プノンペンはトンレサップ、メコン、バサックという大きな3つの河が交わる場所にあります。
そしてこの大きな河を1時間ほどで巡るクルーズが観光客や地元の人たちに人気なんです。
料金は1人5ドルほどとお手頃価格なんで、プノンペン観光のコースにぜひ入れてください。
メコン河クルーズは1時間5ドル
メコン河クルーズは夕方に夕日を見ながら楽しめるサンセットクルーズや夜間のナイトクルーズなどがあります。
プノンペンのリバーサイドを歩くと、川沿いにはクルーズの看板が目に入ってくるでしょう。
クルーズの案内板。
クルーズ船の乗り方と料金
クルーズ船はリバーサイドから乗れます。
ぼくが乗ったクルーズ船の乗り場はナイトマーケットのすぐ目の前にありました。
プノンペンのナイトマーケット。
この看板に時間と料金が書いてあります。
クルーズの種類と料金を載せておきますね。
サンセットクルーズとナイトクルーズはどちらも1時間コースで、5ドル(763円)です。
サンセットクルーズ | |
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5:00pm〜6:00pm | 5ドル+ドリンク(外国人) 5,000リエル(カンボジア人) |
5:15pm〜6:15pm | |
5:30pm〜6:30pm | |
ナイトクルーズ | |
6:00pm〜7:00pm | 5ドル+ドリンク(外国人) 5,000リエル(カンボジア人) |
6:30pm〜7:30pm | |
7:00pm〜8:00pm | |
7:30pm〜8:30pm |
この他にもシルクの島に行くクルーズもありますが、これは時間もかかるし料金も高め。
ぼくは別の機会で島に行ったことがありますが、素朴でなんだか懐かしい雰囲気でよかったです。
シルクの島もおすすめですよ。
ちょっと脱線しましたが、この看板のところに係の人がいるのでお金を払います。
外国人はドリンク1本無料なんでもらいましょう。
カンボジア人や追加でドリンクがほしい人はお金を払ったらいくらでも買えます。
チケットをもらったら船へ。
船はこちらです。
堤防から下へ降りていくとたくさん船が停まってました。
豪華な船も。いろんなクルーズがあって豪華なディナーを楽しめるのもあるんです。
船へはちょっと頼りない板を渡って乗り込みます。
船は2階建て。1階はこんな感じでイスとテーブルが並んでます。
おすすめは2階です。解放的でめちゃくちゃ気持ちいいですよ。
プノンペンからメコン河の対岸を回る遊覧ルート
一応クルーズは出発時刻が決まっていますが、実際はアバウトな感じ。
このクルーズも10分ほど遅れて出発しました。
まずはサップ河を下って行き、メコン河との合流地点へ向かいます。
夕暮れ時はたくさんの人がリバーサイドに集まってますね。
有名なお寺「ウナロム寺」の前を通過。
さらに下ると王宮です。工事中だったので眺めはイマイチ。
サップ河とメコン河が合流する地点へやってきました。
正面左の方に見えるのがダイアモンドアイランドという人口の島です。
ここから船はメコン河を横切るように進路を変えていきます。
プノンペンとメコン河の対岸の街を結ぶフェリーです。
この大きな建物はソカホテル。サップ河とメコン河の合流地点にあります。
サップ河とメコン河の合流地点からメコン河を見るとこんな感じ。
大河と言われるだけあってめちゃくちゃ大きいです。
メコン河はこの方向に流れていきます。カンボジアからベトナムへ流れていって南シナ海へ流れ込みます。
時期にもよるんですが、メコン河とサップ河は水の色が違うんです。
メコン河は深い緑色。一方サップ河は泥水のような黄土色の水。
船で合流地点を通過する時には、しばらく水は混じり合わずきれいに2色の水が下流に流れていく様子が確認できます。
船はメコン河を横断して対岸近くまで接近。
メコン河の対岸からプノンペンの方を見るとこんな景色が。
夕方にはプノンペンの街のうしろに太陽が落ちていってすごく幻想的。
再びメコン河を横断してプノンペンへ戻っていきます。
サップ河を北上。
右手には新しく開発が進むチュロイチョンバーの街並みが見えます。
ほぼ1時間でもとの場所へ帰ってきました。
ボート1艘20ドルで貸切クルーズが楽しめる
プライベートなクルーズを楽しみたいならクルーズ船の貸切もあるんです。
貸し切りなんてしたらすごく高いんじゃないのって思いますよね?
それがなんと20ドルほどで船を1艘借りられてしまうとしたら良くないですか?
こんな豪華な船を借りました。屋上にも上がれるのでめちゃくちゃ快適。
デートで使えば誰にも気を遣わなくていいし、グループで借りて楽しくクルーズするのも良いですよね。
いろんな用途に使えるんです。
ぼくは会社で借りて、スタッフたちと一緒に乗りました。
ちなみに船内では食べ物の販売はないので乗船する前に飲み物、食べ物は買っておきましょう。
トンレサップとメコンの合流地点から夕焼けに染まるプノンペンの街並みを見るのって最高ですよ。
交渉はカンボジア人に頼むのがおすすめ
貸し切りボートは乗り合いのボート乗り場とは別の場所にあります。
乗り合いの乗り場よりちょっと北側です。
ここに申し訳なさそうに小さな看板が掛かっているんですが、ここが乗り場なんですね。
まずここにいる人(こどもでした)に声をかけると電話で操船する人なんかを呼んでくれます。たぶん家族経営なんでしょうね。
この時に値段やクルーズ時間なんかを交渉するわけなんですがこういう細かいことはカンボジア人にお願いするのが確実ですよ。