高級魚の鯛だけどあらは安い
こんにちは。自炊愛好家のレイです。
今回は鯛のあら煮を作ってみました。
鯛のあら煮っていうとめちゃくちゃ作るのが大変そうですよね。ぼくもそう思っていました。
でも実際に作ってみたら全然大変じゃなかったんですよ。
- 鯛の鱗を取る
- 材料を切る
- 材料を鍋に入れて煮る
たったそれだけです。
鯛っていうと高級魚ってイメージがあると思うんですが、あらはリーズナブルなお値段で買うことができるのでとてもお得なんですよ。
今回購入した鯛のあらは2匹分で300円。時には150円で買えることだって。
もちろん安いだけじゃありません。あらはとっても美味しいんです。よく魚が好きな人は頭を食べるって言うじゃないですか?
本当にその通りで、目の周りの肉はゼラチン質が豊富でぷるぷる。本当に美味しいんです。
魚が好きな人は是非とも食べてみてください。
鯛のうま味でごはんが進むのだ
今回作った鯛のあら煮は、だし、醤油、みりん、酒、砂糖で作った汁で煮込んでいます。
この材料を見てもらったら分かるように、美味しいに決まってます。日本人だったら誰もが好きな甘辛い醤油味。そこに鯛から出た脂が混ざり合いコクを出す。
煮汁はこんな感じ。脂が溶け出して美味しそう!
これをおかずにごはん何杯でもいけますね。
圧力鍋で簡単!鯛のあら煮の作り方
今回作る鯛のあら煮ですが、時間短縮のため圧力鍋を使いました。圧力鍋を使うと、固いごぼうなんかもたった3分程度ですごく柔らかくなるんです。時短料理にはおすすめです。
材料
- 水:300cc
- 昆布:5cmくらい
- かつお節:ひとつまみ
- 醤油:50cc
- みりん:100cc
- 酒:100cc
- 砂糖:大さじ3
- ショウガのスライス:5、6枚
- 青ネギ:好きなだけ
- ごぼう:2本
作り方
まずはダシを作っていきます。鍋に水と昆布を入れて火にかけます。
沸騰してきたら少し水を足してお湯の温度を下げます。そしてかつお節を投入。沸騰寸前で火を止めてかつお節が鍋の底に沈むまで放置です。
かつお節が底に沈みました。こうなればOK。
ボールの上にザルを置いてダシを漉します。
次は鯛の鱗を取っていきます。この鱗をとる作業はめちゃくちゃ重要です!
鱗が残っていると、煮ている間に鱗が剥がれてしまうんです。
そうなると見た目も汚いし、口の中に鱗が入ってしまうので食べづらい。
こんなことにならないためにも、しっかりと鱗を取ることが重要なんです。
まずボールの上に置いたザルの中に鯛を入れます。
そして、ザルに入れた鯛のあらに熱湯をかけてください。熱湯をかけることで鯛の皮が縮んで鱗が取れやすくなります。
次に水の中に入れます。この時点で鱗は手で取れるようになっているので鱗をはぎ取っていきましょう。しっかりと残さず取ることが大事。
こんな感じで鱗がボロボロ取れます。
これが鱗を取ったあとのあら。手で触ってみてざらざらとした感じがしなくなったらOK。
鍋に鯛のあらとダシ、醤油、みりん、酒、砂糖を入れます。
ごぼうはきれいに洗ってから皮を包丁で削り、適当な大きさにカットします。あまり小さいと柔らかくなりすぎるので注意。堅めが好きな人は大きめにカットしてください。
切ったごぼうと、臭みを消すためにスライスしたショウガを投入。
そして圧力鍋で3分加圧(高圧)。
圧力鍋の詳しい使い方はこちらを参考にしてください。
これが3分加圧した後の鯛のあら煮です。
この時点でも食べられるんですが、味を染みこませた方が美味しいのでこのまま放置して冷まします。冷ます時にダシが染みこんでいくのでより美味しく食べられるんですよ。
ダシには鯛から出た脂が溶け出して美味しそう。
食べる直前に再び温めるんですが、最後に青ネギを入れて軽く火を通します。それをお皿に盛って出来上がり!
鯛のうま味とダシが白ごはんにめちゃくちゃ合いますね!これはうまい。
残った汁も取っておいて、なにか別の料理に使うと無駄がなくていいですよ。せっかくの鯛のうま味を残さず味わいたいですね。