プノンペンの郊外に新しく誕生した動物園・プノンペンサファリに行って来ました。
想像以上に楽しくてまた来たくなるような動物園でしたよ。
このページではプノンペンサファリの楽しみ方を徹底紹介しますね!
プノンペン郊外の動物園・プノンペンサファリの魅力は?
プノンペンサファリの魅力は?
そう聞かれると真っ先に答えるのが動物ショーですね。
ここでは5つの動物ショーが行われていて、あっと驚くような体験ができます。
正直、はじめは全然期待してなかったんですが良い方向に期待を裏切られました。
もうひとつは動物とふれあえる場所が結構多かったのもよかったですよ。
それではここからはプノンペンサファリをたっぷりと紹介していきますね。
プノンペンからトゥクトゥクに乗ってサファリへ
プノンペンサファリは「プノンペン」と名前がつくものの、街中からは結構遠い場所にあります。
地図で見ると位置関係はこうなります。
プノンペンの街中からは約20kmで、車を使って行っても1時間くらいかかりますね。
ぼくはGrabのミニキャブを使って行ったんですが、料金は片道25,000リエル(約6ドル、約700円)。
街中の喧噪から抜け、だだっ広い大地を走ると現れたのがプノンペンサファリです。
プノンペンサファリの入口にある象のオブジェ。
こちらが正面入口。池から顔を出すドラゴンとアンコールワットをイメージした5つの尖塔が目に飛び込んできました。
まずはこの池の前で記念撮影。
みんなここで撮影を楽しんでました。
ぼくも撮影しようと思ったんですが、まさかの自撮り棒のバッテリー切れで撮影できず…
サファリの入口はこのアンコールワットのような建物の下にあります。
プノンペンサファリに入場
プノンペンサファリのチケット売場はこちらです。
ここで人数分のチケットを買ってください。
子どもは身長で料金が変わるみたい。
購入したチケットはこちら。
ちなみに購入したチケットの内訳はこちら。
- 外国人(大人):20ドル
- カンボジア人(大人):15ドル
- カンボジア人(こども):5ドル
チケットを受け取ったらこちらの入口から中へ。
正面には園内図がありますよ。ここでざっくりと何があるのか把握しておきましょう。
チケットと一緒にショーのタイムスケジュールが書かれた紙ももらえます。
サファリのメインイベントなんでなくさないように持っておいてくださいね。
ショーは5種類、それぞれ1日2回公演です。
それぞれのショーは時間をずらして設定されているので、順番に楽しめるようになってるのが嬉しいですね。
入口を入ると日よけの鮮やかな布が張られたエントランスです。
この布はクロマーといって、カンボジアの伝統的な布なんですよ。
カンボジアの人たちはこれをいろんな用途に使う、まさに万能布なんです。
ぼくも何度か汗ふき、シャワーの後の体ふき、風呂敷として利用しました。
これは水牛の像ですね。カンボジアの田舎にいくとたくさん水牛がいるんです。
カンボジアの北東にあるモンドルキリに行った時には、これと同じような像を見かけました。
サファリのイメージキャラクターもお出迎え。
驚いたのは着ぐるみの人の休憩の様子。
普通に頭をとってその辺のベンチに座ってました。

レイ
う〜ん、夢が壊れる…
5つの魅力的なショーが楽しめる
プノンペンサファリでは5つの魅力的なショーが楽しめます。
ショーはこの5つ。
- バードショー(9:15、13:20)
- タイガーショー(9:50、13:55)
- 動物たちのショー(10:25、14:30)
- クロコダイルショー(11:00、15:05)
- オランウータンショー(11:35、15:40)
バードショーから順番にタイガーショー、動物たちのショーと見てまわると時間のロスがほとんどなく全部のショーが楽しめます。
ショーを楽しむなら最初のバードショーの時刻に間に合うように出かけのがおすすめです。
- 午前:9:15
- 午後:13:20
【1】バードショー
最初のショーはいろんな鳥が芸をする「バードショー」。
それぞれのショーは専用のステージが用意されています。
バードショーのステージはこんな感じ
オウムのショーをやってますね。
スタッフの人の軽快なトークに合わせてオウムがいろんな芸をします。このオウムはひっくり返ってしまいました。
これはオウムの自転車競争。3羽のオウムがタイムを競って自転車を漕ぎます。
芸をするのはオウムだけじゃありませんよ。
これはちょっと怖い鷹のような鳥のショーです。
鋭い爪を持った鳥が飛んできて、頭につけた風船を割ります。
ドキドキしますね!
ショーが終わったら鳥たちと記念撮影だってできちゃいます!
バードショーの動画はこちらです。
【2】タイガーショー
次にやってきたのは「タイガーショー」。
さっきのバードショーと違って緊張感が漂います。
大きな檻の中には巨大なトラがたくさん。
さすがに檻は触れられませんが、近くにいる大きなトラの迫力に圧倒されます。
恐ろしい顔つきのトラが、トレーナーに誘導されておとなしく台の上にぴょんと跳び乗るのはなんともかわいいです。
時々聞こえるトラの吠える大きな音も緊張感を増しますね。
大きなトラがこんな丸い筒に器用になってます。
メインイベントは炎が燃えさかる輪の中をジャンプする大きなトラでしょう。
すごく見応えがありましたよ。
タイガーショーの動画はこちらです。
【3】動物たちのショー
緊張感でいっぱいのタイガーショーのあとは、のんびりとした楽しい雰囲気の「動物たちのショー」です。
このショーでは小さな動物がいろいろ登場して、かわいらしい芸を見せてくれますよ。
これは2本足でポールの間をジグザグに歩く山羊。
途中からずるしてジグザグに歩かずに一直線に走っていってしまいました。
こういうギャグ的な要素もふんだんに盛り込まれているので、笑いありでとても楽しく見れるんです。
これはボーリングをする豚です。
ショーが終わればステージで動物に触れます。子どもは大喜びですね。
動画はこちらです。
【4】クロコダイルショー
タイガーショーと並んで緊張感が漂うのが「クロコダイルショー」ですね。
大きなワニが3匹いました。
この大きなワニの尻尾をつかんで、ステージの上に引きずっていくなんで恐ろしい…
さらに恐ろしいのはこれですよ。
なんと腕をワニの口の中に入れちゃってます。
見てるこっちが冷や汗もの。
腕だけでも恐ろしいのに、この後は頭をワニの口に入れてました…
それにしてもまったく動かないワニもすごいですね。
最後にはお客さんからもらったチップのワニの口の中に入れてました。
あとでチップを回収するのも恐ろしいですね。
動画はこちらです。
【5】オランウータンショー
最後のショーは「オランウータンショー」。
このオランウータンはショーをしませんが、お出迎えしてくれましたよ。
結構大きくて存在感がすごかったです。
ショーの中身はボクシング。
まずは余興のようなもので始まります。
オランウータンが一輪車に乗りながら輪っかをクルクル。めちゃくちゃ器用ですね!
いろんな乗り物を乗りこなしてます。
ここからがボクシングです。
ダウンした選手に包丁を持って登場したナースのオランウータン。
ただボクシングをするだけじゃなくて、いろいろギャグ的なものも織り交ぜてあるので楽しいです。
最後には全員で挨拶も。
動画はこちら
ショーを楽しむために
5つのショーをやるステージはそれぞれ少しずつ離れた場所にあります。
もちろん歩いて移動できる距離ですが、便利なのが列車。
それぞれのステージには駅があるので、歩かなくても簡単に次のステージに移動できるんです。
タイガーショーのあるステージ前にある「タイガーステーション」
こんな感じの列車に乗って楽々移動!
列車の中はこんな感じです。
この列車は有料。1人2ドルですよ。
プノンペンサファリの動物たち
プノンペンサファリの動物たちを紹介しましょう。
小動物から猛獣までいろんな動物がいます。
鳥
サファリの入口を入ってすぐのところにあるのは鳥の展示。
いろんな種類の鳥がいました。
色鮮やかなオウム
首の部分だけ白い鳥。
それなりの大きかったです。
奥の鳥はフラミンゴかな?
これはクジャク。羽を広げるとそれは美しい!
魚
出口近くにあるのは魚の展示。
鯉の池。
この池には色鮮やかな鯉がたくさんいましたよ。
鯉の餌やりです。1ドル。
こんな感じで哺乳類に入った餌を水に入れると、鯉がうじゃうじゃ集まってきました。
鯉の餌やりの動画はこちら。
鯉の池にいたお兄さん。なんと白い蛇を首にぶら下げていてビックリ。
恐る恐る触ってみると結構固いんですね。
ここはアマゾンの水槽です。
ちょっと暗くて見えにくいですが、中には世界最大の淡水魚・ピラルクが悠々と泳いでました。
これは別の鯉の池。カンボジアらしい像が池の中に立ってます。
動物
動物もたくさんいましたよ。
これはクマ。ほとんど動かずに寝てました。
ライオン。迫力ありますね!
鹿もたくさん。
網のところまでやってきて草をねだります。
カンガルー。結構怖い顔つきですね。
キリンだっていますよ。
大きなワニ。ワニの池は大きくてたくさんワニがいました。
真ん中のワニが大きくてめちゃくちゃ恐ろしかったです。
ここはカメの展示。
本物のカメより、タートルズが気になって仕方ありません。
本物のカメはこんな感じです。結構地味でした。
このケージの中にはサルがいます。
小さなサルが集まってきました。
ボートに乗って園内を回れるよ
サファリの中には水路が張り巡らされているのでボートも楽しめますよ。
ボートは有料。
ちょっと値段は忘れてしまったんですが、3ドルくらいだったと思います。
ここがボート乗り場。ここでお金を払ってください。
こんな足こぎボートに乗れます。
ボートに乗って園内をぐるっと回ります。
太陽が照りつけている時にはかなり暑いので、水分補給をお忘れなく。
かなりいい運動になりました。
象に乗ろう!
なんとプノンペンサファリでは象にも乗れるんです!
料金は1人3ドル。
象乗り場の手前にチケットカウンター(机が置いてあるだけですが)があるので、ここでチケットを買います。
チケットを購入したら、階段を上がって乗り場まで。
象1頭に対して2人まで乗れます。
象の上はなかなかバランスも悪くて、慣れるまではちょっと怖いかも。
日差しが強いので大きな傘を貸してくれました。
象に乗っている時は傘を差しておくと安心です。
ただ、傘を差しながら象につかまるので、ちょっと怖い。
これは必須ではありませんが、象から降りたら1ドルくらいチップをあげると喜ばれますよ。
もっと本格的に象に乗りたいなら、モンドルキリがおすすめです。
小動物に餌をやろう!
動物とのふれあいコーナーもありました。
ウサギ、ヤギなどの動物に餌があげられます。
餌の草は有料です。たしか1〜2ドルくらいだったかな。
ウサギの餌やり
ヤギは大きいので迫力ありますね。
なんとトラの赤ちゃんまでいました!
出口ではお土産も買えるよ
出口はこのお土産ショップの向こう側。
プノンペンサファリにはオリジナルグッズなど、たくさんのお土産が売られてました。
プノンペンサファリオリジナルの帽子とトートバッグ。とても爽やかな感じでいいですね。
動物のぬいぐるみ。かわいい!
暑いカンボジアではうちわ、扇子もあるといいですよ。
マグカップ。
プノンペンサファリのキャップ
白いライオンのぬいぐるみ。どこかで見たようなデザインですが……
プノンペンサファリは1日かけて楽しめるよ
プノンペンサファリで一番のみどころは、やはり5つのショーですね。
- バードショー(9:15、13:20)
- タイガーショー(9:50、13:55)
- 動物たちのショー(10:25、14:30)
- クロコダイルショー(11:00、15:05)
- オランウータンショー(11:35、15:40)
これらのショーをだけでも2時間ほど楽しめます。
それに加えて象やボートに乗ったり、動物の餌やりなど楽しいトラクションがいっぱい。
丸1日かけて思う存分楽しめますね。
ぼくはお昼12時くらいから夕方4時くらいまでいたのですが、少しせわしなかった印象です。
できれば午前から行って、もっとゆっくりといろんなものを見てまわると良いかなって思いました。
プノンペンサファリへは、プノンペンの街中からはトゥクトゥクやタクシーなどを利用するのが便利です。
片道1時間弱、5ドルちょっとで行けます。
トゥクトゥクやタクシーを利用する時は配車アプリが便利です。
あとは公共交通機関のシティバスもプノンペンサファリまで運行しているようです。
シティバス6番線のバスをプノンペンサファリで見かけました。
シティバスなら1人1,500リエル(約40円)でどこまででも乗れるので、お金を節約するならバスを利用してもいいでしょう。
シティバスの乗り方はこちらで詳しく紹介しています。