かつてのカンボジアではトゥクトゥクで移動するにも、毎回値段交渉が必要でした。
外国人だと値段も高めに言われて、値引きの交渉に本当に疲れ果ててたんです。
ところが今ではGrabをはじめとする配車アプリが登場したので、トゥクトゥクの利用も格段に便利に楽になったんですよ。
このページではプノンペン空港から街中へトゥクトゥクで移動する方法を紹介します。
空港から街中への最安値はミニキャブで約6ドル
空港からプノンペンの中心地まで、一番小さなトゥクトゥク(ミニキャブと呼びます)を利用すると6ドル程度でいけます。
ミニキャブはこんなやつで大人だったら2人で乗るのにぴったりのサイズ。
一方、トゥクトゥクはミニキャブより大きくて5人位は乗れますよ。
6ドルで街中までいけるのは、これは先ほど紹介した配車アプリを使ってミニキャブで移動した場合の料金です。
空港の中や、周辺で客待ちをしているミニキャブを使った場合には違ってきます。
値段交渉も必要だし、きっとふっかけてくるはず。
ミニキャブは安くていいんですが、いくつか注意しないといけないこともあるんです。
- タクシーやトゥクトゥクと比べて乗れる人数が少ない
- 狭いので荷物がたくさん積めない
ミニキャブで移動できるのは2人が限界ですね。
まして荷物がたくさんあると1人しか乗れません。
大人数で利用する時は、次で紹介する方法で移動するのがいいです。
人数が多い・荷物が多い場合にはトゥクトゥクやタクシーがおすすめ
人数が多かったり荷物が多い場合にはトゥクトゥクやタクシーを利用すると便利です。
特にタクシーだとエアコンもあるので暑いなかでも快適に移動できますしね。
トゥクトゥクやタクシーを利用する時も、さっき紹介したGrabなどの配車アプリが便利ですよ。
参考:カンボジアでタクシー配車アプリ「Grab(グラブ)」を使う方法を徹底解説
空港の中にも客待ちをしている一般のトゥクトゥクがいますが、値段が高いのであまりおすすめしません。
利用するならまだ空港のトゥクトゥクやタクシーを利用した方がいいですね。
到着ゲートの近くにチケットカウンターがあるので、ここでトゥクトゥクやタクシーのチケットが買えます。
空港のトゥクトゥク・タクシーの料金を挙げておきますね。
- トゥクトゥク:7ドル、9ドル、12ドル(行き先による)
- タクシー:9ドル、12ドル、15ドル(行き先による)
日本から予約できる送迎サービスもありますよ。
おまけ:値段交渉を楽しみたいなら空港の外へ
まったくおすすめしませんが、トゥクトゥクとの値段交渉を楽しみたいなら空港の外へ出ます。
そこにはお客を待つたくさんのミニキャブやトゥクトゥクが。
空港を出る前から客引きのドライバーがどんどん集まってきますよ。
値引き交渉のやり方
ドライバーはまず行き先を聞いてきます。
大きなホテルや目印になるような場所を伝えるとだいたい分かるので料金を提示してきます。
最初に提示される金額はぼったくり価格の場合がほとんど。
最終的には半分〜2/3くらいの金額になるので粘り強く交渉しましょう。
とにかく金額を提示されたらその半額で交渉してみます。
最終的に2/3くらいになればOKです。
どうしても下げてこなければ立ち去ればOK。
ドライバーによっては立ち去ろうとすると急に値段を下げてくることもあります。
クメール語で交渉してみよう
ぼくはいつもクメール語で交渉するんで英語交渉の時と金額が違うのかどうか分かりません。
でもぼくの感覚ではクメール語で交渉する時の方が安くなる気がするんですよね。
クメール語でトゥクトゥクの値段交渉をする方法をちょっとご紹介。
トゥクトゥク?
レイ
バー(はい)
男性の場合には「バー」。女性の場合には「チャー」と答えます。
レイ
クニョムチョンタウ○○(○○に行きたいです)
レイ
トライポンマーン(いくらですか?)
○○ドラー(○○ドルです。※1)
レイ
オッテー(ダメ)かOK ※2
※1 数字の数え方はこうです。
- 1:ムォイ
- 2:ピー
- 3:バイ
- 4:ブォン
- 5:プラム
- 6:プラムムォイ
- 7:プラムピー
- 8:プラムバイ
- 9:プラムブォン
- 10:ドップ
10以降はドップ(10)に1の位の数字を足すだけ。
11なら「ドップムォイ」です。
※2 提示された金額で良ければOKって言えば良いです。ダメな場合はオッテーって言って自分の希望する金額を言ってください。
それじゃあトゥクトゥクドライバーとの値段交渉頑張ってくださいね!