【カンボジア国際結婚】(12) 婚姻申請書をカンボジア外務省に提出

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外務省での結婚手続きカンボジア
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無事に結婚式が終わったわけですが、法的にはまだ未婚。

ここからが本当に面倒くさいと言われる、カンボジアのお役所手続きが本格的に始まります。

手続きの流れはだいたいこんな感じです。

  1. 婚姻許可申請書を外務省法事領事局で受け取る
  2. 必要書類を用意する
  3. 婚姻許可申請書に記入する
  4. 外務省法事領事局に婚姻許可申請書を提出
  5. 後日審査された書類を受け取る
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外務省で婚姻申請書を受け取る

外国人がカンボジア人と結婚するのに必要な婚姻許可申請書を外務省法事領事局に取りに行きます。

外務省法事領事局があるのは、開発が著しい高層ビルが建ち並ぶエリア。

カンボジア外務省

先の尖ったすごく重厚で立派な建物は国民議会。この建物の裏側に外務省はあります。

外務省はとても立派な建物なのですが、書類を受け取るのはここじゃなくて隣にある少しこぢんまりとして建物です。

入口は下の写真の矢印のところにありますよ。

外務省法事領事局

入口には守衛室のような場所があって用件を聞かれるので「結婚したい」というようなことを伝えます。

ここから先はパートナーのカンボジア人にすべて任せた方がいいです。

まずはここで、外国人とカンボジア人が用意する書類について説明があります。

レイ

こういう説明が守衛室であるっていうのも何だかな…

日本人と彼に伝えると、大使館のレターがあるかどうかなど確認されました。

全然知らない日本人の書類の写真を見せられたんですが、個人情報なんてあったもんじゃないなと。

そしてカンボジア人のパートナーとは何やらいろいろとお話をしていました。

書類などすべて完全に準備できてたら良かったんですが、今回は申請書を取りに来るだけのつもりだったので書類はほとんど持って来なかったんですよね。

今回は申請書だけ受け取って、翌日に書類を全部持ってもう一度来ることに。

必要書類を準備して提出

外国人がカンボジア人と結婚するのに必要な書類は日本大使館の情報によれば次の通りです。

婚姻許可申請書と健康診断書以外は大使館で確認してもらってるので特に問題ないでしょう。大使館で返してもらったものをそのまま持っていけば大丈夫。

カンボジア人が用意する書類は次の通りです。

  • 独身証明書
  • 出生証明書
  • カンボジアの国立病院が発行した健康診断書
  • 家族登録書

独身証明書と出生証明書は各行政区の役所で発行してもらいました。

プノンペンの役場

プノンペンの村役場

家族登録書は英語では”FAMILY RECORD BOOK”、カンボジア語では”សៀវពៅគ្រួសារ”といいます。

家族登録書

この1枚の紙に家族の情報が記載されていてとても大切なものなんだそう。

これは原本を提出しないといけないので要注意です。コピーはダメって言われました。

個室で行う簡単な面談

守衛室のようなところで書類の確認等が終わったら建物の中へ。

受付カウンターがある白い部屋です。まずカウンターの人に書類を渡してしばらく待つこと30分ほどでしょうか。

外務省法事領事局

奥へと案内されて向かったのは小さな部屋。

ここでもう一度書類の確認を行います。特に外国人男性とカンボジア人女性が結婚する時には収入の条件があるので、その基準を満たしているか念押しされます。

あとは書類に問題がなければ拇印を押して終了。

書類返却までかかった期間は1週間

外務省での書類審査は約1週間ほど。

審査が終わったらカンボジア人の方へ電話連絡がいくので、再度同じ場所(守衛室)へ向かうと外務省のレターが追加された書類一式を受け取れます。

外務省のレター

外務省のレター

ちなみに、外務省に提出する前は中身が見られなかった警察証明。外務省で開封されたので何が書いてるか見られましたよ。

次は内務省の手続きです。

カンボジアの国際結婚に関する記事はこちらからもどうぞ。

カンボジア人との結婚を考え出したきっかけなどについて書いています。

カンボジア人の友人に相談したところ、先に日本で婚姻届けを出した方が良いよということなので日本での婚姻届けの出し方について紹介しています。

コロナで2年間カンボジアに行けなったため、結婚の手続きもストップ。やっとカンボジアに行けたと思ったら必要な書類がもらえないという衝撃の事態に直面してしまいました。カンボジアで結婚を先にするように方針転換しました。

カンボジアで結婚の手続きを行うために日本で用意する書類をまとめました。一番苦労したのが警察証明(犯罪経歴証明書)ですね。

カンボジアで結婚の手続きを行うためにカンボジアで用意する書類をまとめました。日本大使館で独身証明書、病院で健康診断書など準備するものはたくさん。

カンボジアの国立病院で結婚に必要な健康診断書を発行してもらいました。行ったのはカンボジアでも歴史のあるカルメット病院です。

結婚式の打ち合わせでは、式で着る衣装や撮影、メイクアップなどについていろいろ決めました。

結婚式で使う写真の撮影です。プノンペンの写真スタジオで撮りました。

結婚式の招待状を作成して、親戚の家にご挨拶に伺いました。

結婚式前日。式に向けていろんな準備。

早朝からカンボジアの伝統的なカンボジアの結婚式をやりました。

外務省で婚姻の手続き。ここからが本格的な役所対応が始まります。

一番大変と言われる内務省の手続き。すべて終わるまで1ヶ月もかかりました。

外務省、内務省の手続きの次には地方自治体での手続きが待っています。これが終わればカンボジア側での婚姻手続きは終了となります。

日本で婚姻手続きを進めるために必要な、カンボジア語から日本語への翻訳について。

日本で婚姻届を提出しました。注意点も合わせて紹介しています。

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