ぼくはカレーが大好きで、家にいれば毎週作っています。
カレーは野菜や肉を煮込まないといけないので、時間がかかって面倒くさいって思うかもしれませんね。
でも、圧力鍋を使ったらめちゃくちゃ簡単に作れるんです。
このページではスーパーなどで売ってる普通のカレールーを使ったシンプルなカレーの作り方を紹介していきますね。
圧力鍋なら材料を鍋にいれて煮込むだけ
圧力鍋を使い始めるまでカレーを作るのはちょっと面倒くさいなって思ってました。
だって、にんじんは固いから火が通るまで時間がかかるじゃないですか。
15〜20分くらいずっと煮込まないといけないのは退屈すぎます。
でも圧力鍋を使うようになってからはずっと気持ちが楽になったんですよ。
だって加圧時間は5分で野菜も柔らかくなりますから。
加圧が終われば後は放置でいいから、他のことに時間が使えるのも圧力鍋の魅力です。
圧力鍋(パール金属)の使い方を写真付きで徹底解説。正しく使えば怖くないよ!
特にカレーは簡単に作れて、お腹いっぱい食べられるから最高!
一回作ったら3日くらいカレーを食べられます。
飽きたらカレーうどんやカレードリアを作ったりもできるので使い勝手がいい料理です。
カレーの作り方
カレーの作り方はめちゃくちゃ簡単です。
ざっくり手順を紹介します。
- 野菜と肉を切る
- 材料を炒める
- 煮る
- ルーを入れて煮詰める
ぶっちゃけ面倒なら材料を炒めなくてもいいし、ルーを入れた後もさっと煮込むだけでも大丈夫。
本当に簡単なんで気楽に作っていきましょう!
材料
今回は特に変わりばえのしないオーソドックスなカレーを作りますね。
材料はパッケージに書いてある通りにしてもOKです。
ぼくはにんにくが好きなんでいつも入れてます。
- じゃがいも:3個
- にんじん:1本
- たまねぎ:2個
- 肉:200g
- にんにく:5片
- カレールー:1箱
手順
それではカレーを作っていきましょう。
まず圧力鍋に油を入れて火にかけます。
すぐに薄切りにしたにんにくを入れて弱火で炒めましょう。
ぼくは炒めるんですけど、もっと大きい粒のまま投入しても全然問題ありません。
お好みでスライス・大粒を選んでください。
にんにくを炒めている間に野菜と肉を準備。
にんじんは乱切り。
圧力鍋を使うんで、少々大きめにカットしてごろごろ食感を楽しむのもアリですね、
たまねぎはくし切りに。
煮込むとほぼ溶けてなくなるので、切り方はなんでもいい気がします。
肉も一口サイズにカット。
本当は牛肉を使うとおいしいんですが、節約のため豚肉で作ります。
まずは肉を鍋に入れて炒めていきましょう。
これくらいまで炒めてください。
続いてにんじんとたまねぎを投入。
少ししんなりするまで炒めます。
今回は昔からある定番のカレールー「ハウス バーモントカレー」を使いますね。
バーモントカレーは1箱でたくさん作れるんでよく使うんです。
レイ
カレーは大量に作って何日もかけて食べたい
裏には作り方。野菜が炒まったら水を入れて煮込みましょう。
ここで気をつけるのは水の量。
ハウスのカレールーには水の量が2種類載ってます。
- 通常の水の量
- ふたをする場合の水の量
ふたをすると水分の蒸発が少なくなるので、入れる水の量は少なめ。
圧力鍋で作る時には「ふたをする場合」を選んでください。
他社メーカーで水の量が1つしか書かれていない場合には、書いてある水の量を1割減らして作るとおいしくできます。
ぼくは書いてある水の量をそのままにして作ったことがありますが、めちゃくちゃ水くさくて不味いカレーになりました。
圧力鍋でカレーを作る時には水は少なめにするのは鉄則です。
ここ一番大事なポイントなんで覚えておきましょう!
それでは水を鍋の中へ。
こんな感じになりました。
圧力鍋のふたを閉めて、圧力ダイヤルを高圧にセット。
強火で一気に加熱します。
はじめは丸い穴は開いた状態。
中が沸騰して蒸気がたまってくるとピンが持ち上がって圧がかかるようになります。
さらにダイヤルから蒸気が出てきたら弱火に。
ここからが加圧調理です。
弱火で5分間放置。
その間にじゃがいもを準備しておきましょうか。
やっとじゃがいも登場です。
ずっとカレーにじゃがいも入れないんかい!って思ってたかも知れませんね。
じゃがいもは煮込み過ぎるとボロボロになっちゃうんで最後に入れます。
さすがに生のまま最後に入れても歯が折れてしまうおそれがあるので、別でほどよく火を通しておきましょう。
ちなみにぼくはちくわで歯が折れたことがあります。
じゃがいもの調理はレンジが便利です。
洗ったじゃがいもにフォークで何カ所か穴を開けます。
これはじゃがいもの中で発生した蒸気を外に逃がすため。
50%の確率でこの行程を忘れてしまいますが、特に困ったことは起こりませんでした。
念のために開けるくらいの認識でいいかと。
穴を開けたじゃがいもを1個ずつラップで包みます。
そしてレンジで3分加熱してください。
この時、一気に3分するのではなくて1分30秒で一度ひっくり返しましょう。
同じ向きにすると加熱ムラができてしまいます。
じゃがいもが大きい時には3分では火が通らないので、時間を延ばすなり調整してくださいね。
レンジから取り出した時に握ってみて、柔らかくなってたらOKです。
素手で握ると大やけどするので鍋つかみなんかを使うと安全。
レンジで加熱したじゃがいも。
火が通っているので簡単に切れます。
皮も手で簡単に剥けるので楽ちん。
くれぐれも火傷しないように。
ちなみにぼくはよく火傷します。全調理工程でもっとも危険なところなので気持ちを引き締めていくのをオススメします。
加圧が終わって、鍋のピンが下がったらフタを開けてください。
さあ最後の行程です。ルーを入れましょう。
勢いよくルーを入れると熱湯が跳ね上がって火傷します。
ゆっくりとルーを入れるのが肝心です。
ルーを入れたら弱火にしてよくかき混ぜます。
中でルーが固まらないようにしっかりとよくかき混ぜてください。
ルーを入れたら5〜10分くらい弱火でコトコト煮込みます。
時々しっかりと鍋をかき混ぜてくださいね。
意外と鍋の底の方は焦げつきやすいんです。
焦げたら最後、めちゃくちゃスモーキーなカレーを食べないといけなくなるので本当に注意してください。
じゃがいもを入れるのは本当に最後でいいです。ラスト1分くらいで投入。
じゃがいもが崩れないようにゆっくり優しくかき混ぜます。
これでカレーの完成です!
らっきょうと一緒にどうぞ!
さいごに
市販のカレールーを使ったシンプルなカレーの作り方を紹介しました。
圧力鍋を使うと煮込み時間が短縮できるのでカレー作りも楽しくなりますよ。
ちなみに圧力鍋の威力がもっと発揮できるのは牛すじを使ったカレーですかね。
圧力鍋を使えば固い牛すじだって短時間にトロトロに。
牛すじカレーの作り方はまた今度紹介しますね。
カレーライスになくてはならないごはんだって、圧力鍋を使ったら加圧1分です。
残ったカレーはカレードリアにして食べましょう。