。
写真撮影が禁止されている場所が多いですが、豪華な王宮や神秘的なシルバーパゴダはとても素敵な場所ですよ。
Royal Palace・シルバーパゴダ
住所 | Royal Palace:Samdach Sothearos Blvd (3), Phnom Penh, Cambodia シルバーパゴダ:Oknha Chhun St. (240), Phnom Penh, Cambodia |
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営業時間 | 7:30~11:00 14:00〜17:00 |
WEBサイト | Royal Palace | Ministry of Tourism Cambodia Silver Pagoda | Ministry of Tourism Cambodia |
王宮の近くにはカンボジアでもとても有名な「ウナロム寺」、プノンペンの由来ともなった「ワット・プノン」もあります。
王宮の目の前にはちょっと分かりにくいんですが小さな祠があります。
ここでは願いごとをすると良いと聞きました。王宮を観光する時に立ち寄ってもいいかも。
王宮の観光と一緒に訪れてみてください。
プノンペンの観光や見どころはこちらのページにまとめています。