こんにちは、毎年カンボジアに行くレイです。
カンボジアの首都・プノンペンは、最近ではどんどん発展して日本の企業もたくさん進出しています。
プノンペンのお楽しみというと、やっぱり夜の遊びが多いですね。
お仕事が終わった後に、街中でお酒を飲んだり。
特に日本から出張で来た人なんかは、夜の街で飲み明かすのは定番コース。
でも、プノンペンは日本とは違ってまだまだ危険な場所も多いんです。
特に夜になると結構危険なこともあるので、用心するに越したことはありません。
このページではプノンペンの夜にフォーカスして、安全に楽しむ方法などを紹介したいと思います。
リスク管理は大切!ひったくりが多発するプノンペン
プノンペンは日本と違って犯罪の発生率は高く、昼間でも街中を歩く時には注意しないといけません。
まして夜になるとそういう犯罪に遭う確率はさらに上がります。
ぼく自身はまだ街中で強盗に遭ったことはありませんが、友人は街中でひったくりの被害に遭いました。
- 夜道を1人で歩いてスマホを強奪される(女性)
- トゥクトゥクに乗車中、後ろから来たバイクに荷物を強奪される(女性)
- 自転車に乗っている時、後ろから来たバイクに荷物を強奪される(女性)
- 夜道を歩いている時に後ろから来たバイクにパスポート、現金などをすべて強奪される(男性)
この例を見ると、歩いている時にバイクに乗った犯人に強奪されるパターンが多いです。
できるだけそういう被害に遭わないためにも、自分で自衛できることはしておくべき。
何点か大事なことを挙げておきますね。
- 大勢の人の見ているところで財布やスマホなど高価なものを出さない
- カバンはたすき掛け、前に抱えるなど盗られにくい持ち方をする
- 車道側に荷物を持って歩かない
- わずかな時間であっても荷物を置いたまま席を離れない
- 一人では歩かない
- できるだけ歩かずにタクシーなどを利用する
- 酔い潰れない
日本で生活しているとほとんど意識しないこともあるでしょうが、プノンペンではここまでやるか?ってくらい意識した方がいいです。
海外旅行保険に入っておくのも大事。
プノンペンに行く時には、外務省が提供しているたびレジを利用するといいですよ。
その国の犯罪情報などを知らせてくれるので、結構役に立ちます。
あとは外務省の海外安全情報もチェックしておきましょう。
ひったくりに遭わないためにできること
さっきも自衛の大切さについて触れました。
- 大勢の人の見ているところで財布やスマホなど高価なものを出さない
- カバンはたすき掛け、前に抱えるなど盗られにくい持ち方をする
- 車道側に荷物を持って歩かない
- わずかな時間であっても荷物を置いたまま席を離れない
- 一人では歩かない
- できるだけ歩かずにタクシーなどを利用する
- 酔い潰れない
ちょっと詳しく見ていきますね。
大勢の人の見ているところで財布やスマホなど高価なものを出さない
たくさんの人が集まっているような場所で、堂々と財布や高価なスマホ(特にiPhone)は出さない方がいいです。
100ドル札なんかをちらつかせると、自分はお金を持っているとアピールしてしまうようなもん。
お金を出す時には、カバンの中に財布を入れたまま、他の人から見えない状態で出すようにした方がいいです。
カバンはたすき掛け、前に抱えるなど盗られにくい持ち方をする
カバンの持ち方も大事。
トートバッグなんかはすごくひったくりやすいのでオススメしません。
たすき掛けにできるバックか、リュックサックを前に抱えるのがいいでしょう。
車道側に荷物を持って歩かない
道を歩く時には歩く場所に注意です。
犯人はバイクに乗っていることが多いので、できるだけバイクが走れない歩道の上を歩くと安全ですよ。
車の多い車道側は危険。車やバイクが通れない歩道を歩こう!
歩道でもできるだけ車道側から離れた場所を歩くのがベター。
わずかな時間であっても荷物を置いたまま席を離れない
カフェやレストランでお手洗いに行く時には荷物を全部持っていきましょう。
もちろん信頼できる人が席に座って見ていてくれるのなら大丈夫ですが、そうでないときには絶対に荷物から目を離してはいけません。
ほんの数秒でも盗られる時には盗られます!
席を確保しておきたいなら、盗られてもいいタオルや本なんかを置いて席を離れるといいですよ。
一人では歩かない
昼間はまだ大丈夫ですが、夜はできるだけ2人以上で歩く方がいいです。
特に女性の1人歩きはかなり危険。
どうしても1人で行かないといけない場合には、歩くんじゃなくてタクシーなどで目的地まで行きましょう。
できるだけ歩かずにタクシーなどを利用する
男でも薄暗いプノンペンの夜道を歩くのは勇気がいります。
ちょっとの距離だと大丈夫と思ってしまいますが、意外とそういう時に限って強盗やスリに遭ってしまうもの。
夜はやはり歩くのはおすすめしませんね。
今では簡単にスマホでタクシーやミニキャブを呼べるので、それを利用する方がいいと思います。
料金もたいしたことないので、怪我したり財布なんかを盗まれることに比べたら全然大きな出費ではありません。
酔い潰れない
これは本当に気をつけないといけません。
プノンペンは安いビールもたくさん飲めるので、ついつい飲み過ぎてしまいます。
酔い潰れると自分のことがなにも分からなくなってしまうので、財布を抜かれてもまったく気づけません。
旅行だとついつい飲み過ぎてしまいますが、ここはしっかりと自分を律したいところです。
カンボジアで犯罪に巻き込まれないために気をつけることはこちらにまとめてます。
カンボジアで日本人がひったくりや盗難に遭わないために心がけることまとめ
プノンペンの夜遊びエリアを紹介
ここからはプノンペンの夜を楽しめる有名どころをざっと紹介しますね。
紹介する場所はどこも比較的人が多くて、照明も多めなので比較的安全かなと。
リバーサイド
プノンペンの東側を流れるメコン河、サップ河のあたりはプノンペンで一番夜にぎやかな場所です。
川沿いには大きな歩道が整備されているので、車やバイクを気にせずゆったりと歩けるのが魅力。
広い歩道は南は王宮のあたりから、北はナイトマーケットまでずっと続いています。
プノンペンのナイトマーケット。
日が暮れて涼しい川沿いの道をゆっくりと散歩するとすごく気持ちいいんです。
近くにはサンセットクルーズができる場所もあるので、ボートの上からプノンペンの夕日や夜景を楽しむのもオススメ。
川沿いの道にはたくさんのレストランやバー、クラブ、ホテルが建ち並んでます。
このあたりに宿泊していれば、観光や食事、ナイトライフも全部できちゃいますね。
少し川沿いから奥の方へ入ると、少し薄暗いなって人も少なめに。
このあたりを歩く時にはしっかりと注意して歩きましょう。
もう一つ注意するのは、このあたりには薬物の売人。
道を歩いていると声をかけられることもあるので、完全に無視しましょう!
リバーサイドおすすめのホテルはFrangipani Royal Palace Hotel(フランジパニ ロイヤル パレス ホテル)。
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ボンケンコン
独立記念塔の近くにあるのがボンケンコンと呼ばれるエリアです。
裕福な人たちが住んでいるエリアで、いろんなお店はホテルなんかもたくさんあります。
リバーサイドと比べると規模は小さいですが、こぢんまりとしていて比較的静かなのでぼくは好き。
歩いてすぐのところに独立記念塔があって、夜はライトアップされてとてもきれい。
このエリアはカフェの激戦区で、スターバックスをはじめいろんなカフェが交差点ごとに乱立しています。
外国人、カンボジア人もたくさんやってくる場所ですよ。
ぼくがよく泊まっていたホテルはゴールデンゲートホテル。
外国のスタディーツアーなんかでよく利用される、結構老舗のホテルです。
設備はちょっと古いですが、無料の朝食と洗濯が魅力!
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セントラルマーケット付近
セントラルマーケットの南東には、夜になると賑やかになる場所があります。
メインはゴールデンソリヤモール。
ここには小さなレストランやバーなどがたくさん入っていて、夕方以降は多くの人たちがやってきます。
ゴールデンソリヤモールの周辺にもたくさんのお店がひしめき合っていてかなり賑やか。
ナイトクラブ・PONTOON(ポントゥーン)。
夜にはおいしいピザ屋さんも現れます。
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このあたりは交通量も多く、人もかなりやってくるので持ち物には細心の注意を払ってくださいね。
ぼくの友人はここでスマホを盗まれました。
このあたりにもホテルはたくさんありますが、それなりのホテルならここかな。
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まとめ
プノンペンの夜は魅力的でとても楽しいです。
昼間は暑くてなかなか外を出歩けなくても、日が沈んだ後の涼しい街は散歩にもぴったり。
でも、やはり人が多いところには危険なこともたくさんあるんです。
日本とは違うプノンペンでは、自分の身は自分で守るのも絶対に必要。
しっかりと防犯の意識を持って、楽しく夜のプノンペンを楽しんでくださいね。
最後にもう一度、意識しておくと良いことを挙げておきます。
- 大勢の人の見ているところで財布やスマホなど高価なものを出さない
- カバンはたすき掛け、前に抱えるなど盗られにくい持ち方をする
- 車道側に荷物を持って歩かない
- わずかな時間であっても荷物を置いたまま席を離れない
- 一人では歩かない
- できるだけ歩かずにタクシーなどを利用する
- 酔い潰れない
夜の知らない街を歩くのが不安ならツアーで回るのもありですよ。
万が一の場合に備えて海外旅行保険に入っておきましょう。怪我や盗難などにも対応してますよ。