こんにちは、カンボジア大好きレイです。
今回はカンボジア料理を作るよ!
作るのはぼくがカンボジア料理で2番目に好きな、豚肉の生姜炒め(チャークニャイ・サイチュルーク)です。
カンボジアではポピュラーな生姜炒め「チャークニャイ」
カンボジア料理ってあまり馴染みがありませんよね?
タイ料理やベトナム料理は日本にもたくさん店があるのでイメージしやすいと思いますが、カンボジア料理の店は日本にあまりないのでイメージしにくいです。
こんな風に思われるかも知れませんが、カンボジア料理の多くは全然辛くありません。
むしろ、日本人にも親しみやすい素朴な味わいの料理が多いんですよ。
今回は、ぼくがカンボジア料理で2番目に好きな料理「チャークニャイ・サイチュルーク」を作っていきましょう。
せっかくなので少しカンボジア語についても喋らせてください。
この料理の名前「チャークニャイ・サイチュルーク」の意味についてです。
まず最初についている「チャークニャイ」から。
「チャー」とは「炒める」という意味、そして「クニャイ」は「生姜」っていう意味です。
炒める + 生姜 = 生姜炒め
そして後半の「サイチュルーク」についても説明しますね。
「サイ」は「肉」で、「チュルーク」は「豚」という意味。
ということで、こうなります。
肉 + 豚 = 豚肉
全部まとめると、
炒める + 生姜 + 肉 + 豚 = 豚肉の生姜炒め
こんな感じです。だから肉の名前を変えるといろんな生姜炒めになります。
チャークニャイ・サイモアン(鶏肉の生姜炒め)
チャークニャイ・サイチュルーク(豚肉の生姜炒め)
カンボジア語の説明はこれくらいにしておいて、カンボジア料理の生姜炒めについて簡単な説明を。
カンボジアの生姜炒めは、日本の生姜炒めとはまったくの別物です。
日本で生姜炒めといったら生姜風味の豚肉焼きですよね。
一方、カンボジアの生姜炒めは生姜が超主張しています。
肉はおまけ。生姜がメインなんです。
これがカンボジアの豚肉の生姜炒め。生姜と豚肉しか具材は入ってません。辛そうでしょ?でも生姜好きにはたまらんのです。
それでは作り方を紹介しますね。
あっ、ちなみにぼくがカンボジア料理で1番好きなのはニガウリ(ゴーヤ)の肉詰めです。
カンボジア風・豚肉の生姜炒めの作り方
材料(1人前)
- 豚肉:100g
- 生姜:50g
- にんにく:2片
- 醤油:6ml(約小さじ1)
- 砂糖:5g(約大さじ1/2)
- ナンプラー(魚醤):ごく少量
作り方
チャークニャイの作り方はとても簡単。
1.食材をカットする
まずは豚肉を一口サイズに切ります。
使う豚肉は野菜炒め用のこまぎれ肉でOK。
つぎに生姜の準備をしましょう。
生姜は皮をむいて、千切りにしてます。
スプーンを使って生姜の表面をこするようにすると簡単に皮がむけます!
皮を向いたら薄切りにしてから千切りに。
スライサーがあったら簡単に千切りにできますよ。
本場カンボジアではスーパーに行くと千切りになった生姜が売っているので便利でした。
残念ながら日本でも千切り生姜は売ってないので、自分で作りましょう。
千切りにするのが面倒なら薄くスライスするだけでもOKです。
お好みでどうぞ。
2.具材を炒める
フライパンに少しだけ油をひいて、中火でじっくりと豚肉を炒めます。
豚肉に火が通ったら生姜を入れてさらに炒めますよ。
生姜がしんなりとしてきたら、砂糖を加えてよくかき混ぜてください。
その次に醤油を入れてさっと炒めます。
これでだいたいの味は決まってるんですが、東南アジア風にしたいならナンプラーをほんの少し加えると一気に香りが変わって本場のような味になりますよ。
これで完成!
チャークニャイ単体で食べると少し濃いので、白ごはんと一緒に食べるのがおすすめです。
カンボジアでは熱々の白ごはんの上に、チャークニャイののせて一緒に食べるのが定番。
毎日でも食べたくなるおいしいカンボジア料理ですよ。
日本でプロのカンボジア料理を食べるならバイヨンがおすすめ
東京には本格的なカンボジア料理が食べられるお店があります。
ここでチャークニャイを食べました。
カンボジア人のシェフが作るとこうなります。
これは豚肉ではなくて、鶏肉の生姜炒め(チャークニャイ・サイモアン)です。
カンボジアの食堂のようなところではあまり彩りがよくない茶色っぽいチャークニャイがよく出てきますが、レストランでは彩りもよくておいしそうですね。
生姜だけじゃなくて、パプリカやネギなど色とりどりの野菜が入っていて華やか!
この料理を食べられるのは、東京にあるカンボジア料理レストラン・バイヨン。
とても人柄のいいシェフがやっている素敵なお店です。