小笠原諸島の父島は、島といっても結構大きな島。
とても歩いてまわるのは無理なほど、急勾配の坂があったりします。
そんな父島を効率よく回るなら、ぜひバイクや自転車をレンタルしましょう!
バイクがあれば圧倒的効率で島をまわれる
父島内の公共交通手段は村営バスのみ。
小さな町なのでバスも1時間に1本など、決して充実しているとは言えません。
1本乗り遅れたら1〜2時間ほど次のバスを待たないといけないこともあるんです。
そんな時に便利なのがバイク。
バイクがあれば自分が移動したい時、好きな場所に簡単に移動できます。
山の上にある展望台なんかは、そもそもバスが近くを走っていないこともあるので自分で動ける足があるととても心強いです。
ぼくがバイクを借りた小笠原観光では50ccの原付バイクと125ccバイクが選べました。
ぼくは50ccの原付バイクを借りましたよ。
急な坂が多いから50ccで大丈夫かなって思ってたんですけど、意外と急な坂道でもしっかりと上がってくれました。
ぼくが利用したてつ家に泊まっていた他のお客さんは125ccのバイクを1台借りて、2人で島をまわったとおっしゃってました。
小型自動二輪(原付二種)の免許を持っていたら、免許をもっていない人を後ろに乗せて島内を回れますね。
バイクは本当に楽で、6時間のバイクレンタルで父島をこれだけ回れました。
- 大神山神社・公園
- 小笠原海洋センター
- 製氷海岸
- TOMATON(トマトン)
- ハートロックカフェ
- ウェザーステーション展望台
- 三日月山展望台
どれも大村の近くなんでバイクの恩恵を十分に受けたとはいえないけど、移動がめちゃくちゃ楽になったんで良かったですよ。
泊まっているのが大村なら、遠く離れた小港海岸やコペペ海岸、扇浦などへ行くのにバイクはめちゃくちゃ便利だと思います。
なんせバスの本数が少ないし、とても歩いて行ける距離ではないですからね。
小笠原観光の場合、バイクは3時間から72時間までレンタル時間を選べます。
宿が遠い場合には滞在中ずっとバイクを借りっぱなしにしておくと、かなり行動に自由が生まれますね。
もっと長期間滞在する人には1ヶ月まで借りられる「長期レンタル」もあります。
電動アシスト自転車なら免許がなくても楽に島をまわれる
バイクの免許がなくても大丈夫!
島ではバイクの他にも自転車も借りられます。
小笠原観光ではバイクの他に、自転車や電動アシスト自転車のレンタルもやってます。
自転車と電動アシスト自転車。どちらがいいかというとやっぱり電動アシスト自転車ですね。
とにかくこの島は坂が多いんで、楽に移動したいなら電動アシスト自転車にした方がいいでしょう。
ただし電動アシスト自転車の場合、最長でも10時間までしか借りられません。
日をまたいで電動アシスト自転車を利用できないので注意してください。
普通の自転車やバイクは最長72時間まで利用可能です。
小笠原観光でバイク・自転車を借りる
ぼくがバイクを借りたのは港に近い場所にある小笠原観光さん。
レンタルは建物の右にある受付へ。
ここで申し込み用紙に必要事項を記入します。
免許証も提出しないとバイクは借りられないので、バイクを借りる場合には絶対に免許証をお忘れなく。
用紙に記入が終わったらバイクの使い方の説明を受けておしまい。
必要な費用はレンタル料金以外にガソリン代と保険代の300円。
小笠原観光のウェブサイトを見たら、10%オフでレンタルできるクーポンがありました。印刷して持って行きましょう!
基本的にガソリンは返却時に満タンにして返すんですが、ガソリンスタンドが閉まっている日にはバイク返却時に使ったガソリン分を支払います。
そして保険はたしか任意だったと思いますが、なにかあったら嫌なので入っておきましょう。
バイク・自転車のレンタル料金を載せておきますね。時期によって料金が変わることもあるので正確な料金は公式サイトで確認してください。
50cc | 125cc | |
---|---|---|
3時間 | 1,700円 | 2,500円 |
6時間 | 2,000円 | 3,000円 |
10時間 | 2,200円 | 3,500円 |
24時間 | 2,500円 | 4,000円 |
48時間 | 4,000円 | 6,000円 |
72時間 | 4,500円 | 7,500円 |
自転車 | 電動アシスト自転車 | |
---|---|---|
3時間 | 1,000円 | 1,700円 |
6時間 | 1,500円 | 2,000円 |
10時間 | 1,700円 | 2,200円 |
24時間 | 2,000円 | − |
48時間 | 2,500円 | − |
72時間 | 4,500円 | − |
ヘルメットはハーフキャップタイプのものがシートの中に入ってます。
ぼくが借りた時には特に予約せずに借りられたんですが、繁忙期には予約しておいた方がいいでしょうね。
返却は18時までです。
料金などの詳しい情報は小笠原観光のウェブサイトを確認してください。
レンタル品各種|小笠原でのイルカ・クジラツアーなら小笠原観光有限会社(旧父島タクシー)
小笠原のおすすめは?
小笠原のおすすめをいろいろと紹介しますね。
小笠原旅行について
小笠原旅行全般についてはこちら。
【父島】板長の戦跡ツアー
戦跡ガイド一筋の板長が戦争時代の実体験なども交えながら、ジャングルの奥へ入っていろんな戦跡を案内してくれます。
【父島】Fu Rin Sanpoのナイトツアー
小笠原にしかいないオガサワラオオコウモウリや光るキノコ・グリーンぺぺなどを見るナイトツアー。
【父島】C TRIPのイルカウォッチングとシュノーケリング
小さなボートで父島やその周辺の島をまわってシュノーケリングやイルカを見ました。
風邪が強いと結構揺れて大変だけど、目の前にイルカが現れた時の感動はすごかった!
【父島】美しいビーチを堪能する
父島の美しいビーチといえば小港海岸やコペペ海岸。
2つのビーチを見下ろす絶景が最高な中山峠などは必見ですよ。
【父島】海に沈む最高の夕日が見られる「ウェザーステーション展望台」
ウェザーステーション展望台からの夕日は本当に最高でした。時期によってはクジラも見られます。
ウェザーステーション展望台と一緒に見てほしいのが「三日月山展望台」です。
ウェザーステーション展望台からは歩いて山道を歩いて行くんですが、展望台から見下ろす港や町の景色は最高!
【母島】ロース記念館で母島の暮らしを知る
ロース記念館は母島で取れる石「ロース石」や、島の暮らしについての資料が展示してある資料館。
小さい資料館だけど結構見応えありました。
【母島】鮫ヶ﨑展望台から美しい青い海を眺める
さくっと上れる鮫ヶ﨑展望台は、気軽に美しい海が楽しめる展望台。
目の前に広がる海が美しすぎてしばらく見とれてしまいました。
【母島】静沢の森遊歩道でたくさんの戦跡と絶景を見る
静沢の森遊歩道は遊歩道だけど、結構木々の生い茂った中を歩いて行く遊歩道。
途中には砲台や弾薬庫などの戦跡もたくさんありました。
遺跡好きにはたまらないと思います。
サンセットシアターではみごとな景色も楽しめますよ。
【母島】脇浜なぎさ公園は美しすぎるビーチが目の前に広がる
脇浜なぎさ公園はあまりにも美しすぎるエメラルドグリーンの海が目の前に広がる公園。
あまりにも美しすぎて時が経つのも忘れてしまうほど。
小笠原でお土産を買う
せっかく遠くまで来たのだからお土産もいっぱい買いたいですよね。
小笠原の父島でお土産を買えるお店はこちらで紹介しています。
あとはおがさわら丸の船内でも数は多くないですが買えるので、買い忘れた時にはそちらでどうぞ。