大規模デモが発生
救国党によるプノンペンでのデモは25日が最終日。大使館からの情報によると25日の午前中にはオーストラリア大使館、ロシア大使館、日本大使館、インドネシア大使館及び中国大使館へデモ隊が向かうことになっているらしいです。朝から独立記念塔周辺では武装警官や放水車が配備され物々しい雰囲気に包まれていました。
デモ行進は当初予定されていた経路とは違い、独立記念塔からノロドム通りをずっと南下してきました。ノロドム通りを埋め尽くす人は長さ2km以上、数万人規模だと思います。トゥクトゥクの屋根にはスピーカーが設置され何やら大声で訴えて、各国の国旗、救国党の旗を振った人などがどんどんとやって来ます。23日にもデモ行進を見かけたのですが、今回のデモ行進の規模はそれを遙かに上回るものでした。
このデモ行進を見て、カンボジアの政府に対する国民の不満がいかに高まっているのかを肌で実感することができました。この先カンボジアはどうなっていくのか気がかりです。