こんにちは、和菓子大好きレイです。
今回は福岡の代表銘菓「博多通りもん」と大阪名物「みるく饅頭月化粧」の違いについて確かめてみました。
気になっているのはぼくだけじゃないはず!
「博多通りもん」と「みるく饅頭月化粧月化粧」はどう違うの?
この2つのお饅頭がどう違うのかをずっとずっと確かめてみたかったんです。
- 博多通りもん
- みるく饅頭月化粧
「博多通りもん」はその名の通り、福岡を代表するお饅頭なのできっと知ってますよね?
西洋和菓子という、どっちやねん!とツッコミを入れたくなる名前がつけられたお饅頭です。
バターの濃厚な味わいが病みつきになるおいしさ。
とろっとした白あんとミルクを感じさせる柔らかな皮がおいしいですよね。
初めて食べた時にはあまりのおいしさに衝撃をうけましたよ。
今じゃ博多土産の定番中の定番。博多に行くと絶対に買って帰ります。
18年連続モンドセレクション金賞受賞というのも驚き!
一方「みるく饅頭月化粧」は大阪を代表する洋風のお饅頭です。
こんがりと焼いた黄色いお饅頭の中にはたっぷりのミルク餡が入っています。
「みるく饅頭月化粧」は青木松風庵が製造していて、なんと3秒に1個売れているというバケモノのようなお菓子です。
ぼくは関西に住んでるので「みるく饅頭月化粧」の方が馴染みが深いですね。
とってもおいしいのでよく買って食べてますよ。
前からこの2つのお饅頭はよく似てるなって思ってたんですよね。
レイ
味も一緒なんじゃないの?
なんて思うことも。
これまでは別々にしか食べたことなかったんで、この2つのお饅頭が本当に違う味なのか分からなかったんです。
あまりにも気になったので2つを並べて食べ比べてみましたよ。
さて、2つのお饅頭は同じようなお饅頭だったんでしょうか?
博多通りもんと月化粧はよく似てるけどまったく違うお菓子
この2つを食べ比べてみましたよ。
博多通りもん
みるく饅頭月化粧
結論から言うと全く違うお菓子でした。
違ってもちょっとくらいだろう。
そんな風に思っていたんですが、大違いもいいところ。
完全に味もすべて違ってました。
詳しい違いはこのあと紹介していきますね。
2つのお饅頭の違いは形と味
「博多通りもん」と「みるく饅頭月化粧」を食べ比べてみてわかった違いは2つ。
- お饅頭の形と大きさ
- まったく違う味
まずはお饅頭の大きさと形。
それぞれを並べずに食べると、どっちも同じお饅頭だと思っていました。
でも並べてみるとまったく違うんですね。
小ぶりなのは博多通りもん。月化粧は博多通りもんと比べてかなり大きかったです。
そして味も大きく違ってました。
まさかここまで味が違うとは想像していなかったのでショックでしたね。
博多通りもんはめちゃくちゃ濃厚。一方で月化粧はさっぱりとした優しい味だったんです。
平べったい博多通りもんと厚みのある月化粧
2つのお饅頭の形を一言でいうとこんな感じです。
博多通りもん:ねっとりとした触感で小ぶりのお饅頭
みるく饅頭月化粧:さらっとした触感で高さのある大きめのお饅頭
博多通りもんは艶のある小さめのお饅頭です。
手に取ると、指にじゅわーっとした濃厚なバターのようなものがまとわりつきます。
お饅頭の皮はしっとりを通り越えてねっとり。
ものすごく濃厚な味が指先からも伝わってくるようです。
指先で味がわかってしまう。
ちょっと大げさかもしれないですが、こんなお饅頭です。
続いて月化粧。
「博多通りもん」と比べるとお饅頭には高さがあり一回りほど大きいですね。
お饅頭の皮は表面がしっとりとしていますが、指先にまとわりつくほどの濃厚さはありません。
濃厚すぎる博多通りもんと優しい味の月化粧
形だけでなく味もまったく違いました。
博多通りもんは、指先で味わった通りものすごく濃厚な味なんです。
一口食べた瞬間、濃厚なバターのような香りと甘みが口の中いっぱいに広がります。
ねっとりとした餡が特に濃厚で、ものすごく豊かなコクと甘さにノックアウト。
それほどお饅頭は大きくはないんですが、ほんの一口でとんでもないパンチ力。
飲み物なしで1個まるごとは食べられない、そんな強烈な個性を放っています。
レイ
とにかく濃厚!そして甘い!
これは病みつきになるのも分かりますよ。
一方、月化粧は博多通りもんと比べてずいぶんとあっさりとした味に感じられました。
そりゃ、博多通りもんを食べた後に月化粧を食べるとそうなるわ。
みるく餡は一口食べるとおいしいミルクのコクが口の中に広がります。
ほどよくしっとり感のある皮と、優しいミルク餡のバランスは絶妙。こりゃあ3秒に1個売れるのも納得!
どちらのお饅頭もとてもおいしかったですよ。
博多通りもんと月化粧を食べ比べてみて
実際に2つのお饅頭を食べ比べるまでは、どっちも同じようなお饅頭だろうと考えていました。
ところが実際に食べるとまったく違うお菓子で、もうビックリしていまいました。
博多通りもんは小ぶりだけど、とんでもなく濃厚!
コクと甘さが小さなお饅頭に濃縮されていましたね。
甘いものが苦手な人にとっては1個を食べきるのはちょっと大変かな。
月化粧の方は、博多通りもんほど強烈なインパクトはありませんがバランスよくまとまったお饅頭です。
ミルク餡のコクと甘さ、皮の香ばしいおいしさがやみつきになります。
甘いのがちょっと苦手なら月化粧ですかね。
とにかく福岡と大阪を代表するお饅頭はどっちもとてもおいしいので、旅行に行ったらぜひ食べてみてください。
おいしいお饅頭を食べると幸せになりますね!
博多通りもんを買う
「博多通りもん」は福岡を代表するお土産なので、博多駅やお土産物店で購入できます。
もちろんインターネット通販もやっているので、気になったらすぐに食べられますよ。
みるく饅頭月化粧を買う
「みるく饅頭月化粧」は大阪を代表するお土産。
製造している青木松風庵のお店や、大阪のお土産店で購入できます。
もちろんインターネット通販もしているので、簡単に取り寄せできますよ。
大阪の難波には、月化粧の専門店もあって珍しい「月化粧もなか」や「焼きたて月化粧」も食べられます。
月化粧もなか
おまけで青木松風庵のおいしい和菓子も紹介しますね。
青木松風庵は接客がとてもいいのでぜひ行ってみてください。