自炊愛好家は時には冒険をしないといけない。
これはヤバイかも
と思った時でも危険を冒さないといけないのです。
今回はその冒険の記録を残したいと思います。
さつまいもをミルクティーで煮込むという思いつき
なんでこんなことを思ったんだろうね。
さつまいもをミルクティーで煮てみたくなった。
— もりれい@たまねぎ好きの自炊愛好家 (@mori_rei) 2017年3月16日
自分でも全然わかんない。
でも、さつまいもをありきたりな方法で調理したくなかったことは確かなんです。
もっと斬新な方法でさつまいもを食べたい。
そんなことを考えながら道を歩いている時、さつまいもをミルクティーで煮込むというアイデアが浮かんだんですよ。
散歩は偉大だなぁ!
とんでもない発想や発見は散歩の時に生まれるとよく言うけど、まさにそれじゃないか。
神が降臨した!
スイートポテトが美味しいんだからミルクティーで煮たって美味しいはずという仮説
もちろん、さつまいもをミルクティーで煮込むことについてはよく考えてみましたよ。
だってさぁ、かなり危険な雰囲気がぷんぷんするやん。
これまでにミルクティー煮込むという料理を聞かないのは、美味しくないから。
美味しかったらみんなやってるもんね。
一度は作るのを断念しかけました。牛乳はさすがにあかんやろうってね。
さつまいもの煮物レシピを考え中。とりあえずほうじ茶で煮て、最後にバターを入れることは決まった。あとは牛乳で煮るかどうかだ。
— もりれい@たまねぎ好きの自炊愛好家 (@mori_rei) 2017年3月16日
お茶に醤油という組み合わせに軌道修正しようとも。
醤油を使うなら牛乳を入れちゃあまずいよな。醤油を入れないなら牛乳をいれてもいいか?そもそもほうじ茶にバターなんて入れていいもんなのか?
う〜ん、わからなくなってきた。— もりれい@たまねぎ好きの自炊愛好家 (@mori_rei) 2017年3月16日
でも、結局はミルクティーで煮込むことにしたんです。ぼくにそのことを決意させたのはスイートポテト。
スイートポテトっておおざっぱに言うと、さつまいもと砂糖、牛乳なんかを混ぜて焼いたお菓子なんです。
スイートポテトではさつまいもと牛乳が仲良しやん。
このことに気がついてしまったんです。
やるしかない!!
ということでさつまいものミルクティー煮込みを作ることに決定!
さつまいものミルクティー煮込みの作り方
それでは、さつまいものミルクティー煮込みを作っていきましょう〜
材料
まずは材料から。
- さつまいも(シルクスイート):1本(400g)
- ほうじ茶:250cc
- 牛乳:50cc
- 砂糖:15g
- みりん:30cc
- 酒:30cc
- 塩:2g
- バター:10g
本当はほうじ茶じゃなくて紅茶でやりたかったんだけど、切らしていたのでほうじ茶を使いました。あれば紅茶でもOK。
作り方
それでは作っていきましょう〜!
今回使うさつまいもは「シルクスイート」という種類です。甘いのが特徴なんだって。
まずはさつまいもを一口サイズにカット。そして灰汁をとるために水につけておきます。
つけておく時間はだいたい5分くらいかな。何度か水を替えて水が濁らなくなったらOKです。
さつまいもの灰汁抜きをしている間にほうじ茶を用意。水400ccを鍋に入れて、そこにほうじ茶の茶葉を大さじ2杯ほど入れます。そして火にかけてね。
しっかり目にお茶を出したいので5分ほど沸騰させます。これでほうじ茶の準備も完了です。
ここからミルクティー煮込みのメインイベント。調味料を合わせていきます。
ほうじ茶、牛乳、砂糖、みりん、酒、塩を鍋に入れます。
でも引き下がるわけにはいきません。
水につけて灰汁を抜いたさつまいもを鍋にいれます。
美味しくなぁれ!と祈りつつ圧力鍋の低圧で4分加圧。
圧力鍋の使い方はこちらをどうぞ〜
4分の加圧が終わりました。蓋をあけてみると…
でもまだ調理は終わってません。最後の仕上げにバターを投入。
バターがしっかりと溶けるように少しだけ煮込んで完成!
まるで「ドブに浮かぶさつまいも」。その味は?
これはさすがに不味そう。
まるでドブに浮かんでるさつまいもじゃないですか。
ある程度は予想していたとは言え、実物を目の前にするただ立ちすくむしかできない。
でもね、味は大丈夫だと思うの。だって別に変なもの入れてるわけじゃないし…
ちゃんと食べますよ。
味は大丈夫。普通にさつまいもの美味しさですよ。
でもね、残念っていうか、何と言っていいのかわかんないんですけどミルクティーの感じが全くしない!普通のさつまいもやし。
ということで、
あえてミルクティーで煮込む必要なし!
そして何よりも見た目がねぇ…味も特徴的でもないし…
二度と作らないな。
まとめ
今回は思いつきで、さつまいものミルクティー煮込みを作ってみました。
普通に考えたら、こんなキチガイのような料理は作らないと思います。
でも、こうやっていろいろと試してみるっていうのが楽しいんです。自炊の楽しさはここにあり。
ということで、これに懲りずにもっといろんな料理を試していきます!
自炊は永遠なり!