カンボジアの首都・プノンペンにあるウナロム寺院は、カンボジアでもとても有名なお寺の一つで多くの人たちがやってきます。
1443年に設立されたとても古いお寺で、カンボジア仏教の中心となるお寺なんです。
このウナロム寺院はカンボジアの中心的なお寺というだけでなくて、日本ともとても深い関係があるんです。
ウナロム寺院に行って見つけた日本との関わりを紹介しますね。
ひろしまハウス
ウナロム寺院の敷地内にある交流施設です。
広島の人たちが中心となって作った施設で、学校に行くことが困難な子どもたちに対して教育や給食の支援をしています。
ぼくは一度ひろしまハウスを見学させてもらったことがあるんですが、この時には5、6人の子どもたちに日本語を教えていました。
先生はカンボジア人。
働いている人やお坊さんが、先生として勉強を教えているんだそう。
みんなとても上手に日本語を話しているのを見て驚きましたね。
先生たちも以前はこのひろしまハウスで日本語を勉強していたとおっしゃってました。
ひろしまハウスを見学した時のことは「プノンペンにあるひろしまハウスで日本語教室を見学したよ」で詳しく紹介しています。
知り合いの日本人女性も、カンボジアに住んでいた時にはひろしまハウスで日本語をずっと教えていました。
その方はカンボジアでの活動を終えて日本に帰国されたんですが、今でも年に1度はカンボジアを訪れて広島ハウスに通われています。
ひろしまハウス
カンボジア「ひろしまハウス」はカンボジアの貧困家庭児童に無償で教育と給食の支援を行っています!
慰霊碑
カンボジアはほんの少し昔までとても治安の悪い国でした。
多くの人がイメージする地雷、ポル・ポトといった暗くて危険な国のイメージそのものです。
この時代に命を落とされた2人の慰霊碑が建てられています。
国連ボランティアとしてカンボジアで活動された中田厚仁さん。
元共同通信プノンペン支局長としてポルポト支配地域に取材へ出かけ亡くなった石山幸基さん。
この2人の慰霊碑です。
中田厚仁さんの慰霊碑
石山幸基さんの慰霊碑
ウナロム寺院のおすすめ
ウナロム寺院には他にもいろいろな見どころがあります。
それほど広い敷地ではないので、短時間でさくっと回れるのでぜひ見てみてください。
百房バナナ
これは日本とは関係ないですけど、ぜひとも見てほしい植物です。
実が恐ろしいほどなるバナナのような植物です。ちょっと気持ち悪いですね。
百房バナナという名前らしいです。
古いお堂でお祓い
ウナロム寺院の裏手にはとても古いお堂があります。
このお堂の前を通ると一人のおじいさんが手招きして中に入るように言ってきました。
このお堂ではお祓いをしてもらえるようで、お水をパッパとかけてもらいましたよ。
「ウナロム」の発音が恐ろしく難しいよ
日本語でこの寺院の名前を書くと「ウナロム」なんですが、これをこのまま読んでも100%現地の人には通じません。
日本語で書き表せないような音なんですよね。
今度機会があったらカンボジア人の友達に発音してもらってご紹介したいと思います。
日本人には発音は無理?ワットウナロムがどれだけカンボジア人に通じるか試してみた
ウナロム寺院はリバーサイドにあるで観光に便利!
ウナロム寺院はリバーサイドにあるお寺なので、とても便利な場所にあります。
近くにはたくさんのホテル、飲食店、王宮やワットプノンなどの観光名所もあるので、いろいろとまわりながら立ち寄ってみるのもいいかも。