カンボジア側での手続きがすべて無事に終わり、残すところ日本側の手続きのみになりました。
カンボジア側はとっても時間がかかりましたが、日本側の手続きはカンボジアと比較すると本当に楽でしたよ。
日本での婚姻手続きに必要なもの
カンボジアで婚姻が成立した後、日本での婚姻手続きを行う時に必要な書類は以下の通りです。
- カンボジアの婚姻証明書(原本と日本語訳)
- カンボジア人の出生証明書(原本と日本語訳)
- カンボジア人のパスポート(日本語訳を添付する)
- 日本人の戸籍謄本
- 日本の婚姻届
カンボジアで用意した書類を翻訳する時の注意
カンボジアの役所でもらった「婚姻証明書」「出生証明書」は日本で提出する時には日本語訳を合わせて提出しなければいけません。
翻訳は専門の業者にやってもらわなくても大丈夫で、正しく訳せるのであれば自分で翻訳しても問題ありません。
ぼくの場合は専門の翻訳業者に依頼したのですが、ここに落とし穴がありました。
まず一つ目は、日本語訳した書類には翻訳者の名前が必要です。翻訳会社の名前ではダメなんです。書類にどれだけ立派な会社のハンコが押してあっても人の名前が入ってないと受け付けてもらえません。
結局、翻訳者として自分の名前を書いて提出しました。
次は訳した日本語の表記が完全に一致していないといろいろとツッコミが入ります。
たとえばプノンペンの区にDaun Penhという区があるんですが、これを婚姻証明書の訳に「ドンペン」と書いて、出生証明書の訳に「ドゥオンペン」と書くとツッコミが入ります。
カンボジア人の名前を日本語にした時の表記揺れもしっかりとチェックされるので気をつけないといけません。
カンボジアから帰国する前に必要書類の確認を!
日本の役所に提出するカンボジア発行の書類は、日本へ帰国する前にしっかりと確認しておきましょう。
メールなどで日本側へ簡単に問い合わせができるので、本当にこの書類でいいのかどうかを徹底的に確認します。
日本に帰ってから役所に行って、書類が違うなんて言われた時には最悪です。またカンボジアに行って書類を取ってこないといけなくなります。
ここは念には念を入れてしっかり確認をしましょう!
あと、カンボジアの書類には再発行がとても大変なものがあるそうです。
日本の役所では原本を提出することが求められるんですが、原本を渡すとカンボジア側が困るという事態も発生しました。具体的には出生証明書と婚姻証明書です。
これも役所に提出する前に、原本は返却してもらうよう必ず伝えるようにしてください。
最初は必ず原本がほしいと役所から言われたんですが、最終的にコピーを原本と見なすという扱いにしてもらい、原本は返してもらいました。
婚姻届けはコピーしてから手続きを
これはカンボジア人との婚姻に限った話ではなく、日本人同士の婚姻でも言えることですが、婚姻届は提出する前にコピーを取っておかないといけないみたいですね。
ぼくは全然そんなこと知らなかったのでそのまま提出したんですが、役所の方がコピーを取って渡してくれました。
婚姻届は提出したら控えが返ってくるとかそういうことはなかったんですね。知りませんでした。
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