【カンボジア国際結婚】(4) カンボジア式婚姻に必要な書類を準備する(日本編)

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カンボジアの結婚に必要な書類(日本)カンボジア
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前回のカンボジアでは日本で婚姻届けを出すための種類がもらえませんでした。

方針を転換して、カンボジア方式で婚姻を行うため日本で書類を集めました。

在カンボジア日本大使館のウェブサイトによると、日本人が用意する書類は次の通りです。

  1. 記載済みの婚姻許可申請書のコピー(申請用紙はカンボジア外務省法務領事局で入手します。)
  2. パスポートの顔写真ページ及び有効な査証ページのコピー
  3. 独身証明書(日本で届け出をまだ出していない場合)または婚姻証明書(日本で届け出を出している場合)
  4. 健康診断書(カンボジアの国立病院が発行したもの。)
  5. 警察証明書(日本大使館で申請できますが,およそ2か月を要します。)
  6. 在職証明書(所得額が明記されたもの)とその英訳
  7. 日本大使館発行添え状(当館で作成します。)

このうち日本で用意する書類は次の通りです。

  • 警察証明書
  • 戸籍謄本(3. 独身証明書または婚姻証明書の取得に必要)
  • 在職証明書の英訳
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警察証明書

用意する書類の中で一番大変だったのが警察証明(犯罪経歴証明書)です。

この書類はただ欲しいという理由だけでは発行してもらえません。なぜ必要なのか証明する書類の提出が求められるんです。

提出書類について

カンボジア人との婚姻に警察証明が必要だと証明する書類は「婚姻許可申請書」です。

これに必要事項を記載して提出します。ぼくの場合はこの書類に彼女の情報を記入したものを提出しました。

原本は手元になかったので、相手に記入してもらってデータを送ってもらいました。そのデータを日本でプリントアウトして警察に提出でOKでしたよ。

婚姻許可申請書

婚姻許可申請書

婚姻許可申請書の名前やもらえる場所については以下の通りです。

名称APPLICATION FORM MARRIAGE BETWEEN CAMBODIAN CITIZEN AND FOREIGN NATIONAL
受け取れる場所Ministry of Foreign Affairs and International Cooperation
住所No.3, Samdech Hun Sen Street Sangkat Tonle Bassac Khan Chamcar Mon,Phnom Penh

申請手続きは都道府県によって違うかもしれませんが、ぼくの場所では以下のものを提出しました。

証明書発給の必要性が確認できる書類記入済みの婚姻許可申請書
パスポート有効期限内のパスポート
本人確認書類運転免許証、個人番号カードなど
住民票
警察関係事務手数料収入証紙580円分

手続き

まず警察に電話をして手続きについて確認を行いました。必要な書類が揃っていないと受け付けてもらえないので入念に確認です。

その時に「証明書発給の必要性が確認できる書類」が本当に大丈夫かなど細かく確認しておくことをおすすめします。間違った書類を持っていっても受け付けてもらえないので。

書類が全部揃ったら警察本部に行って手続きを行います。

やることはざっくりとこんな感じです。

  1. 犯罪経歴証明書が必要な理由の説明
  2. 犯罪経歴証明書の申請書に記入
  3. 指紋採取
  4. 犯罪経歴証明書の取扱いについての注意事項の説明

発行には約2週間かかると言われていましたが、約1週間で発行されました。時期によるのかもしれませんが、2週間は見ておいた方が無難でしょうね。

犯罪経歴証明書はこのような封筒に入って交付されます。封がされていて開封した時点で無効となるので絶対に自分で開けたらダメです。また、提出しなかった場合にも返却しないといけません。

犯罪経歴証明書

戸籍謄本

カンボジアにある日本大使館で独身証明書を作ってもらう時に戸籍謄本が必要となります。戸籍抄本ではなく戸籍謄本が必要なので注意です。

日本で取得してカンボジアに持っていきました。

在職証明書の英訳

所属している会社に作成してもらうか、自営業なら自分で書きます。在職証明書は英語、所得額を明記する必要があります。

こんな感じで作りました。

在職証明書

あとがき

さて、カンボジアでは無事に結婚できるのでしょうか。不安しかありません。

日本での準備はしっかりとしたはず。

続きはこちら。

カンボジアの国際結婚に関する記事はこちらからもどうぞ。

カンボジア人との結婚を考え出したきっかけなどについて書いています。

カンボジア人の友人に相談したところ、先に日本で婚姻届けを出した方が良いよということなので日本での婚姻届けの出し方について紹介しています。

コロナで2年間カンボジアに行けなったため、結婚の手続きもストップ。やっとカンボジアに行けたと思ったら必要な書類がもらえないという衝撃の事態に直面してしまいました。カンボジアで結婚を先にするように方針転換しました。

カンボジアで結婚の手続きを行うために日本で用意する書類をまとめました。一番苦労したのが警察証明(犯罪経歴証明書)ですね。

カンボジアで結婚の手続きを行うためにカンボジアで用意する書類をまとめました。日本大使館で独身証明書、病院で健康診断書など準備するものはたくさん。

カンボジアの国立病院で結婚に必要な健康診断書を発行してもらいました。行ったのはカンボジアでも歴史のあるカルメット病院です。

結婚式の打ち合わせでは、式で着る衣装や撮影、メイクアップなどについていろいろ決めました。

結婚式で使う写真の撮影です。プノンペンの写真スタジオで撮りました。

結婚式の招待状を作成して、親戚の家にご挨拶に伺いました。

結婚式前日。式に向けていろんな準備。

早朝からカンボジアの伝統的なカンボジアの結婚式をやりました。

外務省で婚姻の手続き。ここからが本格的な役所対応が始まります。

一番大変と言われる内務省の手続き。すべて終わるまで1ヶ月もかかりました。

外務省、内務省の手続きの次には地方自治体での手続きが待っています。これが終わればカンボジア側での婚姻手続きは終了となります。

日本で婚姻手続きを進めるために必要な、カンボジア語から日本語への翻訳について。

日本で婚姻届を提出しました。注意点も合わせて紹介しています。

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