寒い時期になると国産のレモンが出回ります。
外国産のレモンには防カビ剤が使われているので、皮を使うマーマレードを作るのにはちょっと躊躇してしまいます。
その点、国産レモンは安心して皮ごと使えるので好き。
このページではレモンをまるごと使ったレモンマーマレードの作り方を紹介しますね。
材料はレモンと砂糖だけ!
ぜひ手作りのレモンマーマレードで楽しい朝食を!
レモンは国産がベター
さっきも言いましたけど、レモンマーマレードを作る時には国産レモンを使うのがいいです。
外国産のレモンの多くは防カビ剤などがふりかけられているので、しっかりと洗ったとしてもちょっと不安が残りますよね。
ちゃんと洗ったら防カビ剤が完全に取れるかどうかはぼくにはわかりません。
もししっかりと洗い流せるのなら外国産レモンでもいいと思いますよ。
レモンマーマレードの作り方
材料
レモンマーマレードの材料はたったふたつです。
- レモン:2個
- 砂糖:220g
ちなみにレモン2個で約160gでした。
それに対して使う砂糖の量は220g。
ジャム類はおそろしく砂糖を使っているんです。
一度手作りしてみて、砂糖の多さを実感するのも良い経験になると思います。
手順
それではレモンマーマレードを作っていきましょう。
レモンはしっかりと洗います。
洗ったら半分に切ってください。
果汁を搾って別によけておきましょう。
しっかりと種を取り除いておいてください。
この種にレモンの苦み成分が入っているので、残ったままマーマレードを作ると苦くなっちゃいます。
悶絶する苦さ。レモンマーマレードを作ったら気を失うほど苦くなってしまったその原因とは?
そして種の入ったマーマレードなんて食べにくくて誰も食べたくありません。
こちらは絞ったレモン果汁
ぼくは茶こしで果汁を搾りましたが、絞り器があればそっちの方が楽にできるのでおすすめです。
残った皮は細切りにしておきます。
このまま皮を使ってマーマレードを作りたくなりますが、大事な工程がここで待っています。
これをはしょると超絶苦いレモンマーマレードを食べるハメになるのでご注意を。
この皮には苦み成分がたっぷり入っているので、一度お湯で湯がいて苦みを少し抜いてやる必要があるんです。
鍋にレモン果皮と水を入れて火にかけます。
沸騰したら火を止めて
ざるに上げます。
ここでレモン果皮を食べてみてとんでもない苦みがないかチェック。
まだ耐えられないほど苦ければもう一回茹でましょう。
ほどよい苦みになってたら次へ進みますよ。
鍋にレモン果汁と果皮を入れます。
そして砂糖を投入。信じられない量に恐れおののくと思います。
ジャムって怖いですね…
弱火でコトコト煮込みましょう。
軽く沸騰したらもうすぐできあがり。
とろみがついてきたら火を止めて。
冷めたら完成です!
おいしいパンにのっけて召し上がれ。
レイ
砂糖の量を知ってしまったので、ほどほどの量で食べよう。
くれぐれもつけすぎないように。
ちなみにぼくは泉北堂のパンが大好きです。
さいごに
レモンマーマレードに限ったことじゃないですが、ジャムってめちゃくちゃ砂糖使ってるんですね。
普段なにも考えずにバクバク食べてますが、自分で作ってみるとバカ食いするのもどうかな?って思うようになりました。
今回レモンマーマレードを作ってみて感じたことは、ちょっと粘度が少なめでした。
マーマレードをどろっとさせるのは、レモンに入ってるペクチンです。
今回はレモンの苦みを消すために、一度沸騰したお湯で茹でこぼしました。
この時にペクチンの一部が流れ出てしまったと思われます。
冷やせばある程度どろっとはしたんですが、一般的に販売されているマーマレードと比べるとかなりさらっとした感じ。
もし粘度が足りないと思ったら、ペクチンを追加してもいいかもしれません。
めちゃくちゃ苦いレモンマーマレードを作った時の記録はこちらです。