カンボジアでの結婚。手続きを着々と進めています。前回はカンボジアで準備する書類についてまとめました。
このページでは健康診断書について紹介しますね。
カンボジア人との結婚で必要な書類に国立病院で発行された健康診断書があります。
どこの病院が国立病院なのかよく分からないのですが、カンボジアで歴史もあって大きな病院・カルメット病院なら結婚に必要な健康診断書を発行してもらえます。
カルメット病院
実際に発行までの手順を紹介します。
事前に用意するもの
カンボジアで健康診断書を作成してもらう時には以下のものを事前に用意して病院に向かいます。
- パスポート
- 顔写真(パスポートと同じサイズ)
- 日本の住所がわかるもの(メモ書きでも可)
- 現金 約100ドル(現金で支払う場合)
顔写真は街中の写真屋で撮影してもらえますよ。お店にもよりますが4枚で約2ドルほどでしょうか。
健康診断書の作成にかかる費用は約100ドル(15,386 円)と思ったより高いです。現金で支払う場合には多めに持っていくといいでしょう。
ちなみにカンボジア人の場合は約半額で約50ドル(7,693 円)です。
受付で結婚のための健康診断書作成を伝える
モニボン通りにあるエントランスから入ると正面に受付があるので、結婚のための健康診断書がほしいと伝えます。
その後は受付の人が建物内の受付に案内してくれるのですが、結婚のための健康診断書を扱える人は限られているようですね。
担当者が誰か教えてもらい、その窓口に並びました。結構割り込まれることがあるので前には絶対に割り込ませないという強い意志を持っておくべきですね。
レイ
カンボジアでは強い意志を持って自己主張しないと損をします
順番がきたらもう一度「結婚に必要な健康診断書がほしい」と伝えます。そこでいろいろと聞かれました。
- パートナーは一緒に来てるか?
- カンボジアの住所は?
- 日本の住所は?
- 支払は現金、QRコード決済、カード?
一旦パスポートと日本の住所を受付で預けてしばらく待つと、書類一式を持ってきてくれましたよ。
前払いで料金を支払う
書類を受け取ると、次は支払いです。
現金、QRコード決済の場合は受付横にある窓口で支払いを行いますが、カードの場合は別の建物での決済になります。
ぼくははじめは現金で払うつもりだったのですが、思ったより高額だったので「カード払いで」というとめちゃくちゃ不機嫌な態度で「カードはどこ!はやく出せ」みたいな塩対応されてしまいました。
レイ
怖い……
カードの支払場所は別の建物で、外の受付の方が連れていってくれます。
カード支払いの窓口に到着すると、窓口の人は書類にスタンプを押しまくってました。ぼくが目の前に座っていても完全に無視。結局50枚分ほどスタンプを押し終わってから自分の分を処理してもらいました。これもカンボジアではよくあることなのでもう慣れました。
血液検査
支払いが終わると受付の正面くらいにある部屋で採血を行います。
まずは受付でもらった書類一式を部屋の入口にある箱に入れるか、係の人に渡して名前が呼ばれるのを待ちます。
名前を呼ばれて中に入るとイスに座って腕を出します。特に何を聞かれるわけでもなく採血されておしまい。
レントゲン検査
採血が終わるともう一度受付に戻ります。次はレントゲン検査のようでまた受付の方の後について別の建物へ。
建物の移動中にまわりを眺めると、通路で患者さんが寝ていたり、食事をしている人もいて日本とはかなり違うなって感じましたね。
レントゲン検査は屋外の廊下で名前が呼ばれるのを待ちます。廊下を埋め尽くすほどの人だったのでめちゃくちゃ待たないといけないのかと思いきや10分ほどで名前が呼ばれました。
レントゲン室の中は一般的にイメージするものと同じで、胸部レントゲンの撮影です。
「1、2、3」と言われたら息を大きく吸って息を止める。日本でもおなじみのやつでした。
健康診断書受取の日時を確認する
すべて検査が終わったら、受付で健康診断書の受取日時を確認します。
ぼくの場合には、2日後の受取りとなりました。
受取りには最初にもらった書類が必要なので忘れないように。
健康診断書の受取り
当日は病院の中にある受付で紙を見せると健康診断書一式を渡してもらえます。
これで健康診断書の取得は完了です。
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