ぼくはネパール人(ヒンドゥー教徒)の友人に日本のカレーを作ろうとしたことがあります。
そして致命的な失敗をおかして、カレールーを入れる直前、肉じゃがに変更しなければならなくなってしまったんです。
友人が言ってくれたから良いものの、もし言われてなかったらとんでもないことをしてしまうところでした。
このページではヒンドゥー教徒に日本のカレーを作るとき、一番注意しないといけないことについて紹介します。
本当に注意しないといけません!
ヒンドゥー教徒にとっては牛は神聖なもの
カレーといえばビーフカレーですよね。
いきなりですが、この時点でアウトです!
ヒンドゥー教徒にとって牛は神聖な動物。
牛肉は絶対に食べてはいけません。
だからカレーの具材には牛肉を使わず、豚や鶏肉を使うようにします。
カレールーに潜む落とし穴
具材に牛肉を使わなければ、それですべてOKではないんです。
落とし穴はカレールー。
冒頭で肉じゃがを作ることになってしまった原因もカレールーだったんですよ。
実は日本で売られているカレールーには牛脂が入っているものがあるんです。
ヒンドゥー教徒にとっては牛脂も牛なので、食べてはいけません。
カレーを作る時には、カレールーの原材料をしっかりと見て牛脂が入ってないことを確認してください。
いろいろあるカレールーの中でも、エスビーのカレールーには牛脂が入っていませんでした。
ヒンドゥー教徒にカレーを作る時にはエスビーのカレールーを選ぶといいですよ。
レイ
念のためエスビーのカレールーも原材料を確認してね!
もちろんカレー粉もOK。
友人がネパールカレーを作ってくれた時には、カレー粉を使って作ってました。
牛乳は食べてもOK
ヒンドゥー教徒は牛肉や牛脂はダメなんですが、牛乳は食べてもいいんだそう。
牛乳は、神聖な動物「牛」の乳なので飲んでもいいらしいのです。