ぼくはカンボジアに行くと必ず屋台に立ち寄ります。
屋台のごはんは安くておいしいので、手軽に食事をするにはもってこいなんです。
でも衛生面でも気になることもありますよね。
基本的に屋台には食材を冷蔵庫に保管していることはないし、食材も路上にそのまま置かれているので気になるかもしれません。
でも、2014年あたりから屋台は大きく変わりました。かなり衛生的になったんです。
2011年にみた不衛生な屋台
ぼくがカンボジアに住みだした2011年には、お世辞にも屋台は衛生的とはいえませんでした。
- 食材がハエや砂ぼこりの舞う場所に置かれている
- 屋台には紙ナプキンが散乱
- コップは使い回し
屋台の多くは、車やバイクがひっきりなしに走る道路にあります。
その道路には簡単なテーブルとイスが置かれていて、そこで調理された料理を食べるんです。
ぼくがよく通っていたバイサイチュルーク(焼豚ごはん)のお店はこんな感じでしたよ。
- 車やバイクがひっきりなしに通って、砂ぼこりを巻き上げる
- 食材はケースに入れられることなくむき出して置かれている
- テーブルの下にはお客が捨てたティッシュペーパーが散乱
- テーブルはボロボロ
- テーブルの上に置かれたコップは使い回しで洗わない(お客が使う前にティッシュで拭いて使う)
めちゃくちゃおいしかったんでほぼ毎日通っていたんですが、味が普通ならここでは食事をしたくないですよね。
もちろん、この屋台だけがこんな状態ではありません。
屋台のほとんどがこんな状態だったんです。
2014年ころから衛生的になりだした屋台
2014年ころから屋台の状況が変わり始めたんです。
これまではテーブルの上にそのまま置かれていた食材が、ガラスのケースに入れられるようになりました。
飛んでくるハエをお店の人が手で追い払っていたんですが、もうそんなことする必要がなくなったんです。
車やバイクが巻き上げる砂ぼこりからも守られるので、とても衛生的になりましたよ。
さらにテーブルの下に直接捨てられていたティッシュペーパーも激減した印象を受けました。
以前もゴミ箱は置かれていたんですが、あまり使わずに地面に直接捨てる人がとても多かったんです。
でも、今ではしっかりとゴミ箱にゴミを捨てる人が多くなりましたね。
そして使い回しのコップ。
今でもありますが、お店の人がきれいな新しいコップを出してくれるお店が多くなりましたよ。
以前はお茶を飲みたくても、使い回しのコップを使うのがイヤでミネラルウォーターや他の店で買ったコーヒーを持ちこんでました。
今ではそんなことを心配する必要はほぼいりません。
テーブルだってきれいになってるし、以前に比べてほんとうに快適に食事できるようになったのが嬉しいですね。
屋台で食事をしよう!
昔と比べてずいぶんと衛生的になった屋台。
カンボジアに行ったらぜひいろんな屋台料理を楽しんでみてくださいね。
カンボジアにはいろんな種類の屋台がありますので、いろいろ楽しめますね。
- バイサイチュルーク(焼豚ごはん)
- クイティウ(スープ麺)
- ボボー(お粥)
- ローチャー(焼きうどん)
- ノンパンパテ(フランスパンのサンドウィッチ)
- タックロロ(フルーツジュース)
カンボジアに毎年行く人間がおすすめする「絶対に食べたいカンボジア料理」を紹介するよ
ちなみにカンボジアでは、日本のようにおしぼりなどは一切ありません。
汚い手で食べるのがイヤならウェットティッシュはかばんに一つ入れておくと安心です。