こんにちは、これまで100種類以上の生八ツ橋を食べてきたマニアのレイです。
生八ツ橋といえば京都を代表する銘菓。
ほとんどが京都にある会社で作られているんですが、このページで紹介する「松月舞扇」は大阪の会社で作られています。
実際に食べてみたので詳しく紹介しますね。
大阪のお菓子屋が作る京都銘菓・生八ツ橋「松月舞扇」
「松月舞扇」を作っているのは大阪市東淀川区にある松月堂本舗です。
松月堂本舗は八ッ橋屋さんではなくて、いろんなお菓子を製造している会社。
中でも有名なのは関西ではみんなが知っているパインアメをバームクーヘンにしたパインバウムでしょうか。
その松月堂本舗の生八ツ橋が「松月舞扇」なんです。
生八ツ橋の製造は昭和52年から。もう40年以上の歴史があるんですね。
スタンダードなニッキと抹茶の生八ツ橋
「松月舞扇」は生八ツ橋の定番中の定番、ニッキと抹茶の味が楽しめます。
ニッキと抹茶のそれぞれ5個ずつ、計10個入っています。
個包装されていないので、一度開封すると早めに食べないといけませんね。
でも10個くらいならすぐに食べられると思うので心配はいりません。
封を開けても1日や2日くらいじゃ固くならないんで、食べるのを焦らなくていいですよ。
ニッキと抹茶の生八ツ橋。中には粒あんが入ってます。
ねっとりした粒あんと清々しい香りがおいしい「ニッキ」
「ニッキ」の生八ッ橋は、薄い黄色の皮で粒あんを包んでいます。
生八ツ橋の皮は薄めで柔らかい触感です。
爽やかなニッキの香りが漂ってきて、とても食欲をそそりますよ。
まずは生八ツ橋の皮だけを食べてみます。
ちょうどいい柔らかさの生八ツ橋は、甘さ控えめなのでとても食べやすいですね。
さっぱりとしていて、ニッキの香りとよく合います。
噛めばじわっと広がる独特の甘さと皮の食感がたまりません。
中には粒あん。
粒あんに入ってる小豆は小粒で、数も少なめです。
色はほんのりと茶色がかった明るい色の粒あんですね。
ねっとりとした舌触りが特徴で、一口食べると舌の上にねっとりと強い甘さが広がります。
粒あんは小豆の皮がたくさん入ってると小豆らしさを感じられるんですが、この粒あんは小豆の皮が少なめ。
ぼくが好きな小豆感があまり感じられず、こしあんの風味に近い粒あんかな。
生八ツ橋の皮、粒あん共にねっとりとした食感なので、全体としてもねっとりという印象を受けました。
濃厚な甘さと抹茶がおいしい「抹茶」
「抹茶」の生八ツ橋は抹茶生八ツ橋にしては少し薄めの色ですね。
表面にはうっすらときな粉が振りかけられています。
まずは皮だけを食べてみます。
生八ツ橋の皮は薄めで柔らか。「ニッキ」と触感は同じです。
生八ツ橋の皮だけを一口食べると、ちょっとした驚きが。
色が薄いのであまり抹茶の苦みを期待していなかったんですよ。
ところが実際に食べてみると、ガツンと抹茶の苦みが舌を刺激。
生八ツ橋の皮は甘さ控えめなので、抹茶の苦みがより強く感じされたんでしょうか。
生八ツ橋の皮の中には粒あんが入ってます。
粒あんと一緒に生八ツ橋を食べると、さっき感じた抹茶の苦みはあっという間に消えてしまいました。
とにかく粒あんの甘さが強いんです。
ねっとりとした粒あんは「ニッキ」と同じで、小粒の小豆を使ったこしあんに近い粒あん。
でも、「ニッキ」と比べるとはるかに甘く感じられましたね。
ねっとりと重厚感のある粒あんの甘さが口の中をずっと支配し続けます。
食べ終わったあと、口の中から甘さが去ると微かに抹茶の気配を感じました。
食べ終わったあとはすこしそのままにして、抹茶の余韻を楽しんでもいいかも。
「松月舞扇」の詳細情報
大阪の会社が作る生八ツ橋なので、購入したのも大阪。
新大阪駅にあるお土産物屋さんで買いました。
商品ラインナップはちょっと忘れてしまいましたが、今回紹介した10個入りともう少し量がたくさん入っている商品もあったはず。
価格 | 10個入り:?円 |
原材料 | 小豆餡(砂糖、小豆)、砂糖、米粉、きな粉(大豆)、水飴、抹茶、トレハロース、ソルビトール、酵素、着色料(クチナシ色素)、香料、(原材料に一部に大豆を含む) |
賞味期限 | 11日ほど 購入:3/12、賞味期限:3/22 |
購入できる場所 | 新大阪駅 |
※2019年3月12日現在
いろいろな生八ツ橋
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定番の生八ツ橋を紹介しています。