和菓子には欠かせない黒蜜。
甘くてコクのある黒蜜はお菓子の味をぐっと引き立ててくれますよね。
特にわらびもちを食べる時に無性に欲しくなります。
ちなみに黒蜜って買うものだと思っていませんか?
実はたったひとつの材料で簡単に作れるんです。
このページでは黒蜜を簡単に作る方法を紹介しますね。
黒蜜の材料は黒糖だけ
なんと黒蜜の材料は黒糖だけです。
黒蜜って信じられないくらい簡単に作れるんですよ。5分もあればできてしまいます。
黒糖を水に溶かして煮詰めたら黒蜜のできあがり。
これを知ってしまうともう黒蜜を買う必要はありませんよね。
5分で作れる黒蜜の作り方
黒蜜の材料
黒蜜の材料はたったこれだけ。
- 黒糖:50g
- 水:50cc
要は黒糖と水を同じだけ混ぜたら良いってことです。
このことを覚えておけば欲しい量だけ黒蜜を作ることができますよ。
黒蜜の作り方
まずは黒糖を50g計ります。
話がそれますが、計量はデジタルスケールがおすすめです。
ちょっと前まではアナログのバネばかりを使っていたんですが、デジタルのはかりに変えたら感動的に計量が楽になりました。
デジタルスケールについては最後にちょっと紹介してます。
黒糖を計ったら鍋に入れてください。水もこの中に投入します。
計量カップについて
少量の液体を計る時には小さな計量カップがおすすめです。
大きなやつだと目盛りが50cc毎や100cc毎になっていて使いづらい。
計量カップは大・小の2種類を用意しておくと良いですよ。
鍋を火にかけて黒糖がしっかりと溶けるようにかき混ぜます。
写真のように灰汁が浮いてきます。気になる場合にはとってください。
そのまま放置してかき混ぜ続けたら消えてなくなりました。
しばらくかき混ぜていると完全に黒糖が溶けてとろみが出てきます。とろみが出てきたら完成!火を止めます。
レイ
黒糖の良い香りがしますよ!
あとは冷めるのを待ってから別の容器に移し替えて冷蔵庫で保存します。
これでいつでもおいしい黒蜜が食べられますね。
黒蜜をつかったスイーツ
黒蜜を使ったプリンを作ってみましたよ。
業務スーパーの牛乳パック入りのプリンを使ったらめちゃくちゃ簡単に作れます。
こちらのページで業務スーパーのプリンをアレンジする方法を紹介しているので、カラメルの代わりに黒蜜を使ってみてください。
夏の暑い時には麦茶ゼリーはどうでしょう?
冷たいぷるんとした麦茶のゼリーにコクのある黒蜜をかけて食べるとおいしいですよ。
おまけ:デジタルスケールのいいところ
昔はアナログのバネばかりが多かったですが、今ではデジタルスケールが一般的になってます。
ぼくが実際に使って感じたデジタルスケールの良いところを挙げてみますね。
- 重さが確認しやすい
- ゼロにリセットできる
一番目はとにかく見やすい。大きく数字で表示されるので何グラムかすぐに分かります。
そして地味に嬉しいのがゼロにリセットできるところ。
具体的に説明しますね。
今回は黒糖を50g計ったわけですが、はかりの上に直接黒糖を載せるわけにはいきません。
まずはかりの上に皿を置いて、その中に黒糖を入れて計ります。
アナログのはかりの場合にはこういう手順で計量することに。
- はかりに皿をのせる
- 皿の重さを考慮して黒糖を計量する
例えば皿の重さが78gだったとしましょう。
そうすると黒糖を50g加える場合、皿と合わせて128gの目盛りまで黒糖を入れないといけませんよね。
計量するたびに足し算をしていかないといけないんです。
レイ
面倒くさい!
今回は計量するのが黒糖だけだからまだマシですけど、何種類も入れるってなるとめちゃくちゃ面倒なんです。
それがデジタルのはかりだとゼロにリセットできるので、皿を載せた状態で0にリセットしてやると、黒糖は50gと表示されるところまで入れてやればいいということになります。
めっちゃ分かりやすくないですか?
これがデジタルのはかりをおすすめする一番の理由です。
ちなみにデジタルのはかりには計量できる最大重量が決まっているのに注意してくださいね。
最大1kgと書いてあれば1kgまでならば計れますが、それ以上は計れません。
総重量が最大重量を超えない範囲で使ってくださいね。
当然のことながらこの重量が大きくなればなるほど値段も高くなります。
でも一般家庭で使う分には1kgまで計ることができれば十分かな。