日本にたくさんあるB級グルメ。安くておいしい料理はとても魅力的ですよね。
B級グルメでもいろいろあって、全国的に有名なものから、地元の人しかしらないようなニッチなものまでその数はすごい数に上るんじゃないでしょうか。
今回紹介するのは熊本のB級グルメ「ちくわサラダ」です。
熊本のB級グルメ「ちくわサラダ」って?
ちくわサラダ
この名前を聞いてどんな料理をイメージしますか?
ぼくは最初はちくわを使ったサラダと思いました。
ところが、実際にちくわサラダは「サラダ」ではなかったんです。
ちくわサラダとはこんな料理です。
ぼくのイメージしていたものとはまったく違いました。
ちくわサラダは、ちくわの穴の中にポテトサラダを詰めて揚げたものだったんです。
熊本に住む友人の話では、ちくわサラダの元祖はお弁当屋さんの「ヒライ」なんだそう。
このちくわサラダもヒライのものです。
このちくわサラダは「2015 優良外食産業表彰」で「農林水産大臣賞」を受賞しています。すごい!
ヒライのちくわサラダは1本138円(税抜き)とお手頃価格ですね。
ちなみに大葉チーズが入ったちくわサラダも売ってましたよ。
ちくわサラダにもいろんなバリエーションがあるんですね。
ちくわサラダを作ってみよう!
ちくわサラダは見るからにおいしそうですよね。
めちゃくちゃ作りたくなったので、挑戦してみました。
ちくわサラダの材料
ちくわサラダの材料はこちら。
安い食材が手に入る業務スーパーで食材を揃えましたよ。
業務スーパーにはすぐに使える食材が豊富なんで、時間がないときには便利です。
- ちくわ:5本
- ポテトサラダ:適量(そんなに多くなくて大丈夫)
- 飾り付けの野菜:好きなだけ
ポテトサラダを一から作るのは面倒くさかったので、業務スーパーのポテトサラダを使うことにしました。
このポテトサラダは、そのまま食べてもそれなりに美味しいんですよ。忙しい時には便利!
こちらは天ぷらの衣の材料です。
- 卵黄:1個
- 酒:100cc
- 水:250cc
- 塩:少々
- 味の素:少々
- 小麦粉(薄力粉):200g
- 氷:2、3個
作り方
まずちくわの穴にポテトサラダ詰めていきます。
穴を広げてみると…
ビリビリ…
まさかいきなり躓くことになるとは。
ちくわを縦に切れ目を入れることにしましょう。これならポテトサラダを入れられます。
スプーンでポテトサラダをちくわの穴に詰め込みます。
ヒライのちくわサラダもよく見るとちくわの横を切り開いてポテトサラダ詰めていましたよ。
つぎに天ぷらの衣を作っていきます。
ボールに卵黄、酒、水、氷を入れてかき混ぜます。よく冷やすのがポイントです。
天ぷらの衣は冷やしてつくる!
天ぷらの衣は冷やして作りますよ。冷たくすると小麦粉を混ぜた時に粘り気のあるグルテンが作られにくくなって、サクッとした天ぷらの衣になるんです。
氷を取り出してから小麦粉を入れてかき混ぜます。
小麦粉は一度に入れないで2〜3回で入れます。
混ぜすぎると粘り気が出てしまうのでほどほどにしましょう。
油を火にかけて180℃に加熱します。
油はこめ油を好んで使っています。こめ油は酸化しにくい油なので揚げ物にはピッタリです。
ちくわに小麦粉をまぶします。
天ぷらの衣をつけて180℃の油に投入。
揚げる時間は短くてもOK。衣が良い感じの色になったら油から揚げて油を切ります。
半分に切ってお皿に盛りつけてできあがり!
穴の大きなちくわが「ちくわサラダ」にはオススメ
ちくわサラダは想像していた通り美味しいですね。
ちくわとポテトサラダは相性バツグン。でもまだ想像していた味とは違ったんですよ。
今回使ったちくわはごく普通のちくわだったので穴が小さかった。もっと大きな穴のちくわを使ったらもっと美味しいちくわサラダになったはず。
ちくわサラダには穴の大きなちくわを使え!
ちくわサラダは本当に美味しいのでオススメです。
熊本にはこんな美味しいものがあったんですね〜