無事に外務省での書類審査が終わりました。外務省から戻ってきた書類を持って次は内務省です。
外務省から書類を持って家に戻るとお姉さんが何やらいろいろと次の手続きについて彼女と話をしています。
レイ
いろいろとややこしいと噂に聞く手続きなので、それ相応の準備が必要なのか。
とにかく一番の難関がやってきました。
内務省の近くのカフェで案内人に会う
内務省の手続きも外務省と同様に案内をしてくれる人がいるようです。
お姉さんから言われた通り、彼女と2人で案内人との待ち合わせ場所へ向かいます。
場所はカンボジアの内務省。ここで一人のおじさんと会いました。満面の笑みで人が良さそうな感じ。
内務省の建物は工事中だということで向かいにあるビルの中にあるカフェへ。
工事中の内務省
ビル自体はセキュリティはしっかりしていて、カードキーがないと中には入れないようなところ。カフェはその奥にありました。
どうでもいいですが、Kintetsuっていう文字があったんで日本とちょっと関係あるのかな?
内務省の向かいにあるビル
絶対に営業していないだろうっていう、照明が消えたカフェの中に入って席に着きます。
ここで外務省から返却された書類一式をおじさんに渡して確認してもらいます。
ここで念入りにチェックされたのは収入証明です。
カンボジア人が外国人男性と結婚する時には、男性の収入が月2,500ドル以上が条件となっています。
それを証明する書類を提出するのですが、この書類はかなりしっかりと見られましたね。
とは言うものの、日本の公的な書類(銀行の残高証明や納税証明など)を提出しないといけないわけではなくて、あくまでも月収が記載された書類を提出すればいいだけでした。
口頭では月収が2,500ドル以上あるかどうかはしつこく聞かれましたけど。
あとはいろいろなお話をしておしまい。
入管で書類提出と面談
翌日、再びおじさんに会い一緒にプノンペン市内からバサック川を渡り、国道一号線をしばらく走ったところにある入管へやってきました。
ここでおじさんとは別れて、別の人が表へ迎えに来てくれます。
建物の名前を見るとIMMIGRATIONの文字が。ここは入管のようですね。
まず建物の外にあるテーブルへ案内され、ぼくはパスポート、彼女はIDカードを役所の人に渡してしばらく待ちます。
ここには同じように結婚の手続きに来たと思われる外国人のカップルが数組待っていました。見た感じでは韓国人が多かったですね。
韓国人同士は知り合いみたいで、それぞれが同じタイミングで結婚。
レイ
あの団体の結婚?
そんなことを思いながらテーブルで待つこと数分。まずは彼女だけが呼ばれて中へ。そしてしばらくすると戻ってきましたが、何を話したのかはわかりません。
さらに数分後、今度は2人で建物の中へと入ります。案内されたのは一般的のオフィスのような部屋です。
入口を入ったところにイスがいっぱい並んでいて、ここでしばらく待ちます。表で一緒だった外国人カップルも。
20分ほどするとまずは彼女だけが呼ばれて奥へ。そこでいろいろと話をしているようです。
そして彼女が戻ってきてからさらに1時間以上待ちます。
本当に退屈で飽きてきた頃、今度は2人で呼ばれて書類の記入を行いました。書類は完全にクメール語だけなので彼女にお任せしたのですが、彼女も何を書いていいのかわからないようで、係の人に確認しながら記入していきます。
自分の結婚だけど、ここでも両親の名前、生年月日と職業を記入しないといけませんでした。手続きをする時には両親の情報を準備していくのが大事です。
一通り書類に記入すると拇印を押して、また元のイスヘ。さらに1時間ほど待ちました。
次に呼ばれた時には部屋の一番奥へ向かいます。ここでやっと本格的なインタビューが行われましたよ。
以前聞いていた話では、個別に面談があると聞いてたんですが2人で一緒に面談でしたね。
面談で聞かれた内容はこんな感じです。
- 知り合った場所、時期(知り合った年月日までできるだけ詳しく)
- 知り合ったきっかけ
- 結婚後はカンボジア・日本どちらで住む予定か
- 両親の名前、年齢、職業
面談と聞くとちょっと身構えてしまいますが、感じのいいおばちゃんと喋るだけなので思ったより全然緊張しませんでした。
ぼくのパスポートと彼女のIDカードで書類を作成。それに2人の拇印を押してサインします。
これでこの日の手続きは終了です。いろいろとやってから帰宅しました。
ここからの手続きが一番長くて、手続きが終わるまで約1ヶ月かかるそう。
手続きをしたことがわかる受付票のようなものをもらうので大事に保管しておきます。
受付票
1ヶ月後に婚姻許可の提出書類を受け取る
約1ヶ月後に書類審査が終わったと連絡がありました。相手が忘れているかもしれないので、こっちから連絡した方がいいかも。
再び面談をした入管へ。今度は同じ敷地内の別の建物へ向かいます。
同じように書類を受け取りにきたと見られる人たちがたくさん待ってました。番号札をもらってそのまま30分ほど待ちましたね。
ここではぼくは特に何もしませんでした。彼女だけが部屋の中へ呼ばれて、いろいろやってから封筒に入った書類を3部もらってきました。
もらった書類3部。これを持って各行政区の役場へ行きます。
これで長かった内務省での手続きが終わりました。
役場に提出する書類
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