こんにちは、これまで100種類以上の生八ツ橋を食べてきたマニアのレイです。
今回は江戸時代の元禄二年(1689)創業、八ツ橋の老舗・聖護院八ッ橋総本店の生八ツ橋「聖(ひじり)」シリーズを紹介します。
「聖」は生八ツ橋にあんを包んだもので、生八ツ橋といえば思い浮かべるあの三角形のお菓子です。
聖(さくら)はにっきと桜が香る春限定の生八ツ橋
今回紹介するのは「聖(さくら)」。
春限定で販売される生八ツ橋ですよ。
にっきを使った生八ツ橋の皮で、桜葉を練り込んだこしあんを包んでいます。
同じ聖護院八ッ橋総本店の聖に「櫻花」があるのですが、これは生八ツ橋の皮も桜が使われていて少し違いますね。
違いをまとめるとこうです。
聖(さくら) | 聖(櫻花) | |
---|---|---|
皮 | にっき | 桜 |
あん | さくらあん | さくらあん |
「聖(さくら)」は単品でも購入できますが、「にっき・抹茶」との詰合せや「抹茶」との詰合せも販売されています。
にっきと桜が融合した生八ツ橋は甘いので苦いお茶とどうぞ
「聖(さくら)」のパッケージは春らしい満開の桜が描かれたパッケージ。
袋から生八ッ橋を取り出します。
うっすら黄色の生八ツ橋の表面にはうっすらときな粉が。
その生八ツ橋の皮の向こう側にはピンク色の桜あんが透けて見えます。
きめ細かで繊細な生八ツ橋の皮は見るからにおいしそうですね。
生八ツ橋を手に取るとにっきのいい香りが漂ってきて食欲をそそります。
生八ツ橋の中に入っているのは桜あん。
淡いピンク色のあんの中にはたっぷりの桜葉が入っていますね。
「聖(さくら)」を一口食べると、口の中にはにっきのさわやかな香りが吹き抜けます。
そして生八ツ橋の甘さがじわっと口の中いっぱいに広がるんです。
生八ツ橋の皮は甘さは強めで、しっかりと食べ応えがありますよ。
そして中に入っている桜あんですが、量こそ少なめなんですが甘い!
一口食べただけで口の中には強い甘みが広がり、それに続いて桜のいい香りがふわっと広がるんです。
ただ、生八ツ橋の皮に使われているにっきの個性が強いので桜の香りを結構弱めてしまっていますね。
でも完全に消してしまってはいないので、にっきと桜の融合した新しいおいしさが楽しめますよ。
とにかく甘さが強い生八ツ橋なので、食べた後にも喉の奥にへばりつくような甘さが残ります。
苦めのお茶と一緒に食べるとちょうどいいなと感じました。
聖(さくら)の詳細情報
「聖(さくら)」は聖護院八ッ橋総本店のお店では置いてあることがほとんどだと思います。
一人用の5個入りのパックや、お土産にも適した箱入りのものなどバリエーションも豊富ですよ。
価格 | 5個入り:250円(税抜) 10個入り:500円(税抜) |
原材料 | 桜あん(白生あん、砂糖、水飴、桜葉塩漬、寒天)、砂糖、米粉、きな粉(大豆)、酵素(大豆由来)、香料(ニッキ)、ベニコウジ色素 |
賞味期限 | 10日間 |
購入できる場所 | ジェイアール京都伊勢丹の地下1階 聖護院八ッ橋総本店 京都駅のお土産店 聖護院八ッ橋総本店の店舗 |
※2019年3月6日現在
いろいろな生八ツ橋
これまで食べてきた生八ツ橋を紹介!
春の生八ツ橋を紹介しています。